デルからプロ向けのノートパソコン「Precision M3800」が発売になります。10点タッチに対応した15.6液晶を搭載したノートパソコンです。液晶の解像度は、3,840×2,160ドットということですから、2,880 x 1,800ドットのMacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルを上回る解像度になります。
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本体性能も問題なし
CPUはCore i7-4712HQ(2.3GHz)を搭載し、チップセットはIntel HM87 Express、ビデオカードはQuadro K1100M(2GB)となっています。チップセットとビデオカードは聞き慣れないものですが、どちらもモバイル用のようです。搭載されているCPUは、BroadwellではなくHaswell Refreshです。これはハイスペックなノート用のBroadwellがまだ登場していないからでしょう。
メモリは16GBと申し分ありません。内蔵ストレージは1TBか500GBのHDD、もしくは1TBのSSDを選択できます。値段は高くなるとは思いますが、HDDにしてしまうと、通常使用の速度が変わってきますから、無理をしてでもSSDを選択したいところです。
インターフェイスも必要十分
インターフェイスのほうは、外部のディスプレイに出力するHDMI出力が一つ、Thunderbolt 2が1つ、USB 3.0が2つ、USB 2.0が1つとなっています。これだけあれば十分でしょう。無線接続関係は、無線LANにIEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0を搭載しています。ここも問題はないでしょう。
OSをWindows 8.1 ProかWindows 7 Professional(どちらも64bit)の2つ以外に、Ubuntu 14.04 SP1も選択できるという点です。
本体サイズもこの性能では軽いほう
本体サイズは372×254×8~18mm(幅×奥行き×高さ)となっています。気になる本体重量は1.88kgです。MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルが、359✖️247✖️18mm(幅×奥行き×高さ)というサイズで2.02kgです。大きさはMacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルのほうがやや小さく、重さは120gほど「Precision M3800」のほうが軽いということになります。
この性能で2kgを切ってきたのは、評価するべき点でしょう。
プロのクリエイター向けワークステーションノートパソコン
デル公式のプロモーション動画を見てみても分かるように、プロのクリエイター向けのノートパソコンです。タッチ機能が付いているため、3Dモデリングを直にタッチして回転させることができるのは、直感的で良いと感じました。
Appleがモタモタしている間に、高性能で魅力的なノートパソコンが続々と発売されています。Dellの「Precision M3800」も、MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルよりやや安いプライスとなっています。またまたMacBook Proに強力なライバルが出現しました。
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