ついに届きました、1万で買えるスマートフォン「g06」。こういった端末は、安かろう悪かろうという製品が多いのですが、本体の仕様表を見たところ、そこそこ快適に動くだろうと判断し、すぐに「g06」を注文しました。先週の土曜日に届いてから、5日ほど使いましたのでレビューします。
同梱されているもの
必要なものをひと通り入っています。フィルムが最初から入っているのは、気が効きます。初めてスマートフォンを購入したとしても、不足なものはとくにありません。イヤホンは同梱されていませんので、必要な方は購入してください。
仕様
- 本体カラー:レッド。背面のカバーがもうひとつ付いてきます(ピンク・ホワイト・インディゴ・カーキ・ブラック)。
- OS:Android 6.0 marshmallow
- CPU:MT6737M クアッドコア 1.1GHz
- RAM:1GB
- ROM:8GB
- 外部メモリ:micro SDHC /最大32GBまで
- サイズ:126×63.2×10.8mm
- 重量:129g
- ディスプレイ:4.0インチIPS液晶
- 解像度:800 × 480ドット
- アウトカメラ:500万画素
- インカメラ:200万画素
- バッテリー容量:1,700mAh
- WiFi:IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
- Bluetooth:Bluetooth4.0
- GPS:GPSあり
- その他センサー:加速度センサー、近接センサー、輝度センサー(照度センサー)
- ネットワーク(LTE):LTE:B1(2100) / B3(1800) /B19(800)
- ネットワーク(W-CDMA):B1(2100) / B6(800)
- ネットワーク(GSM):850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
仕様は上記のとおりです。今となっては平凡な性能ですが、1万を切る値段で購入できることに価値があります。
性能的に不安なのは、RAMが1GBと、液晶ディスプレイの解像度が800 × 480ドットというのが不安な点です。この2点に問題なければ、かなりまともに使えるスマートフォンのはずです。
デザイン
いたって普通のデザインです。下手にデザインに凝るよりは、このようなシンプルなデザインのほうがいいでしょう。
ボタンなどもしっかりと作られており、押しても反応しないということはありません。
実際に使ってみた感想
goo専用のホーム画面になっていますが、基本的には一般的なAndroid端末と同じ仕様です。使ってみて驚いたのは、ほとんどアプリが入っていないということです。Androidスマートフォンにはプリインストールされていることが多い、Googleのアプリもありません。ほとんど余分なアプリが入っていませんので、自分の必要なアプリをGoogle Play Storeからインストールしてください。ストレージ容量が8GBしかありませんので、この仕様は褒めるべきでしょう。
まず最初に感じたのは、思ったより画面が綺麗だということです。iPhoneと比べると話になりませんが、解像度の割には、ドットの粗さは気になりません。4.0インチというサイズのおかげで、800 × 480ドットという低解像度でも、字の粗さが気になりません。視野角も十分なので、寝転びながらディスプレイを見ても問題ありません。さすがIPS液晶といったところです。液晶に関しては、値段を抑えつつ、見やすいディスプレイにうまくまとめてあります。
1番気になるサクサク感です。お世辞にもサクサクとは言えませんが、モッサリということもありません。ChromeなどのブラウザーでWebページを閲覧すると、ページの読み込みやスクロールに、一瞬待たされる感じはありますが、イライラするほど遅いということはありません。ワンテンポ間を置いて使う感じにすれば、十分実用的です。スマートフォンを普段から使いこなしている方だと遅いというかもしれませんが、多くの方は許せる範囲じゃないでしょうか。動画を参照して、判断してください。
悪い点
バッテリーの持ちが悪い点です。バッテリー容量が1,700mAhと少ないとうこともありますが、すぐにバッテリーが減ってしまいます。アプリを入れすぎて、通知がたくさん来るようなアプリだと、気が付いたら50%前後のバッテリーになっています。アプリは厳選して使ったほうがいいでしょう。
正面から見て、右側面にボタンがまとめてあります。上から音量アップ、音量ダウン、スリープボタンとなっています。多くのスマートフォンは、右にスリープボタンだけで、左に音量調節ボタンがあります。スリープボタンを押したつもりが、音量アップボタンを押してしまい、スリープ状態を解除できません。スリープボタンが1番上に配置されていれば、もう少し使いやすかったかもしれません。
micro SDカードが32GBまでしか対応していません。64GBのmicro SDカードを差し込んでみましたが、うまく認識してくれませんでした。32GBまでと買いてあっても、それ以上の容量を使える端末もありますが、g06は32GBまでしか使えないようです。4GBのmicro SDカードを挿したら、問題なく使うことができました。
悪い点はこれぐらいです。1万以下で買えるスマートフォンということを考えれば、どれも許せる問題点ばかりです。
この値段なら買い
このスマートフォンが2万だったらオススメしませんが、1万を切る価格なら買いです。メインのスマートフォンを持っていても、サブのスマートフォンとして活躍してくれます。初めてスマートフォンを持つ人が、メイン端末にすることもできます。最新のスマートフォンと比べたら、劣るところばかりですが、値段から考えると仕方がありません。この値段でスマートフォンを持てることに価値があります。まともに使えるとスマートフォンを、誰でも持つことができる時代になったのです。
すでにスマートフォンを持っている方も、初めてスマートフォンを持つ方も。あらゆる人の要望に応えてくれるスマートフォンです。性能の低さをカバーするために、画面サイズを小さくし、解像度を下げてバランスを取っています。この辺りのまとめ方は、スマートフォンのことをしっかりと理解している人が作っていると感じます。
値段も安いことですし、買ってみてから使い方を考えてみましょう。
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悪い点、バッテリーの持ちを挙げておられますが、使用してなくなるのは1700なので理解できますが、
通知程度の待ち受けでもそんなに気が付いたら減っていくものなんですか?
気が付いたらっていう時間がどれほどかわかりませんが。
バッテリー満タンの状態から、5時間ほど操作せずにカバンに入れておくだけで、バッテリー残量が50%ぐらいになっています。
本当ですか!
待ち受け専用でも一日持たすのは難しいということですね。