手書きのペンが使える有り難さを感じています。絵が書く習慣がないと、ペンで絵を書こうという気になりませんが、一つのきっかけで変わります。
僕の場合はトレースがきっかけでした。MediBang Paint(メディバンペイント)というアプリを使い、一番下のレイヤーに写真を置いて絵を描いたことで、手書きの絵を書く面白さに出会いました。
真っ直ぐ線を書くだけでも苦労していますが、色んな機能を使うことで、それなりの絵が書けるようになりつつあります。
Galaxy Note8というスマートフォンで絵を描いていますが、もう少し大きい画面でも書きたいなと思うときもあります。自分が使っている端末以外で絵が書ける端末を調べてみました。
10万以下で買える手書き端末
高いお金を出せば、良いものが買えるのは当然です。10万以下という縛りをつけて、手書きの絵が書ける端末を紹介します。
Surface Go(RAM4GB ストレージ64GB)
夏に発売されたSurface Go。コンパクトなサイズに、汎用性の高い2in1PCです。ペンの書き味は上々で、4096段階の筆圧感知に対応しています。
キーボードを購入せずペンだけ購入すれば、初期投資を抑えることもできます。手書きの文字を書いて文章が打てる機能が搭載されているので、長文を書かなければ、キーボードは無しでも大丈夫。
合計金額:74,511円
性能的にやや劣る4GBで計算。処理能力が高くないCPUを搭載しているので、RAM4GB、ストレージ64GBにしました。上位モデルも同じCPUです。そこまで大きな違いはありません。Officeが付いてくる分割高ですが、Officeが必要な人にとってはコスパの高い商品です。
iPad(Wi-Fiモデル 32GB シルバー MR7G2J/A)
春に発売されたiPad。Proじゃないのに、Apple Pencilが使えます。性能的には最新のiPad Proには劣りますが、このiPadでも十分な性能です。絵を書くだけではなく、タブレット端末としても優秀なiPad。絵を書く用途にピッタリの1台です。
iPadもペンは別売りですが、書き味は抜群。書きたい絵を書くことができるでしょう。
合計金額:53,230円
ストレージは32GBで十分です。電子書籍や映画をたくさんiPadに入れておきたい方は、128GBのモデルを購入しましょう。約5万でストレスのない手書き端末が手に入ります。絵を書きたい人が、まず購入を検討するべき端末です。
raytrektab DG-D08IWP Siro(RAM4GB ストレージ64GB)
あまり知られていないWindowsタブレット。今では貴重な8インチというコンパクトなサイズで、手書きの絵が書けます。
CPUがAtomという古いプロセッサーのため、使用感にややストレスがあります。Windowsパソコンとして本格的に使うのではなく、お絵かきメイン、たまにメール程度の使い方が良いでしょう。
合計金額:49,800円
5万を切る価格で、手書きの絵が書けるWindowsです。使用感を重視するなら、iPadでしょうか。Windowsを取るかiPadにするか。使う人によって変わってくるでしょう。
HUAWEI MediaPad M5 Lite(RAM4GB ストレージ64GB)
発売されたばかりのAndroidタブレット。手ペンが標準で付いてくるモデルが用意されているところからも、これまでとは違う売り方をしたいのが伺えます。
筆圧感知が2048段階とやや劣りますが、実用レベルの書き味なので、この仕様で十分です。
合計金額:37,187円
ペンが同梱されて4万切りです。iPadより大幅に安いため、2018年末の大注目の1台です。
ASCII.jp:ペンも使える万能高コスパタブ、ファーウェイ「HUAWEI MediaPad M5 Lite」レビュー (1/3)|ファーウェイ通信
LG Q Stylus(RAM3GB ストレージ32GB)
スマートフォンにも手書きブームがくるのでしょうか。楽天モバイルで取扱が始まるLG Q Stylus。シムフリーで4万という、売れ筋ど真ん中の製品です。
合計金額:39,744円
4万で手書きのペンが使えるスマートフォンは、LG Q Stylusしかありません。手書きペンが使える有名なスマートフォンといったらGalaxy Noteシリーズですが、型落ちのNote8でも白ロムで7万です。必要十分な性能で手書きの絵が描けるモデルとして、地味に売れるでしょう。
4万円でペン搭載な6.2型スマホ、LG Q Stylus発表。楽天モバイルが先行発売 - Engadget 日本版
筆圧感知機能がありません。細かい絵を書く人には向いてません。本気で絵を書きたい人は、他の機種を購入してください。
Galaxy Note8(RAM6GB ストレージ64GB)
僕も使っているスマートフォン。スマホとして一線級の性能と、うっとりするほど美しいOLEDディスプレイを搭載しています。スマホとして文句のない性能で、滑らかな絵が描けるスマートフォン。スマホの世界では敵なしの1台です。
合計金額:70,000円
だいぶ価格も下がってきましたが、まだまだ高価なスマホです。この年末あたりで6万になれば、迷わず買いたい1台です。最新機種のGalaxy Note9はマイナーチェンジモデルで、Note8との違いがほとんどありません。型落ちのGalaxy Note8をお値打ちにゲットしましょう。
手書き端末製品比較一覧表
Surface Go | iPad | DG-D08IWP Siro | MediaPad M5 Lite | LG Q Stylus | Galaxy Note8 | |
OS | Windows10 | iOS | Windows10 | Android | Android | Android |
画面サイズ | 10インチ | 9.7インチ | 8インチ | 10.1インチ | 6.2インチ | 6.3インチ |
画面解像度 | 1800×1200 | 2048×1536 | 1280×800 | 1920 x 1200 | 2160×1080 | 2960×1440 |
PPI | 217 | 264 | 189 | 224 | 390 | 521 |
RAM | 4GB | 2GB | 4GB | 4GB | 3GB | 6GB |
ストレージ | 64GB | 32GB | 64GB | 64GB | 32GB | 64GB |
筆圧感知 | 4096 | 未公表(4096レベル) | 4096 | 2048 | 0 | 4096 |
重量 | 522g | 469g | 400g | 480g | 172g | 190g |
価格 | 74,511円 | 53,320円 | 49,800円 | 37,187円 | 39,744円 | 70,000円 |
画面サイズ、性能、値段で決める
画面サイズ、性能、値段という順番で購入するものを決めましょう。画面サイズが大きいほうが書きやすくなりますが、持ち運ぶときに荷物になります。性能が良いほうが使用感は良くなりますが、当然値段は上がります。
自分に必要な端末はどれなのか、じっくりと考えてみましょう。
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