老舗の新しい時代の在り方。2013年は任天堂の時代?!新しいもの、古いもの、すべてが混ざった時代の始まり。

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自分達を見失わずに、本質を追究する会社は強い。日本経済新聞Web版にあった記事を読み、普通の会社では笑われてしまうようなことを、地道にコツコツやっている会社は強いなぁと思ったので紹介したい。

任天堂・岩田社長が語る“本当の”ソーシャルゲーム
「3DS」「Wii U」の逆襲(前編)

任天堂の岩田社長にインタビューした記事。この記事によると、年末商戦は絶好調だったようだ。僕の予想通り、「とびだせ動物の森」が売れに売れた。
11月に書いたこちらのブログ記事で、間違いなく大ヒットすると予想したが、予想通り驚異的な売上げを記録しているようだ。

なんと発売から1ヶ月半で、約230万本の大ヒット。それにつられるように、3DS本体も100万台以上売れたようだ。さらに凄いのが、この230万本の販売本数のうち、ダウンロード版が50万本以上も売れているということだ(現在任天堂は、パッケージソフトを発売と同時に、ダウンロード版の販売している)。

ニンテンドー3DS|ニンテンドー3DSカードソフト ダウンロード版について|Nintendo
ちゃんと新しいビジネスの仕組みにも取り組んでいる。

iPhoneやスマートフォンの普及により、ダウンロードしてソフトを購入するということが少しずつ浸透しているが、¥4,800もするものが50万本以上売れるというのは世界初じゃないだろうか。計算してみると、とびだせどうぶつの森ダウンロード版だけで、なんと24億円の売上げ!!!パッケージ版の生産が追いつかず、どこに行っても品切れになっていたため、こんなにもダウンロード版が売れてしまったということもあるだろうが、それでも、この売上げは驚異的だ。

ニンテンドー3DS専用ソフト『とびだせ どうぶつの森』生産に関するお知らせ
あまりに売れすぎて、社長が謝罪する事態に。

iPhoneのゲームがあまりにも安すぎて、数百円でゲームを買うのが当たり前のようになっていたが、ソフトだけで4,800円、本体が15,000円ほど。「とびだせどうぶつの森」をやりたいなぁと思ったら、合計で20,000円も投資しないといけない物が、この年末に100万人はいたということだ(どうぶつの森をやるためだけに買った訳ではないとは思うが)。さらに大事な点が、この「とびだせどうぶつの森」は、本体と同時に購入する方が、19歳〜24歳の女性が突出して多いとのこと。

「世の中のよくある議論でいうとね、スマホがあるからもうゲーム専用機なんかいらないっていうことになってるじゃないですか。でも、この19から24の女性って、まさにスマホの人たちですよね。女性カジュアルユーザーはゲーム専用機なんかいらない、というけれど、むしろゲーム専用機の価値を再認識していただけているんです」

※記事より引用

どうぶつの森を購入したユーザーの多くが、今一番スマートフォンを使っている、若い女性だったと。スマートフォンがあるからゲーム専用機なんていらないと思われていたが、そうではなかったと。この事実から考えられるのは、面白い物があれば端末は関係ないということだ。特に若い女性は、あまり端末に対する拘りというものがないユーザーじゃないだろうか。常に流行に敏感で、流行っているものを素直に購入するユーザーなんだと思う。だから、今はiPhoneが流行っているのでみんなiPhoneを使っているが、違う端末が流行れば、それが爆発的に売れる可能性があるのではないだろうか。そう考えると、日本の携帯電話業界はもうダメだなぁと思っていたが、本当にいい物を作れば、ヒットする可能性はあるんじゃないだろうか。

新OSのスマホ、ドコモが来年にも発売へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
新しいOSを使ったスマートフォンが出る?!

頑なにiPhoneを取り扱わないドコモに失望している人が多いと思うが、ここでドコモがiPhoneを取り扱っても、SoftBankとauの競争に入っていくだけ。ドコモのパケット料金というのは、他社より少し高めの値段設定だが、もしドコモがiPhoneを取り扱うことになれば、最低でもSoftBankとauの料金並にする必要はある。そうなると、ただ価格競争に巻き込まれるだけなので、iPhoneを取り扱わないドコモが、一番逆転する可能性があると考えることもできる。実際、auはiPhoneとiPadを取り扱ったことで、SoftBankとの競争になっている(両社とも、発売ギリギリまで料金を発表せず、混乱を巻き起こしていた)。今ドコモが叩かれているのは、iPhoneを取り扱わないということもあるが、iPhone以上の端末がないということじゃないだろうか。Android端末の完成度も上がってきてはいるが、やはりトータルでの完成度はiPhoneには及ばない。もしiPhone以上の端末を、ドコモが発売することが出来れば、この状況は変わる可能性があるように思う。この年末商戦の任天堂のように、総額2万円ほどするものが100万セットも売れる訳だから、まだまだ世の中何が起きるのか分からない。

古いビジネスモデルのようで、新しい試みをしている任天堂

さらに今回の任天堂の記事で、岩田社長は次のように話している。

「今回のどうぶつの森はスクリーンショットをどこでも撮れますから、それをソーシャルメディアにあげて、こんなことをやったよ、わーってみんなで盛り上がるみたいなことが起きている。例えばツイッターでフォローしている人がどうぶつの森についてすごく熱く語っていて、それを見て興味を持ち、やってみたら面白かったというような方がたくさんいらっしゃるんです」
「ニンテンドーダイレクト」シリーズの「とびだせどうぶつの森ダイレクト」という動画は、ユーチューブで累計160万回以上の再生がある
 「我々、動画サイトを通じて任天堂の魅力をお伝えする『ニンテンドーダイレクト』という動画配信をしているんですけれど、今回のどうぶつの森を紹介した動画は、ユーチューブで160万回も再生されている。しかもその過半数がスマートデバイスからの視聴なんですよ」

※記事より引用

昔から任天堂はインターネット等への取り組みが盛んで、新作ゲームを発売するときには開発者のインタビューを掲載したり、クラブニンテンドーという、ゲームを購入してくれたユーザーにポイントを付与し、一定のポイントが貯まると、景品をもらうことができるというサービスもしている(このサービスは購入者の調査をすることが目的で、自社でしっかりと市場調査ができている)。

さらに最近では、Twitterアカウントも開設しているし、ニンテンドーダイレクトという動画を配信し、社長自ら新作ハードや、新作ゲームを直接紹介している。

新しいことにも取り組み、自社の製品作りに関しては、昔から変わらず自社の哲学を貫く。時代に惑わされず、本質を見極めている会社のひとつと言っていいだろう。

さらにこのインタビューの中で、岩田社長は面白いところに注目している。

「ソーシャルメディアで話題になり、この動画を見ると分かるよとなり、これはすごいってなってご購入いただけた。だいたい3分間のミュージックビデオじゃなくて、開発者がだらだらとゲームについてしゃべっている47分の動画を160万回も見ていただけたっていうのは、ちょっとあり得ないこと、異常なことだと思います」

※記事より引用

とびだせ どうぶつの森 Direct 2012.10.5 – YouTube
開発者がダラダラと、とびだせどうぶつの森を紹介。

僕もこの動画を見て、とびだせどうぶつの森の購入を決めたのだが、やはり世間の人達もそうだったようだ。こんなにこのゲームの魅力を伝えている動画はないと思うので、是非見てほしい。「47分というかなり長い動画が160万回も再生されているというのは、ちょっとあり得ない、異常なことだ」と岩田社長も言っているが、この事実から考えないといけないのは、動画というものが伝えたるパワーは凄いということ。動画には物事を伝えるパワーがあるが、その中身がとても大事だということも認識しないといけない。短ければいい訳でもないし、長ければいい訳でもない。その商品の魅力を伝えるために一番相応しい方法を取るのが大事ではないだろうか。

2013年はヒット商品がたくさん誕生する年

ここまで技術が進化してくると、もう売れる物なんてないんじゃないかと思っていたが、新しい端末が一般に普及し、それを使った新しい生活が浸透し、僕らが思っている以上に、たくさんのヒット商品が誕生する1年になるように思う。

 

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YUYA

IT機器が大好きです。 ファミコンブームで初めてデジタル製品の虜になり、それからパソコン、スマートフォン、タブレットと、一通りデジタル製品を使ってきました。 大きく時代は変わり、IT機器なしでは生きていけない世の中になりました。しかし、使うことに疲れてしまい、あまり有効に使えていない人をたくさん見かけます。 楽しく簡単にIT機器を使えるよう、当ブログで説明していきます。IT機器を使って生活を豊かにしましょう。
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