2026年5月19日、ついに発売された「Forza Horizon 6」。
舞台はシリーズファン待望の日本。渋谷スクランブル交差点、富士山、峠道……。550台以上の実車で日本中を駆け回れるオープンワールドレーシングの最新作は、IGN満点・Metacritic 92点前後と、発売直後から世界中で大絶賛されている。
「これは遊ぶしかない」と思った人も多いはず。
でも、いざ遊ぼうとすると「どのハードで?」という壁にぶつかる。PlayStation専用でもなければ、Switchで出ているわけでもない。じゃあ何を用意すればいいのか。
この記事では、Forza Horizon 6を遊ぶための4つの選択肢を、コスト・手軽さ・体験の質でそれぞれ解説していく。
まず押さえておきたい基本情報
Forza Horizon 6の対応プラットフォームは以下のとおり。
- Xbox Series X|S ── 発売中
- PC(Steam / Microsoft Store) ── 発売中
- Xbox Cloud Gaming ── Game Pass Ultimate加入で利用可能
- PS5 ── 2026年後半リリース予定(具体的な日程は未定)
Game Pass Ultimate(月額1,550円)またはPC Game Pass(月額1,300円)に加入していれば、発売初日から追加料金なしでプレイできる。これがForza最大の強みでもある。
クロスプレイ・クロスセーブにも対応しているので、どのプラットフォームで始めても、後から別のハードに移行できるのも安心だ。
選択肢①:パソコンで遊ぶ
最高の映像美を求めるならPC一択。
Forza Horizon 6はPC版の最適化が非常に優秀で、Steamの同時接続数は発売直後に30万人を超え、シリーズ史上最高を記録した。
PC版のメリット
グラフィック設定を自分好みに調整できるのがPC版の最大の魅力だ。4K・レイトレーシング・高リフレッシュレートでプレイすれば、日本の風景を圧倒的な没入感で楽しめる。DLSS/FSRといったアップスケーリング技術にも対応しているので、ミドルクラスのGPUでも見た目以上の体験ができる。
もうひとつ大きいのが、PC Game Pass(月額1,300円)で遊べること。ゲームを単品購入しなくても、サブスク加入だけでプレイ開始できる。
必要なスペック
公式が発表しているスペックをざっくりまとめるとこんな感じ。
| 最低 | 推奨 | 最高画質 | |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i5-8400 | Core i5-12400F | Ryzen 7 9800X3D クラス |
| GPU | GTX 1650 | RTX 3060 Ti | RTX 4070 Ti 以上 |
| メモリ | 16GB | 16GB | 32GB |
| ストレージ | SSD必須(167GB) | SSD必須 | SSD必須 |
推奨スペック(RTX 3060 Ti相当)を満たすゲーミングPCは、2026年現在で15万〜20万円台あたりから手に入る。RTX 5060搭載モデルなら推奨をクリアしつつ余裕もある。
4K最高画質を狙うなら、RTX 5070 Ti以上+メモリ32GBは欲しいところで、予算は25万〜35万円くらいが目安になる。
PC版の注意点
ゲーミングPC自体を持っていない人にとっては、初期投資がかなり大きい。「FH6のためだけにPCを買う」のはハードルが高いけれど、動画編集や仕事にも使えると考えれば投資効率は悪くない。
ノートPCでもプレイ可能だが、RTX 4050クラスのモバイルGPUだと画質を落とす必要がある。熱対策も重要なので、冷却台やACアダプタ接続は必須と思っておこう。
こんな人におすすめ
- すでにゲーミングPCを持っている人
- 最高画質で日本の風景を堪能したい人
- FH6以外のPCゲームやクリエイティブ用途にも使いたい人
選択肢②:Xboxを買う
「テレビの前でコントローラーを持って遊びたい」なら、Xbox + Game Passが最もシンプルな選択。
Xbox本体の価格(2026年現在)
| モデル | 特徴 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| Xbox Series S(512GB) | デジタル専用・1440p | 62,480円 |
| Xbox Series S(1TB) | デジタル専用・1440p | 67,480円 |
| Xbox Series X デジタル | ディスクなし・4K対応 | 79,980円 |
| Xbox Series X | ディスク付き・4K対応 | 87,980円 |
正直に言うと、2回の値上げ(2024年8月・2025年5月)を経て、Xboxはかなり高くなった。発売当初は5万円台だったSeries Xが約8.8万円。円安とインフレの影響が大きい。
Series SとSeries X、どっちを選ぶ?
Forza Horizon 6を「とにかく遊べればいい」ならSeries S(62,480円〜)で十分動く。ただし解像度は最大1440pで、4K出力には非対応。SSD容量も小さめなので、FH6の167GBを入れるとほかのゲームを入れる余裕があまりない。
4Kテレビを持っていて、映像のクオリティにこだわるならSeries X一択だ。Quality 4K/30fpsとPerformance 60fpsの切り替えにも対応している。
Xboxの最大の武器:Game Pass
Xboxを買ったら、Game Pass Ultimateに加入しよう。月額1,550円(2026年4月改定後)で、Forza Horizon 6を含む400本以上のゲームが遊び放題になる。
ゲームソフトを単品で買うと1本7,000〜10,000円はするので、FH6以外にも気になるゲームがあるなら、圧倒的にお得。Fable、Avowed、Halo: Campaign Evolvedなど、Xbox独占タイトルも発売初日からプレイできる。
変換テクニック(Essentialを長期購入→Ultimateに変換)を使えば、実質月額1,276円まで抑えることも可能だ。
こんな人におすすめ
- テレビの大画面でカジュアルに遊びたい人
- Game Passでいろんなゲームを試したい人
- PCを持っていない・PCにお金をかけたくない人
選択肢③:クラウドゲーミングで遊ぶ
「ハードを買わずに今すぐ遊びたい」を叶える第3の選択肢。
Xbox Cloud Gamingは、Game Pass Ultimateに含まれるクラウドゲーミングサービス。ゲームの処理はすべてMicrosoftのクラウドサーバー上で行われ、映像だけが手元の端末にストリーミングされる仕組みだ。
つまり、端末側にゲーミング性能は一切不要。これがクラウドゲーミング最大のポイント。
対応デバイスが驚くほど幅広い
クラウドゲーミングで遊べるデバイスは、想像以上に多い。
- スマートフォン(iPhone / Android)
- タブレット(iPad / Androidタブレット)
- 低スペックのノートPC(ブラウザさえ動けばOK)
- Amazon Fire TV Stick(テレビに挿すだけ)
- 対応スマートテレビ(Samsung等の一部モデル)
ここが最大の誤解されやすいポイントなのだけど、クラウドゲーミングに高性能なハードは要らない。数年前に買った古いノートPC、普段使いのスマホ、リビングのFire TV Stick──すでに手元にあるデバイスで、あの美麗なForza Horizon 6が動く。
ゲーミングPCを15万円で買う必要も、Xboxを6万円で買う必要もない。本当に「今すぐ」始められる。
クラウドゲーミングのメリット
初期投資がほぼゼロ。必要なのはGame Pass Ultimate(月額1,550円)と、安定したインターネット回線、そしてBluetooth対応のコントローラーだけ。Xboxコントローラー(約7,000円前後)が1本あれば準備完了だ。
スマホにコントローラーを接続して通勤電車で走る、リビングのFire TV Stickで大画面プレイ、出張先のホテルでノートPCから遊ぶ──こんな使い方が全部できる。
2026年2月には日本国内データセンターが増設され、レイテンシ(遅延)が従来の約50msから約35msに改善されたという報告もある。以前と比べて、日本でのクラウドゲーミング体験はかなり良くなっている。
クラウドゲーミングの注意点
ただし、クラウドならではの弱点もある。
まず解像度。Xbox Cloud Gamingの最大解像度は現時点で1440p。4K出力はできない。PCのネイティブ4Kや、Series Xの4Kモードと比べると、映像面では見劣りする。
次に回線依存。安定した高速回線が必須で、Wi-Fiの場合はWi-Fi 6以上が推奨。モバイル回線やカフェのフリーWi-Fiでは、カクつきや入力遅延が発生しやすい。レースゲームは一瞬の操作遅延が致命的なので、光回線+有線接続が理想。
そして継続コスト。月1,550円は安く見えるが、5年続けると約93,000円。Xbox Series S本体を買って遊んだほうが、長期的にはコスパが良い場合もある。
GeForce NOWという選択肢も
自分でSteam版のFH6を購入済みなら、GeForce NOW Ultimateという手もある。月額3,580円と高めだが、RTX 5080相当のサーバーで4K HDR 240Hzのストリーミングが可能。画質にこだわりたいけどハイスペックPCは持っていない、という人には面白い選択肢だ。
こんな人におすすめ
- ゲーム専用ハードを買わずに、手持ちのスマホやPCで遊びたい人
- まずは試してみたい人(Game Pass初月100円キャンペーンを活用)
- 出張先やサブ端末でも遊びたい人
- Fire TV Stickでテレビに映して、リビングで手軽に遊びたい人
- 光回線+有線環境がある人
選択肢④:PS5版を待つ
「すでにPS5を持っていて、ほかのハードは買いたくない」なら、待つのもアリ。
PS5版の情報
Forza Horizon 6のPS5版は「2026年後半リリース予定」と公式に発表されている。ただし、具体的な発売日はまだ未定。PlayStation Storeではウィッシュリストへの追加が可能で、発売日が決まれば通知が届く。
FH6はXbox PlayAnywhereとクロスプレイ・クロスセーブに対応しているので、PS5版が出たあとも、XboxやPCのプレイヤーと一緒にオンラインで走れる。
待つことのデメリット
最大のデメリットは「タイミング」だ。発売からすでに1ヶ月が経ち、SNSもコミュニティも盛り上がっている今この瞬間を、PS5ユーザーは体験できない。シーズンイベントやフェスティバルプレイリストなど、期間限定のコンテンツを逃す可能性もある。
もうひとつ、PS5版ではGame Passが使えない。つまりゲームソフトを定価で購入する必要がある。スタンダード版でもおそらく8,000〜10,000円前後になるだろう。
待つことのメリット
一方で、PS5版を待つメリットもある。
すでにPS5を持っていれば、追加のハード投資がゼロ。DualSenseのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーへの対応があれば、PS5ならではの体験が期待できる(対応の詳細は公式発表待ち)。
また、発売から数ヶ月経つことで、バグ修正やアップデートが進んだ安定版で遊べるという利点もある。
こんな人におすすめ
- すでにPS5を持っていて、ほかのハードには投資したくない人
- 発売直後の盛り上がりにこだわらない人
- バグが落ち着いた安定版でじっくり遊びたい人
結局、どれを選べばいい? タイプ別まとめ
| あなたのタイプ | おすすめの選択肢 | 初期コスト目安 |
|---|---|---|
| 最高画質で遊びたい | PC(ゲーミングPC) | 15万〜35万円 |
| テレビで手軽に遊びたい | Xbox Series S or X | 6.2万〜8.8万円 |
| とにかく安く始めたい | クラウドゲーミング(スマホ・PC・Fire TV等) | 月1,550円〜(ハード購入不要) |
| PS5しか持ってない | PS5版を待つ | 0円(ソフト代のみ) |
個人的に「いちばんバランスがいいな」と思うのは、Xbox Series S + Game Pass Ultimateの組み合わせ。本体62,480円+月額1,550円で、FH6だけでなく大量のゲームが遊べる。4Kにこだわらなければ十分な体験ができる。
すでにゲーミングPCを持っているなら迷う必要はない。PC Game Pass(月額1,300円)に加入して、今すぐ走り出そう。
「まずは試したい」なら、クラウドゲーミングでGame Passの初月100円キャンペーンを狙うのが最も低リスクだ。
まとめ
Forza Horizon 6は、日本が舞台というだけでも「遊ばない理由がない」レベルの作品。渋谷の交差点を全力で駆け抜けたり、富士山を眺めながら峠を攻めたり、東京タワーの横をドリフトしたり。ゲームの中の日本が、とんでもないクオリティで再現されている。
どのハードで遊ぶかは、予算と環境次第。でも大事なのは「遊ぶこと」そのものだ。
自分に合った方法を選んで、日本の公道に飛び出そう。
ついに発売になったフォルツァホライズン6。僕も楽しんでいます!