自分にとって1番しっくりくる端末を模索しています。そんなことを言い訳にして新しい端末を買っている気もしますが、自分にとってのベストを常に模索しています。Windows、Mac、iPad。この3つで色々と試していますが、9.7インチiPad Proが1番使い勝手が良いと感じています。
9.7インチiPad Proは、Smart Keyboardを付けていることが条件です。これがないと、パソコンと同じようには文章が打てません。Smart Keyboardで文字は快適に打てますが、トラックパッドがありません。iPad自体がトラックパッドに対応していません。細かい操作は、画面をタッチして行います。
ちょっと画面を前に出してタッチするだけですが、これを頻繁に行うと結構疲れます。細かいところを指でタッチしようとすると、より腕に力が入ります。微妙にミスタッチして位置がズレるたびにイライラしてしまいます。
この問題を解決するには、キーボードショートカットを使うしかありません。MacBookと同じようにとはいきませんが、iPadでもかなりの操作ができるようになっています。
より快適に9.7インチiPad Proを使うために、キーボードショートカットの使い方を紹介します。
ホーム画面に戻る
command+H
当たり前のようにホーム画面を押してしまいますが、簡単にホーム画面に戻ることができます。
次に紹介するキーボードショートカットでも代用することができるので、このキーボードショートカットを使う頻度は少ないでしょう。
アプリの切り替え
command+tab
これを使うと、瞬時に違うアプリに切り替えることができます。一度立ち上げたアプリしか表示されません。よく使うアプリだけ立ち上げておけば、いちいちホーム画面に戻ってアプリをタッチする必要がなくなります。
これは必須のキーボードショートカットです。
Spotlight検索(立ち上がっていないアプリを立ち上げる)
command+スペース
この操作をすると、Spotlight検索が立ち上がってきます。検索窓が表示される画面に切り替わります。文字を打ち込むと、iPadに入っているアプリの中にあるデータなどを検索できます。便利なようで使わない機能のひとつですが、うまく使うと便利な機能に変身します。
command+スペースを押して、Spotlight検索を表示させます。ここで使いたいアプリの名称を入力していきます。
トップヒットと表示されたらreturnキーを押してください。トップヒットしたアプリが立ち上がります。アプリの名称を全て打ち込まなくても、トップヒットにアプリが表示されれば大丈夫です。
こうすることで、いちいちホーム画面に戻って、ホーム画面をスクロールさせてアプリを探す必要がなくなります。
慣れるまでは手間取りますが、慣れてくるとすぐにアプリを立ち上げることができるようになります。アプリを使っているときでもSpotlight検索を呼び出すことができるので、先ほど紹介したアプリの切り替えで選択できないアプリも、すぐに使うことができます。
コピー
command+C
これで選択している文字をコピーすることができます。
文字を選択する
shift+矢印キー
上記のキーボードショートカットで文字をコピーするには、文字を選択する必要があります。画面を指でタッチして選択するのではなく、キーボードで選択しましょう。
Shiftを押しながら矢印キーを動かすことで、文字を選択することができます。指でタッチするより正確に選択できます。
ペースト(貼り付け)
command+V
コピーした文字を貼り付けます。コピーした文字を、これで貼り付けます。
Copiedというアプリを常に表示させておくと、コピーした文字が右側に増えていきます。よく使う文字をコピーしておけば、Copiedから文字をコピーして、あとは文字を貼りたいところにペーストするだけです。
カット(切り取り)
command+X
入力した文字の場所を入れ替えたい場合は、コピーしてペーストではなく、カットを使いましょう。
カットしたら、あとはペースト(command+V)で文字を貼り付けてください。
取り消し(1つ前に戻る)
command+Z
間違えて文字を貼り付けてしまった場合は、deleteで文字を消すのではなく、取り消しというショートカットを使いましょう。このキーボードショートカットを使うと、瞬時に1つ前の状態にもどります。間違えて文字を消してしまったときにも使えます。
全部選択
command+A
作成した文章を全て選択してコピーしたいときに使うショートカット。テキストエディタで作成した文章を、他のアプリに貼り付けるときに使います。最近はアプリ間の連携が充実しており、以前より使う機会が減っていますが、覚えておきたいキーボードショートカットです。
カーソルが文章の先頭に移動
command+上矢印
文章の1番先頭に移動します。いちいち指でスクロールしてタッチしなくてもよくなります。文章を打つ人には必須です。
カーソルが文章の最後に移動
command+下矢印
文章の1番最後に移動します。
カーソルが行の先頭に移動
command+左矢印
その行の文章の1番先頭に移動します。
カーソルが行の最後に移動
command+右矢印
その行の文章の1番最後に移動します。
カーソルが行の最後に移動
command+右矢印
その行の文章の1番最後に移動します。
カーソルまで削除
command+delete
カーソルがあるところまで削除します。
カーソルまでの1行をまとめて削除
command+delete
その行のカーソルがあるところまで削除します。行の1番最後にカーソルを置いてショートカットを使うと、その行を全て削除します。
Safariのショートカット
command+R
ページを再読み込み。
command+矢印キー左
前のページに戻る。command+[でも同じ操作ですが、矢印キーのほうが押しやすいのでオススメ。Chromeではcommand+[ しか使えません。
command+矢印キー右
次のページに進む。command+]でも同じ操作ですが、矢印キーのほうが押しやすいのでオススメ。Chromeではcommand+]しか使えません。
command+矢印キー右
次のページに進む。command+]でも同じ操作ですが、矢印キーのほうが押しやすいのでオススメ。Chromeではcommand+]しか使えません。
command+L
1番上の検索窓に文字が入力できる状態になります。いちいち検索窓をタッチしなくていいので必須です。
command+T
新しいタブを開きます。タブを開いたときは、検索窓に文字が入力できる状態になっているので、上記のショートカットをする必要はありません。
command+W
タブを閉じます。不要なタブを閉じて、メモリーを使いすぎないようにしましょう。こまめに消せば、サクサクと快適に使えるはずです。
control+Tab
次のタブを表示します。複数のタブを常に表示しておき、効率よくブラウジングしましょう。
control+shift+Tab
前のタブを表示します。
キーボードショートカットをフル活用しよう
他にもキーボードショートカットはありますが、絶対おぼえておきたいキーボードショートカットは以上です。これだけ覚えておけば、画面をタッチして腕や指が疲れることもないでしょう。
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