ずいぶん長いこと待たされた気もしますが、ついにVAIOから新しいノートパソコンが発表されました。VAIO Zと呼ばれるハイスペック軽量ノートパソコンですが、一言で今の気持ちを表すと「残念!」です。
PC Watch記事:VAIO「VAIO Z」 ~新生VAIO初の独自開発製品はフラッグシップモバイル
性能とバッテリー持続時間を犠牲にしない、究極のモバイルPCを狙ったんだと思いますが、1.34kgでは重すぎます。せめて1.2kg以内には抑えて欲しかったところ。本音を言えば、この性能で980g!!これこそが、みんなが夢見ているノートパソコンじゃないでしょうか。
高性能で電池が持つノートパソコンが欲しい方に
VAIO Zのお値段が約20万ということで、普通の人にはお勧めしにくいノートパソコンです。ある程度コンピュータの使い方に長けている方向けのノートパソコンでしょう。性能的には足りない部分がないため、ある意味初心者にもお勧めしたいノートパソコンではありますが、いかんせんお値段が高すぎます。日本の安曇野(あずみの)で作っているからといっても、この値段のノートパソコンを買うユーザーは限られてくるでしょう。となると、元々コンピュータが好きな人向けということになりますが、MacBook Pro Retina13インチディスプレイモデルを使っているような方が、わざわざ購入する必要があるかと言われると、、、MacBook Pro Retinaの性能を、MacBook Air並の重さで実現したということですが、無理をして買い換えたいとは思えません。
やはり、10~15万ぐらいの価格で、徹底的に軽いノートパソコンを出すべきだったように思います。とくに液晶ディスプレイが反転する機構なんて、本当にユーザーが求めているのでしょうか。ペンが使えるモデルは、「VAIO Z Canvas」にまかせて、「VAIO Z」は徹底的に軽くするべきだったように思います。
限られたリソースの中で、最大限のモノを作ったとは思いますが、もう少し軽さに対する拘りが欲しかったところです。
これでApple以外の各社から、ひと通りノートパソコンが出揃いました。どれも決め手に欠くモデルばかりですが、モバイルという観点から見ると、「PanasonicレッツノートRZ4」が1番、次に「ASUS EeeBook X205TA」、3番目に「NEC Lavie ZERO」になります。
軽さと性能のバランスからいけば、圧倒的にレッツノートRZ4ですが、20万近い値段がネックになります、、、15万を切ってきたら、購入を検討してもいいんじゃないかと思います。
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