ここ2年ぐらい、ほぼワイヤレスのイヤホンを使っています。コードに縛られない自由さを知ってからは、コードがあるイヤホンを使う気にはなりませんでした。Bluetoothのイヤホンは驚くほど安くなり、コードが完全にないイヤホンまで登場しました。

完全ワイヤレスのAirPods

発売当初は極度な在庫不足で、使っている人を見かけませんでしたが、在庫が安定するとともに、AirPodsを使っている人を見かけるようになりました。ここまでくると、完全ワイヤレスのイヤホンが、当たり前になる日も近いでしょう。

もうコードで繋ぐイヤホンを使うことはないと思っていましたが、どうしても使う必要が出てきました。

音楽制作アプリ

毎週お届けしているラジオで使う、BGMを作成するために、いくつかの音楽制作アプリを使っています。正直使い方があっているのか分かりませんが、無い知恵を絞って作っています。

ただ音楽を聞くのと違って、僅かなズレも許されません。ワイヤレスで遅れて音が届くと、実際に配置している音と違ってくるからです。Bluetoothのイヤホンでも音楽制作アプリを使うことはできますが、まともに曲を作れないのが現実です。

そういった理由で、どうしても有線のイヤホンが必要なのです。部屋の引き出しの奥に眠っていた有線のイヤホンを引っ張り出してきて、楽曲制作に勤しんでおります。四六時中BGMを作っている訳ではありません。休む間も無く作り続けるセンスとアイデアがあればいいのですが、すぐに自分の限界を感じて、製作は中断します。

息抜きにと思ってSpotifyやGoogle Play Musicで音楽を聞いてみて驚きました。いつも聞いている音と違うのです。大好きな槇原敬之さんの曲を聞くと明らかに違います。いつもは聞こえてこない音が聞こえます。普通の人は気づかないようなところまで、細やかな音が隠れています。左斜め35度ぐらいで鳴っているエレキの音、右の後ろで微妙になっている電子音。

大好きなアーティストの曲も、しっかりと聞けていなかった自分を恥じました。

音の深みが違う

Bluetoothイヤホンは、ワイヤレスという制約上、飛ばせるデータ量が違います。有線のイヤホンは、十分な量のデータを送ることができるので、ワイヤレスのイヤホンでは聞こえない音も聞こえるのでしょう。

ここまで音の鳴り方が違うと、有線のイヤホンを使おうかと思います。Bluetoothイヤホンを使っているときのように、自由に動ことはできなくなりますが、大好きな歌を本当の音で聞くことができるのなら、多少不便でも構いません。

有線イヤホンBluetoothイヤホン
音の深み×
遅延のなさ×
コードに縛られない×

有線イヤホンの欠点は、コードが服や腕に引っかかり、不快な気持ちになるぐらいです。枯れた技術ですが、まだまだ有線のコードを手放すことはできません。

今回ブログに書いたことは、格安の有線イヤホンで感じたことです。安いイヤホンでも、Bluetoothのイヤホンよりは音が良いことが分かりました。イヤホンにもよるのでしょうが、安いイヤホンでもいいので、鞄にひとつは有線のイヤホンを入れておくべきでしょう。

いつの間にか、SHUREのSE215 Special Editionが1万切りに。これは即買いしてもいいレベル。僕は為替の関係で値上がったときに購入したので、13,000円ぐらいでした。

より良い音で聞きたい方は、高級イヤホンをお買い求めください。素晴らしい音の世界が待っているでしょう。

 

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