最初は購入する気は全くありませんでしたが、プライム会員だと4,000円引きという誘惑に負けてしまい、結局Amazon Fire HD8タブレット(2016)を購入してしまいました。
また余分なモノを買ってしまったかもと思いましたが、Amazon Fire HD8タブレット(2016)が届いて使ってみたところ、これは買って大正解でした。一番安いFireのように安かろう悪かろうかと思いきや、ギリギリ許せる範囲の使用感に1万を切る価格(Amazonプライム会員のみ)。このレベルのタブレットが8,980円で購入できてしまうことに、ただただ驚くばかり。
Amazonプライム会員なら1台購入しておくべきタブレット、Amazon Fire HD8タブレット(2016)を紹介します。
同梱されているもの
写真の通りです。パッケージもシンプルな作りになっており、少しでもコストを下げる努力が伺えます。
※アフィ
他の充電器や充電ケーブルを持っている方は、よりハイパワーのものを使ったほうがいいでしょう。
仕様
- ディスプレイ:8インチIPSディスプレイ 解像度1280x800(189ppi)
- サイズ:214 x 128 x 9.2mm
- 重量:341g
- CPU:1.3GHz クアッドコア
- RAM:1.5GB RAM
- ストレージ容量:16GB (使用可能領域 約11.1GB)
- micro SDカード:200GBまで対応
- バッテリー:12時間(使用条件によって異なります)
- 充電時間:付属の充電器で6時間未満
- Wi-Fi:802.11a、802.11b、802.11g、802.11n
- イヤホン端子:3.5 mm ステレオ ジャック
- 内臓スピーカー:ステレオ
- GPS:なし(Wi-Fi 経由の位置情報サービス)
- カメラ:VGA フロントカメラ、2メガピクセル HDリアカメラ
- Bluetooth:A2DP対応(Bluetoothのバージョンは不明)
仕様表を見ただけでは、どんなCPUを使っているのかが分かりません。クアッドコアとは書いてありますが、どのレベルの処理速度か不安になります。RAMが1.5GBという中途半端な仕様も不安部分です。あとは、液晶の解像度が1280x800(189ppi)というのも不安要素です。最近発売されているタブレットと比較すると、やや粗い解像度だからです。
仕様表では分からない点が多いので、実際に使ってみてどう感じるか。実際の使用感次第で、Fire HD8(2016)を購入するしないかが決まります。
デザイン
いたって普通のデザインのタブレットです。背面は樹脂で出来ていますが、安っぽく感じさせないような素材になっています。値段から考えると、十分合格点と言えるでしょう。
実際に使ってみて
使ってみるまでは、正直Fire HD8には期待していませんでした。期待していなかった最大の理由は、液晶の解像度が1280x800だから。画素密度が189ppiと、Retinaディスプレイを見慣れた現代人には、心配になるディスプレイです。
※左がFire HD8 右が一番安いFire
Fire HD8(2016)の電源を付けて、様々なコンテンツを試して見て評価が一変。よーく見ない限り、画面の粗さは感じません。Kindle本を読んでも、文字の粗さは感じません。雑誌など写真が多い本に書いてある文字を読むと、さすがにちょっと粗いと感じますが、ギリギリ許容範囲と言えるレベルにはなっています。拡大しなくても文字は読めますし、ちょっと読みにくいと感じる時は、さっと文字を拡大することで解決できます。ページめくりや拡大縮小もスムーズ。
性能的に不安な部分もありましたが、Amazonのコンテンツを楽しむ分には、まったく問題のない性能だということが分かりました。
Amazonプライムビデオを見ても、画面が粗いという感じはありませんでした。目を近づけると、ドットを識別できますが、適正な距離で視聴すれば、画面が粗いとは感じません。ディスプレイの反射がやや気になるのと、少し画面が白っぽいかなぁと感じる程度で、概ね高品質なディスプレイです。値段から考えると、この仕様で納得できるでしょう。
Webページを閲覧しても、サクサクと画像や文字を表示してくれて、まずまず快適に閲覧できます。これなら普通のタブレットしても十分に使えるでしょう。
良いところ
画面がまずまず綺麗だということです。iPadと較べれば圧倒的に劣りますが、8,980円で購入できるタブレットとして考えれば十分に合格点です。一番不安だった画面の粗さが許せた時点で、このタブレットは買いです。普通にタブレットを使う適正な距離にすれば(30から40cm程度距離をあける)、見るに堪えないということはないでしょう。
RAMが1.5GBというのも不安材料ですが、概ね良好な動作速度です。たまに、もたつく時がありますが、一番安いFireよりは快適です。イライラして使うのをやめたくなれレベルではありません。Amazonプライムビデオ、AmazonプライムMusic、Kindleの電子書籍、これらを楽しむ分には、十分な使用感です。
ステレオスピーカーになっているのも嬉しいところ。音量を最大にすると、十分に大きな音量で音を出してくれます。別途Bluetoothスピーカーを購入しなくても、Fire HD8単体で楽しめる音質です。
悪いところ
値段が値段なので、とくに悪いところはありません。もう少し軽ければいいかという感じもしますが、この値段なら仕方がないでしょう。片手で持てないこともありませんが、ちょっと辛いかなという重さです。
2台買ってもいい
1番安い6インチのFireは性能的に不満がたくさんありますが、このFire HD8タブレット(2016)は、ほとんど不満点のないタブレットになっています。欲を言えば、より高解像度、よりRAMを多くと思ってしまいますが、8,980円で買えるタブレットということを加味すると、これで十分です。わりとサクサクと動いてくれますし、Kindleで本を読んだときでも、そこまで画面の粗さを感じません。このレベルのタブレットが8,980円で購入できるということを考えれば、間違いなく買ったほうがいいタブレットです。
Amazonプライム会員じゃない方は、12,980円になってしまいます。1万を越すお金を出すのなら、もう少しお金を積んで、より高性能なタブレットを購入することを勧めます。2万ぐらい出せば、そこそこ高性能なAndroidタブレットという選択肢が出てくるからです。しかし、Amazonプライム会員になっている方なら、Amazonプライムミュージック、Amazonプライムビデオ、Kindle(別途電子書籍を購入する必要あり)といったコンテンツを楽しんでいることでしょう。そういった方は、迷わずFire HD8(2016)を購入しましょう。Amazonのコンテンツを目一杯楽しむためのタブレットとして、きっと大活躍してくれるでしょう。
micro SDカードは必須です。最低でも64GBのものを購入しておきましょう。
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