一番安いKindleがベストバイな理由

kindle Voyage、一番安いKindle、kindle Oasisと購入してきて、また一番安いKindleを購入しました。どのKindleもそれなりに使ってから手放しましたが、何故また一番安いKindleを購入したのでしょうか。

再び一番安いKindleが欲しくなった理由

壊してもいい
バッテリーの持ちを気にしなくていい
文字が読みやすい

これが電子書籍専用端末Kindleを再び欲しくなった理由です。Kindleは液晶ディスプレイではなく、E Ink（イーインク）という表示方式です。モノクロ表示ですが、コンストラストが強く、紙の印刷のように見えます。画面が切り替わるときにだけ電力が消費するので、なかなかバッテリーが減らないという利点もあります。カラーではないことや、画面の切り替えが遅いという欠点はありますが、読書ということに限ると、それらは問題になりません。

スマートフォンとは別に読書専用端末を持つことで、スマートフォンのバッテリーの消耗を気にする必要はなくなりますし、様々な誘惑から遮断されて読書に没頭できます。

少々癖のある端末ですが、値段以上の満足度を得られる端末です。その端末の最下位モデルなら、5,000円を下回る価格で購入できます（Kindleプライム会員限定）。不定期に行われるセールを利用すれば、4,000円以下で購入できるときもあります。

この値段だったら、落として壊してしまっても問題ないでしょう。もし壊れてしまっても読書しかできない端末なので、スマートフォンのように困ることもありません。

雑念に惑わされず、ただ本を読む行為に没頭したい。これが一番安いKindleを購入した理由です。

思ったより質感が良い

以前一番安いKindleを購入したときは、モデルチェンジする前だったので、筐体デザインに安っぽさを感じましたが、質感が上がりました。Kindle Paperwhiteがいつまで経ってもモデルチェンジをしないため、上位モデルより質感が高くなっています。とても5,000円で買える端末とは思えません。

思ったより質感が良い上にホワイトというカラーを選択してしまったため、ついついケースを買ってしまいそうになりますが、どんどん汚して傷つけていきたいと思います。ボロボロになるまで使い倒すことで、Kindleを購入することに価値が出ます。

文字の粗さは気になるか

一番安いKindleの弱点は、文字の粗さです。上位機種のKindleのように、300ppiというRetina相当の解像度ではないため、文字が読み難いかと不安になります。167ppiという約2分の1の解像度ですが、文字の大きさを調整することで、あまり文字の粗さは気になりません。

下から4番目の文字サイズ

初期設定では、下から3番目の文字サイズになっていますが、これをもう一つ上に上げて、下から4番目の大きさにしましょう。読みにくい漢字も、はっきりと判別できるようになります。

下から3番目の文字サイズ
下から5番目の文字サイズ

下から5番目の文字サイズにすると、6インチという画面サイズを活かせません。

下から4番目の文字サイズ

これが一番安いKindleでの、オススメの文字サイズです。

行間、余白、画面方向のオススメ設定はこれ

バックライトが無い影響

次に気になるのは、バックライトが搭載されていない点です。画面自体が光らないため、光がないところでは文字が読めません。暗い所で一番安いKindleを使うと、その場所の光以上には画面が明るくなりません。画面に光が当たらないと文字が読めないので、寝る前にベッドで本を読めません。就寝前の読書は諦めましょう。

カフェや公共の場なら、バックライトは不要です。店内の照明がしっかりとKindleを照らすことで、非常に鮮明な文字を表示します。

暗い所では読書をするのを止めると決めれば、バックライトがない影響はないでしょう。どうしても読みたいときは、スマートフォンのKindleアプリを使いましょう。