音楽はワイヤレスで聞くのが当たり前になってきた。iPhoneやMacの迷走ぶりばかりが目立つAppleだが、iPhone、iPadに続く、革命的なプロダクトを出している。
AirPods
一番に新しいデバイスを出すのではなく、すでに世にあるものを再定義するのがアップルという会社。ワイヤレスで音楽を聞くイヤホンはたくさんあるが、AirPodsがすべてを変えてしまった。難しい設定をすることなく、誰でもワイヤレスで音楽が聞けるようになった。
まるでアクセサリーかのように耳に装着しておけるので、若者たちは耳から外すことなく生活をしているようだ。
AirPodsをつけながら交わる人たちが17%もいる | ギズモード・ジャパン
街を彷徨うキャッチたちも、AirPodsをつけたまま声をかけている。従来の常識では考えられないスタイルを、AirPodsは作り上げたのだ。
そんなAirPodsの便利さは百も承知だが、耳に合わないのだからしょうがない。いつの間にかiPhoneも手放してしまったので、AirPodsの便利さを享受できないということもあり、いたって普通のネックレスタイプのBluetoothイヤホンを使っている。
コードがまったくないよりも、首にかけたおいてほうがいい。いつ無くすか心配することなく、首からぶら下げておける。AirPodsが耳に合わない言い訳と思われても仕方がないが、今の環境に満足している。
aptX HDで音楽を聞いた
AirPodsでも十分満足できる音を聞けるが、世の中の技術は進化している。Bluetoothイヤホンの接続方式も色々とあり、より高音質で音楽が聞けるのだ。
aptX HD
AndroidスマートフォンはaptX、iPhoneはAAC。細かい話は抜きにすると、このように大まかに分かれる。今までもとくに不満なく音楽を聞いていたのだが、より高音質な音が鳴るというaptX HDに対応したスマートフォンと、Bluetoothイヤホンの組み合わせで聞いてみた。
[box class="pink_box" title="aptX HDとは"]音声コーデック「aptX」ファミリーのひとつで、48KHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応したバージョン。[/box]
第787回:aptX HD とは - ケータイ Watch
泣いた
当時の思い出が全て蘇ってくるような美しい音。今まで聞いていた音楽なのに、より艶があってきらびやかに音が響く。往々にしてブラシーボ効果みたいなところがあるので、開発者オプションからBluetoothの状態を確認すると、
しっかりとaptX-HDと表示されている。わざわざ確認しなくても、明らかに音の次元が違うので、いつも聞いている音源で聞けば、すぐに分かるだろう。
ボヤけて前が見えない日常のモヤが消え去り、前に進む勇気を与えてくれる。aptX-HDという魔法を使ってみてほしい。
一昔前のハイエンドモデルと、aptX HD対応ケーブル。SHUREのイヤホンを使っている方は、このケーブルに差し替えると、ワイヤレスでSHUREのヘッド部分を活かすことができます。
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