なぜiPad Air2は、iPhoneより性能を上げたのでしょうか。今までは、若干iPadのほうが動作周波数が高いということはありましたが、明らかに性能差をつけてくることはありませんでした。新しいiPadという3番目に発売されたiPadのときに、A5Xというチップが使われました。あのときは、液晶の解像度をRetinaにするために、無理してグラフィック性能を上げていました。しかし、今回のiPad Air2の液晶解像度は、今までと同じ2048×1536。iPhoneに使われているA8チップをそのまま乗せても問題はないはずです。それをわざわざA8Xというチップにしているのには、何か意味があるはずです。

iPadが次のステージへ向かう

グラフィック性能を上げているということは、よりグラフィック性能を使う必要性があるということです。今までのiPadの実態は、画面が大きくなったiPhoneです。しかし、iPad Air2で、初めて性能差を付けてきました。画面が大きくなったiPhone以上の使い方を、ついにiPadが実装してくると予想されます。

素人考えで思いつくのは、よりMac的な使い方です。今までのiPadは、あまり生産的な仕事ができませんでした。どちらかというと、ビューアー的な使い方で、コンテンツを消費する端末でした。しかし、iPad Air2で性能を上げてきたことで、よりPC的な使い方を提案できるようになるはずです。

ここ数ヶ月間、12インチぐらいのiPadが出るという噂があります。そこまで大きいiPad必要だろうかと思いましたが、もしかしたら長い間噂されているMacBook Airの12インチモデルと、12インチのiPadがひとつになっているかもしれません。2in1端末をAppleが発売するはずはないと思っていましたが、iPadの性能がMacに近づいたことで、新しいタブレットの使い方を提案できる時期にきたのかもしれません。

新しい使い方の発表は無かったが

せっかく性能を上げてきたのに、とくに目新しい発表はありませんでした。よりPC的な作業もiPadでできるというプレゼンがありましたが、それは従来でも出来ていたレベルの延長線上のことです。iPad Air2ならではという訳ではありませんでした。新しい使い方をさせるOSがまだ完成していないのか、12インチのiPadと同時に発表するのか。どうなるのか分かりませんが、やっとタブレットが次のステージに進むときが来たように思います。

次の発表が本命

iPhone、iPadと発表会が続き、例年ならこれで終了です。しかし、今回は次の発表会こそが本命と予想します。12インチ版iPadは2015年になると言われています。新しいMacBook Airも2015年と言われています。どちらも2015年ということで、2014年のAppleの発表会はこれで終了と思われますが、次の発表会は、かなり注目度が高いと思います。

ただ一つ不安なのは、2015年頭にApple WATCHの発売があるということ。再度Apple WATCHだけの発表会をするとは考えにくいため、次の発表会こそ、新しい提案があると信じて待ちたいと思います。

 

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