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2017年はサービスの年

今年の技術的な進化は、去年の延長線上でしょうから、ハード的なもので驚くものはあまりないでしょう。ある程度ハードの進化がひと段落したことで、様々なサービスが普及する年になります。

2016年は動画や音楽のストリーミングサービスが、認知され始めました。HuluやNetflixやAmazonプライムビデオのようなサービスは、ITに詳しい人だけが使っているサービスでしたが、いよいよ一般層まで普及しだしました。

月1000円程度で好きなだけ動画が見れるとなれば、とりあえず契約しておこうとなるレベル。手元にあるスマートフォンでいつでも見ることができるのですから、利用者はドンドン増えていくでしょう。

利用する上でネックになるのが通信容量です。動画は通信容量を大量に使ってしまうので、外出時にスマートフォンで気軽に見ることができませんでしたが、大容量プランが出たことで風向きが変わりました。

ようやく外で気軽に動画が見れるようになったことで、ますます動画系のサービスが一般化していくでしょう。

音楽のストリーミングサービスは厳しい

一般化している動画系のサービスと対照的なのが、音楽のストリーミングサービスです。Apple Music、Google Play Music、Spotifyといったサービスがありますが、思ったより利用者が少ないのが現状です。

一般化しない1番の原因は、月1000円程度という価格です。音楽にお金を払うという感覚のない方が多く、無料で使えないことに不満を感じているようです。

Spotifyは唯一無料で使えますが、無料プランだと自由に曲を聴けなかったり、スマホにダウンロードして聴けないという制限があります。有料と無料では内容に差があるのも仕方がないと思いますが、こと音楽に関しては、無料で聴けて当然という感覚が一般的のようです。

制約がなくなる初めての年

ハード、インフラといった物理的な制約がなくなる初めての年が2017年です。何をするにしても不満のない環境が全ての人に行き渡ることで、様々なサービスが話題の中心になるでしょう。

数え切れないほどあるネットサービスの中から、1年後に支持を得ているのは、どのサービスでしょうか。

 

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