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【Linner NC50レビュー】Bluetoothイヤホンでノイズ キャンセリング機能搭載製品

Linner Electronics様より、商品をご提供いただきましたので、レビューさせてもらいます。

今回紹介する製品は、Bluetoothイヤホンです。しかも、僕の大好きなネックバンドタイプ。Amazonで商品を検索すると分かるように、AirPodsのような完全ワイヤレスヤホンと、Beats Xのようなネックバンドタイプのイヤホンが、多数発売されています。価格もかなり下がっており、3,000から10,000円ぐらいの価格帯になっています。どれも値段以上の音を聞かせてくれますが、5,000円を越える価格帯の製品は、ノイズキャンセリング機能などの付加価値が付いています。

今回紹介する「Linner NC Bluetoothイヤホン アクティブ ノイズ キャンセリング機能、IPX4防水機能付 ブルー」は、7,000円を僅かに切る価格です。この価格帯の製品に搭載されているノイズキャンセリング機能は、あまり使い物にならないものばかりですが、思った以上に周囲の音をシャットダウンしてくれました。

低価格でワイヤレス、そしてノイズキャンセリング機能搭載。ワンランク上のBluetoothイヤホンをお探しの方におすすめしたいBluetoothイヤホンです。

同梱されているもの

パッケージングまでBeats Xにそっくり

Bluetoothイヤホン本体、各種イヤーピース、充電用のMicro USBケーブル、収納ポーチ、取扱説明書が入っています。

少々収納ポーチが小さい気もしますが、うまくコードを丸めると、すっぽりと入りました。

仕様

型番 NC50
Bluetoothバージョン 4.1
ペアリング範囲 10メートル
マルチペアリング 対応(2台)
待受時間 400時間(ノイズキャンセリング使用時25時間)
使用時間 13時間(ノイズキャンセリング使用時9時間)
充電時間 最大2時間
充電方式 Micro USB
防水 IPX4
ノイズ低減システム アクティブノイズ消去技術
ノイズ消去 最大28dB
重量 36g
マルチペアリング 対応

マルチペアリングに対応しているので、2台の端末と接続できます。ノートPCとスマートフォンの2台にペアリングしておけば、ノートPCで動画や音楽を楽しみつつ、スマートフォンにかかってきた電話にでることができます。

IPX4レベルですが、防水機能がついているのも嬉しいところ。生活防水レベルですが、水のことを気にせず使うことができます。

デザイン

大きな丸いボタンがノイズキャンセリングスイッチ

写真を見てわかる通り、まんまBeats Xですが、右のイヤホン側についている、大きな丸いボタンが特徴的です。このボタンが、ノイズキャンセリング機能のボタンになります。イヤホンの特徴をデザインで表現しています。

ヘッド部分

Beats Xのデザインが好きな方なら、受け入れられるデザインでしょう。

ネック部分にブランドロゴ

実際に使ってみて

音質

Bluetoothイヤホンの音質としては、最低ラインを十分に越えています。やや音がこもった感じもしますが、これはノイズキャンセリング機能の影響でしょう。丸いボタンを3秒程度長押しすると、ノイズキャンセリング機能がオフになります。

ノイズキャンセリング機能をオフにした状態の音ですが、低音がズンズンと効いています。効いているといっても、Beats Xと比較してです。Beats Xは見た目のイメージと違って、控えめな低音です。もう少しパンチが欲しいという方は、Linner NC50のほうがいいでしょう。低音が強すぎる感じではないので、多くの方にとっては丁度よいと感じるでしょう。低音域と比較すると、高音域はやや大人しい感じ。もう少し高音がキンキンして欲しい気もしますが、イヤホンの味付けを低音よりにしたのでしょう。中音域は綺麗に再生しています。J-POPなどのポップスを聞くには良いイヤホンです。ノイズキャンセリング機能をオフにすると、全体的な音のこもりは低減されます。気圧が高くなったような感じが苦手な方は、ノイズキャンセリング機能をオフにして、普通のBluetoothイヤホンとして使っても満足できる音になっています。

次にNC50の特徴でもある、ノイズキャンセリング機能をオンにしたときの音質です。値段から考えると十分に満足できました。さすがにBOSEなどの高級ノイズキャンセリングイヤホンには負けますが、7,000円という価格を考えると十分です。音楽を再生せずに、イヤホンを耳に装着してノイズキャンセリング機能をオンにすれば、耳栓代わりに使えるレベルのキャンセリングです。人間の声はほとんどキャンセルしないようになっているので、カフェなどで使うと、人の話す声は聞こえてしまいますが、ざわざわと騒がしい感じは低減されます。低価格のワイヤレスイヤホンに搭載されているノイズキャンセリング機能としての評価は、かなり高いレベルになります。

音の広がりがやや狭くて、少し音解像度が甘い感じはしますが、細かい残響音はしっかりと鳴らしています。シンプルな演奏のバラード、ピアノの曲を聴いても、癒してくれる音をしっかりと楽しめるでしょう。

値段相応の音質です。ノイズキャンセリング機能を搭載していることを考えると、かなりお値打ちなワイヤレスイヤホンです。

イヤーピース部分は楕円形になっている。
コンプライのイヤーピースは入りました。

バッテリーのもち

かなり持ちます。ネックバンドタイプのイヤホンは、バッテリー搭載容量が多いので、かなり長時間再生できます。ノイズキャンセリング機能をオンにしても、9時間程度の再生をしてくれました。9時間も持てば、丸一日ノイズキャンセリング機能をオンにしても大丈夫でしょう。

ネック部分の下側に電源ボタンと充電端子

Micro USB端子

マイクの音質

リモコン部分

一度だけ電話で話しましたが、いたって普通に話すことができました。相手の人の話している感じから推測すると、スマートフォン本体に搭載されているマイクと同等レベルの音質でしょう。十分実用レベルのマイクです。

買い!

ネックバンドタイプのBluetoothイヤホンも、3,000円前後の価格帯が中心です。市場価格の倍になりますが、値段分の価値はあります。高級イヤホンのノイズキャンセリング機能には負けますが、よほどの騒音でない限り、しっかりと周囲の音をかき消してくれます。

1万以上は出せないけど、ワイヤレスでノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンが欲しい方は、購入を検討してみてください。

 

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