今年も落合博満トークショーに行ってきた。落合監督の復帰が、球界には必要だと確信!

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昨年、落合博満トークショーに行ってから、落合信者になってしまった大野です。今年もこの日がやってきました、毎年年初に、名古屋の国際ホテルで行われる、落合博満ディナー&トークショー。今年で6回目になります。

イベント – 落合博満トーク&ディナー|名古屋国際ホテル
毎年恒例のイベント!

テレビでの落合氏しか知らない方は、あまり喋らない人だと思っているでしょうが、全然違います。その逆で、とてもトークがうまく、充分トークだけでやっていける方です。一人でよくあれだけ喋れるなぁと感心してしまいます。昨年初めて落合氏のトークショーに参加して、一番ビックリしたのは、追っかけのファンがいるということ!その追っかけのファンの中には、若い女性もいました。60歳手前のおじさんにも、追っかけがいると言うことに、とても勇気と希望を貰いました。

今年も大盛り上がりのトークショーがどんな内容をレポートします。

今年の落合前監督の服装は?

落合コールが会場になり響く中、落合博満氏が舞台に登場。昨年は中日ドラゴンズを辞めたばかりからか、白のYシャツにドラゴンズブルーのネクタイでしたが、今年は白のYシャツに赤のチェックのネクタイでした。この辺りにも、昨年とは状況が変わり、ドラゴンズの落合監督ではなくなってきているというのが伺えました。

顔面神経麻痺の件から

まずは昨年を振り返るところから始まりました。やはり週刊誌にも載りました、顔面神経麻痺の件が、一番大きな出来事だったようです。黙って終わらせておく予定だったが、ナベツネさんが「落合はどこだ(WBCの監督は落合がいいと言った為か?)」と探したため、週刊誌に見付けられ、あのような記事になってしまったとのこと。登場して落合氏の顔を見た時、やはり少し麻痺の後遺症なのか、唇が少しずれているのが気になった。トーク等はとくに問題なく、いつも通りだったが、少し心配ではあります。

たまには落合の愚痴を聞いてもらうのもいいんじゃないか

6年もやっていると、そろそろ話すことがなくなってくるから「来年はやめようか」と発言すると、会場からは大ブーイング。「またネタを考えないといけないじゃん(笑)」と落合氏。ネタもそろそろないから「たまには落合の愚痴を聞いてもらうのもいいんじゃないか」と言って、今までとは違う展開でトークショーがスタートしました。

いじめ問題について

いきなり重いテーマからスタート。年初に落合記念館に来たファンが、「会社でいじめにあっている」と落合氏に話しをしたそうです。「早く辞めてもらいたいようなことを言われる」そうで、「そのような状況の時、落合さんならどうしますか?」とそのファンは聞いたそうです。それに対して落合氏は「居座れ!」と言ったそうです。しかしその方は「会社が仕事をくれないんですよ」と、「いいじゃない、給料くれるんだから」「毎日お茶でも飲んで、居座れ」と落合氏は言ったそうです。「要はそれを良しとするかどうか」
だと。自分がどう取るかが問題だというようなことを言っていました。この後、話しが違うほうにいき、この話はこの辺りで終わってしまいました。

9ヶ月で100本の講演


落合は野球の解説もほとんどしていないし、遊んで暮らしているんじゃないかと思われているが、2012年は9ヶ月で100本ほどの講演をしたそうです。今回のような講演以外にも、企業向けの講演がかなり多いようです。

落合氏の税率は84%!

現役時代の年俸の話しになり、マスコミが報道していた額ではないとのこと。巨人時代に4億5千万円もらっていたそうです。その金額に会場からは「オオー」と声が聞こえました。「でも税金で84%と持っていかれるんです」と。累進課税制で、税率が高くなるのは知っていましたが、まさか84%とは。4億5千万の84%だと、なんと納税額3億7千8百万!!!一人の人間だけで、3億を越す納税額。驚きを通り越して、もう言葉が出ません。「だから国のために働いていたようなものです」と落合氏。年間130試合だとしたら、100試合ぐらいは国のため、残りの30試合が自分のためにしていると、会場の笑いを取っていました。

選手は1円でも高く貰えるところに行け

選手には、1円でも高く給料が貰える所へ行けと言っているとのこと。自分は自分でしか守れないんだから、自分の給料が一番貰えるところに行くのが当然。今年はドラゴンズの外国人選手3人がDeNAに移籍しますが、一番条件のいい球団に行くのは当然でしょう。

マスコミは結果論で手のひら返し

落合氏がドラゴンズの監督に就任した時、周りからは批判ばかり(1年間補強はしない、2月1日のキャンプイン時に紅白戦をする等)。絶対勝てる訳がないと散々言われた結果、優勝。そうしたら、手のひらを返したように大絶賛の嵐。やる前は批判ばかりで、いざ結果が出たら、その逆の行動を取る。その場しのぎで良い事を言っておけばいいのがマスコミだと。「結果論で喋るのは嫌い。」「これから何が起こるのか。どういうことが選択肢として起こりうるのか。」「そこから消去法で潰していく」これが落合氏の考え方。よく落合の野球はつまらないと言われるが、勝つためにやっているのだから、一番確率の高い戦法で戦っていくのが当然だとのこと。この辺りの考え方は著書の采配を読めば分かるかと思います。

権藤コーチ批判?!

昨シーズンのドラゴンズは、ここで勝たなきゃいけないという試合で、ピッチャーがいなかったというのが残念だったとのこと(リリーフをすべて使ってしまい、先発投手をつぎ込んだ)。これは絶対にあってはならないこと。落合監督時代は、森繁和コーチが先発から継投するピッチャーまで、すべて試合前に報告に来ていたとのこと。さらに、年間のピッチャーの使い方、交流戦のピッチャーの回し方、オールスター明けの先発ピッチャーの回し方から、年間を通してのピッチャーの使い方を、すでにシーズン前に報告にきていたとのこと。これにはビックリしました。1年間という長いシーズンの見通しを先に立て戦っていたとは。この辺りは、年次スケジュールを立て、四半期毎の行動計画を立て、それを月次スケジュールに分けて、さらに週次スケジュールに割り振り、それを日次スケジュールに組み立て行動しないといけない、僕らの日々の生活にも当てはまると思いました。

ピッチャーがいないと言ったのは、職場放棄だと。それぞれの立場を守るために、自己防衛をしてはいけないとも落合氏は言っていました。この辺りは、責任を取らず、自分達を守ることしか考えていない、日本の管理職にも同じ事が言えるのではないでしょうか。

予告先発は反対

弱いチームは手の内を隠さないといけない。それを何故、自ら情報を出してしまうのか。だから、最後まで落合氏は予告先発に反対だった。それが、落合氏が辞任したら、ドラゴンズが予告先発を推進したのが信じられないとのこと。

落合打法の真実

落合氏の現役時代のバッティングは、左に右に打ち分けていた広角打法。その独特の構え、あの広いバッティングスタイルから、その打ち方は落合打法と呼ばれるようになりました。しかし、なんとあのライトにホームランを打っていた落合打法は、狙って打っていなかったという衝撃の事実が!

プロ野球には、ピッチャーがデッドボールを狙って投げることがあるようです。頭に当たったら、選手生命にも関わってしまいます。練習では完璧なフォームで打っているのですが、試合になるとどうしても自分を守ろうと体が反応する結果、逆にボールを自分の手前まで引っ張り込んできて打つため、少し打つのが遅れ、レフトに打ったつもりが、ライトにボールが飛んでいっていたとのこと。

ただ、落合氏と同じ打ち方をしていては、他の選手では無理だとも言っていました。

打撃ゲージの編み目を目安に、打者のフォームのズレを見ていた

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監督時代、いつも打撃練習をするゲージの後方から、落合氏はじっと打撃練習を見ていました。なんとあの位置で見ることに意味があったそうです。ネットの緑の編み目から、選手の頭の位置をチェックしていて、前の日より頭が右に動いているなとか、そういった細かいズレをチェックすることで選手の状態を見ていたとのこと。微妙な狂いも見逃さず、采配をしていた落合監督。さすがとしかいいようがありません。

人から良く思われようと思わないこと

落合氏は、人から良く思われたいと思っていないとのこと。普通の人は認められたい、周りから良く思われたいと思っている人が多いと思う。しかし、それから解き放たれると、生きているのが楽になる。そうなると、人の目を気にしなくて良くなるから、余分なことをしなくてもよくなり、素直になれる。そして、今の自分を理解して受け入れてくれる人を探すこと。手を広げないこと。自分を過大評価して、第三者に認めてもらおうとする労力は、とても疲れるから。自分の立ち位置をキチッとして、仕事でもプライベートでも協力してやってくれる人を見付けることが人生に於いて大事だと思うと話してくれました。一生の間に関わり合える人は少ない、その少ない人を大事にしてやっていくことだと落合氏の人生論を話してくれました。

お互いを理解すること

今の時代は、年配の人と若い人の会話がない。何故なら、お互いがお互いを理解しようとしていないから。昔の人は叩き上げの人が多かった。会社に入ったら怒られながら、ぶん殴られながら育ち、それを少しずつ自分の物にしていき、今の地位がある。しかし今の若者は違う。家に1人1台のテレビ、1人1台の車。部屋にいたら何をしているのか分からない。ましてや機械の時代、何でもポンと押せば答えを出してくれる。昔の人達は、分からなかったら辞書を調べたりした。それでも分からなかったら、人に聞いた。そうやって人との繋がりをもっていた。今はすべて機械が教えてくれる。しかし唯一答えを出しててくれないのが、人間同士の付き合い。うちの子は何をしているか分からないというのは親の責任。子供は二面性を持っている。学校での顔、家庭での顔。うちの子に限って、そんな事をするはずがありませんと学校で言う親がいるが、それは自分の子供をよく理解していないし、ちゃんと観察できていないから。親の務めは、ちゃんと子供を見て、しっかりと監視して、時間をおしまないで、大人になるまで導いてあげること。

みんな事が起きてから、未然に防げたかもしれないと言うが、それはその場限りのいい訳。もっと心を開いていけばいい。知らないことがあったら教えてあげればいい。この子には何を言っても分からないと言う人がいるが、それはその人の伝え方が悪い。言葉というのは、言ったその言葉、相手が聞いて納得して実行して、相手が行動して初めて活きる。喋る人というのは、そこまで責任を持って、一つの言葉というものを、今の若者達に伝えていってほしいと思う。これが今の日本の社会に一番不足していることだろう、と話し落合博満トークショーが終わりました。

どの球団でもいいから監督をしてください

最後の質問コーナーでは、ファンから切なるお願いが。「2012年は落合監督がいなくなり、とても寂しい思いをしました。12球団どこの監督でもいいから監督をしてください。また落合監督が見たい!」とファンから切なるお願いが。しかし落合氏は「俺は自分が監督している姿は見たくないよ(笑)」と返し、会場は大爆笑。やはり監督はかなり体力的にも精神的にも辛い仕事がゆえ、このような発言になったと思います。その後ファンから「カープは?」と落合氏に言ったところ、「カープなら優勝できる!」と落合氏。元々他球団よりも練習をしているカープという球団は、よく考えてみると、落合氏の方針にも合っているように思います。2014年の監督復帰はあるのか、今から期待してしまいます。

他にも落合氏ならではのトーク

他にもたくさん話してくれました。約90分間ずーっと一人で喋りっぱなしのトークショー。野球ファンもそうでない方も、楽しめるトークショー。是非、一度足を運んでみてください。

今後の落合博満氏講演会予定


落合博満 講演会 | 名古屋公演「オレ流野球の真実、決断と見守る力、本物のリーダーとは」
2月8日(金)名古屋国際会議場

前、中日ドラゴンズ監督 落合博満 講演会2013 オレ流野球の真実、常勝チームの作り方、本物のリーダーとは | Grand-Slam
神奈川県、大阪、仙台でも開催!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

YUYA

IT機器が大好きです。 ファミコンブームで初めてデジタル製品の虜になり、それからパソコン、スマートフォン、タブレットと、一通りデジタル製品を使ってきました。 大きく時代は変わり、IT機器なしでは生きていけない世の中になりました。しかし、使うことに疲れてしまい、あまり有効に使えていない人をたくさん見かけます。 楽しく簡単にIT機器を使えるよう、当ブログで説明していきます。IT機器を使って生活を豊かにしましょう。
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