狭いコミュニティーを活かしたビジネスを拡張。LINE発表会「Hello, Friends in Tokyo 2013」

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昨日、報道通りLINEのネット通販事業が発表された。ただ、ネット通販事業を発表したのではなく、LINEの今後の事業展開の発表だった。「Hello, Friends in Tokyo 2013」と称した発表会。すでに各社から報道されているが、どの報道も、ビデオ通話機能等の新機能紹介がほとんどだ。しかし、今回の発表のメインは、間違いなくネット通販事業だ。

C to Cビジネス?

昨日、LINEがネット通販をするとどうなるか予想した。しかし、僕の予想は少々違ったようだ。詳細が発表されていないため、本当のところは分からないが、どうやらLINEとは別のアプリがリリースされるようだ。新しいアプリは、「LINE MALL」というアプリ。

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この専用アプリを用いて、MALL内のお店だけでなく、個人と個人の売買もサポートするようだ。B to Cではなく、C to C。Cとは一般消費者(consumer)のこと。企業と個人という、一般的なビジネスモデルではなく、消費者と消費者が物を売るということだ。簡単に言うとヤフオクのようなものだろうか。ヤフオクは、個人と個人が物を売買するが、売り手と買い手は知らない人同士。この「LINE MALL」は、個人と個人でも、知っている人同士が売買する手段を、簡単に提供すると思われる。

スマホからと書いてあるように、PC前提ではなく、スマホ前提という点が、さすがLINEだと思わされる。自社のユーザー層をしっかりと認識している。

LINEはプラットフォームへ

「LINE MALL」がオープンする前に、「LINE Web Store」が開設される。このStoreでは、スタンプやゲームの有料アイテムを購入できるようになる。このStoreが開設されるのに合わせて、プリペイドカードも発売される。最近コンビニに行くと、様々なプリペイドカードが販売されていてビックリするのだが、そこにLINEのプリペイドカードも加わることになる。これで、低年齢層もビジネスに取り込むことができるようになる。

今の様子だと、「LINE Web Store」が日本最大のプラットフォームになる可能性が高いだろう。iTunesの一人勝ちで、それを追随するプラットフォームがなかなか出てこないが、LINEが日本発のプラットフォームとしては、最大のプラットフォームになる日が来るのかもしれない。

さらに音楽事業も!

さらに、音楽事業にも参入するようだ。この「LINE MUSIC」というサービスは、現在使用しているLINEアプリのメッセージのやり取り内で、友達にオススメの曲を送ったりできるようだ。ちょっと想像してみただけでも、LINEのメッセージと、非常に相性が良いと感じる。2012年からスマートフォンの急速な普及で、日本の着うた市場が壊滅してしまったが、このLINEの音楽サービスが、その後を引きつぐサービスになる可能性もあるだろう。このサービス内で購入した楽曲は、このLINEのプラットフォーム上でしか聴くことができないと思う。LINEのメインユーザー層と、ガラケーのユーザ層は一緒のユーザーだと思うので、少々汎用性のないサービスかもしれないが、新しいガラパゴスサービスとして発展するかもしれない。ただLINEの場合は、LINE IDを使うことで、新しい端末にクラウド経由で引き継げるので、ガラケー時代の着うたサービスよりは随分まともなサービスになるだろう。

1年後にどうなっているか?!

この秋からゾクゾクと新サービスがスタートするLINE。これらの戦略が当たるかどうかは、1年後の夏頃には分かるだろう。今の雰囲気から行くと、僕はかなり成功する可能性が高いと思う。最初からここまでの構想があったかは分からないが、メッセージサービスから初めて、市民のインフラとしての基盤を作り、そこからプラットフォームを作っていくという戦略は、言葉も出ないほどしたたかだ。サービスありき、プラットフォームありきで、失敗してきた日本の企業はどう思っているのだろうか、、、

 

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YUYA

IT機器が大好きです。 ファミコンブームで初めてデジタル製品の虜になり、それからパソコン、スマートフォン、タブレットと、一通りデジタル製品を使ってきました。 大きく時代は変わり、IT機器なしでは生きていけない世の中になりました。しかし、使うことに疲れてしまい、あまり有効に使えていない人をたくさん見かけます。 楽しく簡単にIT機器を使えるよう、当ブログで説明していきます。IT機器を使って生活を豊かにしましょう。
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