パソコンを操作するとき、通常は机の上にマウスを置いて使います。しかし、ソファに座っているときや、Chromebookをタブレットのような形で使っているときは、普通のマウスを置く場所に困ることがあります。
そんな場面で便利なのが、エレコムのハンディトラックボール「Relacon(リラコン)」です。
今回使用しているのは、Bluetooth接続に対応した「M-RT1BRXBK」です。手に持ったまま赤いトラックボールを親指で動かし、パソコンのマウスカーソルを操作できます。
購入してから約3か月使っていますが、Bluetooth接続は安定しており、Chromebookでも問題なく使用できました。今回は、実際に使って分かった便利な点と、通常のマウスとの違いを紹介します。
エレコムのRelaconとは
エレコムのRelaconは、机の上に置かず、手に持った状態で操作できるハンディタイプのトラックボールです。
一般的なマウスは、本体そのものを机の上で動かしてカーソルを操作します。一方、Relaconは本体を手に持ち、先端に付いている赤いトラックボールを親指で回してカーソルを動かします。
見た目はテレビのリモコンに近く、カーソル操作だけでなく、クリックやスクロール、動画の再生・停止などを手元で行えるようになっています。
私が使っているのはBluetooth版なので、USBレシーバーをパソコンに挿す必要がありません。Bluetoothに対応したパソコンやChromebookと直接接続できます。
Bluetooth接続は簡単だった
Bluetooth機器を使うときに気になるのが、最初の接続設定です。製品によっては、パソコン側でなかなか見つからなかったり、ペアリングに時間がかかったりすることがあります。
RelaconのBluetooth接続は簡単でした。
パソコンやChromebookのBluetooth設定画面を開き、表示されたRelaconを選択すれば接続できます。一度ペアリングを済ませてしまえば、その後はRelaconの電源を入れるだけで接続されます。
スリープから復帰したあとも、すぐに再接続されます。再接続されるまで長く待たされることはなく、使いたいときにすぐカーソルを動かせます。
Chromebookのタブレットモードでも使えた
Relaconは、Windowsパソコンだけでなく、Chromebookでも使用できました。
私が使用しているChromebookは、ディスプレイ部分とキーボード部分が分離する、iPadのようなタブレットにもなるタイプです。このタブレットモードの状態でも、RelaconをBluetooth接続してカーソルを操作できました。
Chromebookをタブレットモードにすると、基本的には画面を直接タッチして操作します。しかし、Webサイトの小さなボタンを押したり、細かな位置を指定したりするときは、タッチ操作だけでは使いにくいことがあります。
Relaconがあれば、Chromebookをタブレットのような形にしたまま、手元でカーソルを操作できます。普通のマウスのように、机の上へ操作スペースを用意する必要もありません。
ソファに座ってWebサイトを見たり、動画を再生したりするときには、ChromebookとRelaconの組み合わせが便利です。
接続が切れることはなく、カーソルの反応も良い
Bluetooth接続のマウスでは、使用中に接続が切れたり、カーソルの反応が遅れたりすることがあります。
Relaconを約3か月使っていますが、今のところ使用中にBluetooth接続が切れたことはありません。
カーソルの反応も良好です。赤いトラックボールを親指で動かすと、その動きに合わせてカーソルが素直に移動します。Bluetooth接続による目立った遅延も感じません。
通常のマウスとは操作方法が違うため、最初は細かな位置にカーソルを合わせるのに少し慣れが必要です。しかし、Webサイトの閲覧や動画の再生、メニューの選択といった操作であれば、快適に使用できます。
約3か月使用しても電池が切れていない
Relaconを使い始めてから約3か月が経ちましたが、まだ電池は切れていません。今のところ、電池が少なくなっているような様子もなく、そのまま使い続けられています。
電池持ちは使用時間や使い方によって変わりますが、少なくとも私の使い方では、頻繁に電池を交換する必要はなさそうです。
充電式のマウスは、バッテリーが切れると充電が終わるまで使えないことがあります。Relaconは乾電池式なので、電池が切れても新しい電池に交換すれば、すぐに使い続けられます。
Bluetooth版を選ぶメリット
RelaconにはBluetooth版のほかに、USBレシーバーを使用するモデルもあります。
Bluetooth版のメリットは、パソコンのUSB端子を使わずに接続できることです。
最近の薄型ノートパソコンやChromebookは、USB端子の数が少ない機種もあります。マウスのために貴重なUSB端子を一つ使わずに済むのは便利です。
小さなUSBレシーバーを持ち運ぶ必要がなく、紛失する心配もありません。Chromebookやノートパソコンと一緒に外へ持ち出す場合にも、Bluetooth版は扱いやすいと思います。
Relaconを使って感じた良いところ
- Bluetooth接続の設定が簡単
- スリープから復帰したあとも、すぐに再接続される
- 使用中に接続が切れない
- カーソルの反応が良い
- Chromebookでも使用できる
- Chromebookのタブレットモードでも使える
- USB端子を使わずに接続できる
- 約3か月使っても電池が切れていない
- 机やマウスを置く場所がなくても操作できる
通常のマウスとは使い分けたほうがいい
Relaconは便利な製品ですが、通常のマウスを完全に置き換えるものではないと感じます。
画像編集や表計算など、細かな位置を何度も指定する作業では、机の上で使う一般的なマウスのほうが操作しやすいでしょう。
一方で、Webサイトを見たり、動画を操作したり、ソファに座ったままパソコンを使ったりする用途では、Relaconのほうが便利な場面があります。
仕事用のメインマウスとして使うよりも、リラックスしながらパソコンやChromebookを操作するための、2台目のマウスとして使うのが合っています。
Relaconはこんな人に向いている
- ソファやベッドからパソコンを操作したい人
- Chromebookをタブレットモードで使っている人
- パソコンをテレビや大型モニターにつないでいる人
- 動画や音楽を手元で操作したい人
- マウスを置くスペースがない人
- USB端子をマウスで使いたくない人
まとめ
エレコムのRelacon Bluetooth版は、手に持ったままパソコンのカーソルを操作できるハンディトラックボールです。
Bluetoothの接続設定は簡単で、一度ペアリングを済ませれば、スリープから復帰したあともすぐに再接続されます。約3か月使用していますが、接続が切れたことはなく、カーソルの反応にも不満はありません。
Chromebookでも問題なく使用でき、画面を折り返したタブレットモードでもカーソルを操作できました。通常のマウスを置く場所がない場面では、特に便利です。
細かな作業では普通のマウスのほうが使いやすいものの、ソファでのWeb閲覧や動画操作にはRelaconがよく合います。
机に縛られず、リモコン感覚でパソコンやChromebookを操作したい人におすすめできる製品です。