自作PCを作った理由のひとつに、マルチディスプレイをするとういのがあります。MacBookでも複数のディスプレイを使うことはできますが、性能的に厳しいものがあります。複数のディスプレイを使うということは、本体の性能をかなり使います。性能に余裕のあるパソコンでないと、快適に複数のディスプレイを使うことはできません。かなり奮発して自作PCを作ったので、2つのディスプレイを使っても問題ありません。昔から使っていた23インチフルHDの液晶ディスプレイに、「iiyama ディスプレイ モニター XB2481HSU-B1 23.8インチ」を追加しました。2万前後でピボット機能がある23インチの液晶ディスプレイを探していましたが、なかなかありませんでした。もう少し予算を上げるしかないかと思っていたら、iiyamaのディスプレイを見つけました。
3週間ほど「iiyama ディスプレイ モニター XB2481HSU-B1 23.8インチ」を使いましたのでレビューします。
仕様は
「iiyama ディスプレイ モニター XB2481HSU-B1 23.8インチ」の仕様ですが、
- 1920×1080(フルHD1080P)
- AMVAパネル
- 視野角左右各89°上下各89
- ホワイトLEDバックライト
- 輝度250cd/m2
- 応答速度4ms(GtoG)
- 表示色:16,777,216色 24bit Trueカラー
- HDMI端子、DVI-D端子、D-Subミニ15ピンの3系統入力
- USB2.0ハブ搭載(2ポート)
- HDMI/D-SUB/DVI-Dケーブルの3本が標準同梱
- 昇降スタンド(130mm)/90度回転/スウィーベル機能搭載(左右各45°)
になります。
フルHDでVA系のパネル、液晶ディスプレイの高さ調節もできる上に、画面を回転させて縦にして使うこともできる液晶ディスプレイです。自由にディスプレイの位置を調節できるのが、この液晶ディスプレイの特徴です。
使ってみて感じること
ちょっと画面が白っぽいかなぁと感じます。色々と調節してみましたが、画面の白っぽさが改善されません。こういう液晶ディスプレイだと割り切るしかないかもしれません。VA系のAMVAパネルは、黒に深みがあるのが特徴です。たしかに黒の黒さが際立っているように思いますが、視野角があまり広くないために、見る角度によっては白っぽく見えてしまいます。IPSパネルではないため、しっかりとしたポジションからディスプレイを見ることが大事になります。
このディスプレイで一番便利だと感じるのは、自由にディスプレイの位置や向きを変えることができることです。上下130cmの調整機能のおかげで、自分にぴったりのポジションにすることができます。あまり使わないかもしれませんが、画面の向きを縦にする機能も便利です。ディスプレイを2つ以上使うと、1つの画面を縦にできるのが活きてきます。Webページは縦長に作られているので、ブラウジングするのに最適です。手で簡単に縦にも横にもすることができるので、積極的に画面の向きを変えることができます。
動画のブレはややある
オーバードライブ回路機能搭載というものが搭載されており、動画のブレが低減される機能が搭載されています。ブレが低減されるとはいっても、TN液晶には敵いません。昔から使っているTNパネルの液晶ディスプレイと比べると、動画のブレが気になります。視野角が広い訳でもなく、動画の残像感もあります。黒に深みはありますが、見る位置によって白っぽくなってしまいます。全体的に表示は良好ですが、表示性能に中途半端な部分を感じます。
総合的には良い液晶ディスプレイですが、動画を見たりゲームをする人は、TNパネルの液晶ディスプレイのほうがいいかもしれません。
コストパフォーマンスはいい
液晶ディスプレイの性能としては、どの項目も及第点といった感じです。画面の向きを調整できる機能があるので、使い勝手は上々です。やや白っぽいのが気になりますが、全体的には良い液晶ディスプレイです。
2万で買える液晶ディスプレイの選択肢のひとつとして検討してみてください。
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