ちょっとしたことですが、とても便利な機能がGalaxy Note8にあります。Always On Displayという機能です。翻訳すると、常時表示になります。
これはその名称通りの機能です。Galaxy Note8のディスプレイに、時計をずっと表示しておく機能になります。
スマートフォンで1番使う機能は、実は時刻を確認することじゃないでしょうか。ちょっとしたときにスマホを取り出しては、スリープボタンを押して確認する。毎日毎日繰り返していたちょっとした動作も、Galaxy Note8には不要です。
Always On Displayの使い方
設定画面から
- 設定
- ロック画面とセキュリティ
- Always On Displayのチェックマークをオン
これでAlways On Display機能を使用できます。スリープ状態でも、常に時計が表示されるようになります。
カスタマイズ可能
時計だけではなく、カレンダーや画像を表示させておくこともできます。Galaxy Themesから、様々なイラストが書かれたテーマも用意されています。ほとんど100円前後の料金はかかりますが、自分の好きなイラストを探してみてください。
Always On Displayができる理由
ずっと時計を表示させておくぐらい、他のスマートフォンでも出来そうなものです。映像として時計を表示しておけばいいのですから。それなのに、この機能が使えるスマートフォンは限られています。
有機ELディスプレイ
Galaxy Note8に搭載されているAlways On Displayのような機能を搭載しているスマートフォンは、全て有機ELディスプレイです。スリープ状態の画面に、時計を表示しておけるスマートフォンは、有機ELディスプレイのスマートフォンに限られます。
なぜ有機ELディスプレイを搭載しているスマートフォンでしか使えないのでしょうか。
有機ELディスプレイは、黒色は色として光っていないからです。一般的なスマートフォンに搭載されている液晶ディスプレイは、画面の一部分でも色を描画するにしても、全体が発光してしまいます。
暗いところでスマートフォンのスリープを解除して時計を表示させると、時計以外の部分は黒いのに、やけに眩しく感じます。これは時刻を表示する白い文字以外の部分も発光しているからです。黒いところもバックライトが照らしているので、液晶の黒は本当の黒を表現できません。
Galaxy Note8は本当の黒が表示されます。いちどGalaxy Note8を再起動してみてください。Galaxyロゴが表示されますが、思ったより眩しくないはずです。これはGalaxyのロゴ以外の部分が光っていないからです。
1440 x 2960というドットで、Galaxy Note8の有機ELディスプレイが作られています。その点一つ一つが発光する仕組みになっており、黒色は発光しなくてもいいのです。
黒いところを完全に光らせないから、常に時計を表示させていても、バッテリーはあまり減りません。
Always On Displayという機能は、有機ELディスプレイだからこそできる機能なのです。
慣れるまではスリープを押してしまう
スリープを押して時刻を確認することに慣れてしまっているので、どうしても手がスリープボタンを押してしまいます。スリープボタンなんて押さなくても、常に時刻は表示されているのに、「今何時だっけと思うたびに、スリープを押してしまいます」。
慣れるまではついスリープボタンを押してしまいますが、Galaxy Note8の画面を見るだけで時刻が確認できます。
早く新しい常識に慣れて、無駄な動作をしなくて済むようにしましょう!
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