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Kindleのラインアップを整理してみました

街で1番見ない端末と言ったら、Kindleじゃないでしょうか。使っている人を見かけないのは勿論ですが、女性の人が使っているところなんて見たことがありません。洒落っ気の無い今のデザインでは、女性の人が使っていないのは仕方が無いかもしれません。

基本的なデザインは無骨ですが、本体カラーにホワイトも追加されており、Amazonが女性にも売りたいのを感じます。しかし、Kindleの端末はどれを買ったらいいか分かりにくい。今までKindleに興味なかった人が、パッとAmazonのWebページを見ても理解できないでしょう。

周りにKindleを使っている人なんていないでしょうから、どのKindleを買っていいのか分からないという女性の方へ説明したいと思います。

キャンペーン情報付きとは

Kindleを複雑にさせている原因のひとつに、キャンペーン情報つき、キャンペーン情報なしという、2つのモデルがあることです。キャンペーン情報とは何のことでしょうか。ここでいうキャンペーンとは、amazonのKindle本の宣伝のことです。キャンペーン情報つきのモデルを購入すると、Kindle端末の待ち受け画面に、Kindle本の宣伝が表示されます。それ以外はキャンペーン情報なしモデルと同じです。

amazonのKindle本の宣伝があるかないか。違いはそれだけですが、値段が2,000円も違います。値段の違いもありますが、それ以上に気になることがもう一つあります。待ち受け画面を解除するのに、指をフリックして解除する必要があるのです。ちょっとしたことですが、使うのにワンアクション増えてしまいます。Kindleで本を読むたびに、指をフリックして解除する必要があります。細かいことですが、塵も積もれば山になります。キャンペーン情報なしモデルの購入を強く勧めます。

Wi-Fi+3Gとは

次に混乱する原因は、 Wi-Fiモデルと、Wi-Fi + 3Gというモデルがあることです。Kindleの3Gモデルは、やや特殊な仕様になっています。iPadのようなタブレット端末の3Gモデルとは違います。Kindleの3G回線は、Kindleの電子書籍本をダウンロードするのにしか使えません。3Gモデルだからといって、どこでもWebページが見れるということではありません。Kindleの電子書籍本をダウンロードするためだけの通信回線になります。Kindle本をダウンロードする通信料は、ユーザーが支払う必要はありません。購入代金に通信料が含まれているため、どこの通信会社と契約するというようなことは考えなくても大丈夫です。

非常に便利に聞こえる Wi-Fi + 3Gモデルですが、色々と注意点があります。Kindle本をダウンロードできますが、漫画などの絵や写真で作られた本、データ容量の多い本はダウンロードできません。文庫本などの文字で作られている本しかダウンロードできません。何でもかんでもダウンロードできる訳ではないので注意してください。

もうひとつ注意したいことがあります。 Wi-Fi + 3Gはバッテリーの消費が早いということです。Kindle本しかダウンロードできないのに、なんで Wi-Fi + 3Gモデルのバッテリー消耗が早いのでしょうか。どうやら、Whispersyncという機能が原因のようです。Whispersyncという機能は、他のKindle端末やKindleアプリと同期をしてくれる機能です。どこまで本を読んだのか、マーカーを引いたところ、メモをつけたところ。クラウドを使って同期してくれる機能です。通信できる環境を気にせずに同期してくれるのは助かりますが、それと引き換えにバッテリーの減りが早いのはいただけません。元々バッテリーは持つKindleですので、難しいことを考えなくても使える Wi-Fi + 3Gモデルを購入するのもいいとは思いますが、漫画などの本がダウンロードできないので、結局はWi-Fiを使う必要があります。

色々とややこしくなってしまうので、Wi-Fiモデルを購入しておくのが無難でしょう。

端末の種類は

以上2つのことに注意すれば、あとは好きなKindle端末を選択するだけです。いつの間にかKindle端末も種類が増えてしまいました。現在は4つの端末があります。順番に端末を見ていきましょう。

一番安いKindle端末です。1万円を切る価格で購入できます。Amazonプライム会員なら、4,000円引きの4,980円で購入できるクーポンも配布されています。8,980円では割高感がありますが、4,980円で買えるのなら、買う価値はあります。上位機種との違いは画面の解像度とバックライトがないということです。上位機種が300ppiという解像度なのに対し、約半分の167ppiになっています。2つの端末を比べると、明らかに字の粗さを感じますが、この端末だけで本を読んでいる限りは、字が粗いなぁととは感じません。本を保存できる容量はすべての機種で4GBと変わりませんので、とにかく安くKindleを手に入れたいという方は、一番安いKindleを購入しましょう。

一番売れ筋のKindleが、Kindle Paperwhiteです。画面解像度が300ppiと高解像度になり、バックライトも付いています。上位機種と同じ仕様なのに、15,000円前後の価格で購入できます。こちらもAmazonプライム会員向けに4,000円引きのクーポンが発行されています。約1万円で暗闇でも読める、画面の綺麗なKindle端末を入手できます。非常にお買い得になっていますので、Amazonプライム会員の方は、前向きに購入を検討してください。Amazonプライム会員じゃない方は、この機会にAmazonプライム会員になるのもよいでしょう。

ここから2つの端末はあまりオススメできないKindleになります。まずは先日まで最上位機種だったKindle Voyage。画面解像度は下位機種のKindle Paperwhiteと同じ300ppiですが、画面縁に段差がないディスプレイになっています。あとは、左右にページを捲るボタンが付いています。若干本体重量も軽くなっていますが、Kindle Paperwhiteとの違いはそれぐらいです。

ページ捲りボタンぐらいしか特徴がありません。よほど拘りがない方以外は、Kindle Paperwhiteを購入した方がいいでしょう。

最後に紹介するのは、本日より発売開始となるKindle oasisです。価格が3万5千円をオーバーする高級端末です。ここまで高いのだから、ものすごい機能でも搭載されているかと思いますが、下位機種との違いは僅か。端末の右側が出っ張って、片手持ちを前提としたKindleになったぐらいです。余白が大きい部分に物理ボタンを設けています。このボタンでページを捲ることになります。片手でボタンを押すことを考えて設計されているので、片手で本を読みたい方は、Kindle oasisを購入しましょう。

あとは、バッテリーが内蔵されたカバーが付属しています。このカバーがモバイルバッテリーのような役目を果たしてくれるので、数ヶ月は充電しなくてもよくなっています。しかし、元々バッテリーの持ちが良いKindle。これ以上バッテリーを長持ちさせる必要があるのかと言われると、首を傾げたくなります。

以上4つのKindle端末があります。上から2つの機種は、あまり買う意味はないでしょう。値段と機能のバランスが悪すぎます。まずはKindle Paperwhiteを購入し、Kindleの価値を理解した方は、上位機種の購入を検討してください。

発売されたばかりの、Kindle Paperwhite ホワイト キャンペーン情報なし Wi-Fiモデルが一番お買い得だと思います。Amazonプライム会員なら、1万と少しのお金で購入できますし。Kindleで読書の海に飛び込みましょう。

 

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