またまたキーボードを買ってしまいました。いくつキーボードを購入したか分かりませんが、良いキーボードを見ると欲しくなってしまいます。スマートフォンと組み合わせて使うキーボードは、「Microsoft Universal Mobile Keyboard」が一番だと思っていましたが、それ以上に素晴らしい製品を見つけました。そのキーボードは、「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」という製品です。海外での製品名は、「Logicool KEYS-TO-GO Ultra-portable Keyboard for iPad」という名称のキーボードになります。以前より気になってたキーボードの一つですが、あまりに薄いキーボードなので、きっとたいしたことのない打鍵感だろうと思っていました。ところが、店頭のデモ機を触ってみたところ、想像以上の打鍵感を実現していたことに驚き、即購入を決断しました。このタイプのモバイルキーボードは、打鍵感が犠牲になっているものが多いのですが、この「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad 」は、打鍵感と軽さを両立させている素晴らしいキーボードです。
モバイルキーボードの決定版と言ってもいい、「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad 」をレビューします。
仕様は
キーボードをmicro USBで充電するBluetoothキーボードです。Bluetoothキーボードの多くがこの方式を採用しているお馴染みの方式になっています。
これだけ薄いキーボードですから、バッテリーの持ちが心配になりますが、2.5時間の充電で3ヶ月もちます。これだけバッテリーがもてば不満はありません。薄さは6mmで、幅が242mm、高さが137mm。iPad Air2の横幅と同じ横幅になっています。公式サイトのプロモーション動画を見ても分かる通り、iPadと組み合わせて使うことを想定しています。
非常にコンパクトな作りになっていますが、キーピッチは17mmということで、フルサイズのキーボードと変わらないサイズを実現しています。キーストロークはほとんどありませんが(1.2mm)、押した感触はしっかりしています。押し心地が上々で、かなり高速にタイピングをすることができます。キーボードの方式は、パンダグラフ式を採用しているようです。
誰が打っても、打ちやすいキーボードになっていますが、一つだけ注意してほしい点があります。それは英語レイアウトのキーボードになっているということです。enterキーを見てもらうと分かりますが、一般的な日本語のキーボードとはキー配列がやや違います。概ね同じですが、微妙に違う部分に戸惑う方もいるかもしれません。
これだけコンパクトな作りにしたことで、キーボードの重さは180gという驚異の重さを実現しています。ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadなら、iPadと一緒に鞄に入れても負担にはならないでしょう。この軽さとキーボードとして上々の打ち心地を実現したおかげで、最強のモバイルキーボードを実現しています。
素晴らしい打鍵感
この「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」が素晴らしいのは、打ち心地が良いということです。この薄さの割には良い打鍵感というレベルではなく、純粋にキーボードとして打ち心地が上々です。非常に打ちやすいキーボードです。おそらくロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadを触った全ての人が、この打鍵感に驚くことでしょう。
本当に素晴らしい打鍵感です。この打鍵感なら、文字変換に難がある、iPhone、iPad、新しいiPod touchで文字を打ってもいいかなぁと思わせるほどです。間もなく登場するiOS9になると、iPadでの文字入力やキーボードショートカットがよりパワーアップします。iPadとロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadの組み合わせで、Macにも負けない環境が構築できるかもしれません。
チャタリングがほぼない
Bluetoothキーボードを使っていてイライラするのが、チャタリングと呼ばれる現象です。文字を打っていると、突然「あああああああああああ」などと同じ文字を打ち続けます。Wi-Fiなどの電波と混線することによって起こるため、いつこの現象が起きるかは分かりません。Bluetoothを使っている以上仕方がないと思っていましたが、今のところロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadで、チャタリングに遭遇していません。たまたまかもしれませんが、まだロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadでチャタリングに遭遇していません。
3日ほど使ってもチャタリングがないということは、他のBluetoothキーボードより、チャタリングが起きにくい構造になっているように思います。
無駄な誤入力が無いというのも、ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadの素晴らしい点の一つと言っていいでしょう。
コーヒーをかけられても大丈夫
先日スターバックスで「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」を使ってブログを書いていたら、席を移動しようとしたカップルのドリンクが飛び散りました。僕の背中から頭にビショビショとかかりましたが、キーボードにもドリンクがかかってしまいました。もしMacBookを使っていたら大変なことになっていましたが、「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」を使っていたので助かりました。サッと拭くだけでドリンクを取り除くことができました。
内部に水が進入しない構造になっている「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」だからこそ。これが普通のノートパソコンを使っていたら、ノートパソコンが故障していたかもしれません。思わぬ所で「ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad」の良さを実感することができました。
軽い、薄い、防水で打ち心地がいい
思わぬ掘り出し物を見つけた気分です。僕が持っているBluetoothキーボードで一番素晴らしい打鍵感です。一番打ち心地がいいキーボードが、一番薄くて、一番軽くて、しかも防水という事実に驚くばかりです。1万近い価格が購入の際にネックになるかもしれませんが、値段以上の価値はあると断言できます。ロジクール公式サイトのプロモーション動画を見ると、アウトドアユースを意識した動画の構成になっています。かなり荒っぽい使い方をしても大丈夫なように見えます。ラフに使える製品は、製品本来の良さがスポイルされているものが多いのが普通です。しかし、ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadは、キーボード本来の意味を犠牲にしていません。
iPadだけではなく、iPhoneや新型iPod touchでも、ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPadを使うことができます。モバイル用のキーボードを探している方に、自信を持ってお勧めできるキーボードです。
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