2016年に発売されたものはどれも完成度が高く、もうこれ以上の進化は必要ないんじゃないかと思ってしまうほどでした。たくさんのガジェットを2016年も購入しましたが、その中でもAirPodsが素晴らしいガジェットでした。

ワイヤレスイヤホンが普及するために超えなければいけない壁を、AirPodsは軽々と超えました。16,800円(税別)という価格が、普及のネックになると思いますが、じわりじわりと普及していくことにより、AirPodsのようなイヤホンが当たり前の時代が来るでしょう。

スマートフォンそのものの進化が頭打ちになっているので、AirPodsのようなイヤホンを、スマートフォン本体と同梱してくるメーカーが2017年は出てくるでしょう。端末とイヤホンをセットにして設計することで、シームレスに使えるワイヤレスイヤホンが、当たり前になり、AirPodsのようなワイヤレスイヤホンを付けている人が普通になっていくでしょう。

ワイヤレスイヤホンの新しい基準ができたこと。2016年最大の技術革新は、ワイヤレスイヤホンの標準が示されたことでした。

PC、タブレット、スマートフォンはどこへいく

iPhone7に搭載されているチップがかなり良いため、iPhone7の満足度が高すぎます。何をやるにしてもストレスがありません。ここまでの性能はありがたいのですが、何をやるにしてもサクサク動くというぐらいしか恩恵がありません。

より画面が大きいPlusを使っても、所詮はスマートフォンサイズの画面です。やれることに限界があります。物理的に大きい画面がないと、その性能を活かすことができないからです。そうなると、iPhone7のチップを進化させて搭載するであろう、新型のiPadに期待したいところですが、今の延長線上の進化しか期待できなさそうなのが残念なところ。次のiPadは、8インチのiPad miniもPro化されるという噂です。あのサイズにApple Pencilを使うと、ペンシルが長すぎます。機能が改良された、Apple Pencil 2が発売されるでしょう。もう少し短く軽くなって、機能も進化したApple Pencilの新型が出るのは間違い無いでしょう。

新しいiPad Proは、3サイズ展開でアピールすることになると思いますが、iPadで出来ることに新しい提案があるのかどうか。今と同じことしかできないようでは、さらにiPadの売り上げが下がるでしょう。

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スマートフォンやタブレットでWindowsのソフトが動く。

ライバルのMicrosoftは、スマートフォンやタブレットに搭載されているチップでも、Windowsが使える方向に進んでいます。2017年の後半には、夢のような機能を実現した端末とOSが登場します。AppleがiPhoneとiPadの未来を決めかねている中、Microsoftは着々と未来に向かっています。

MicrosoftがスマートフォンやタブレットでもWindowsのソフトウェアが動く環境を実現した時、iPhone、iPad、Macが今と同じようなことしかできないようだと、アップルは非常に厳しい局面を迎えるでしょう。

新しい未来を2017年にAppleが提示できるか。今と同じ未来しか提案できないようだと、Apple王国の牙城が急速に崩れていくでしょう。

 

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