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音質に拘ったmicro SDカードを発売したSONYに失望

ウォークマン部門を分社化するという発表をしたSONY。ウォークマン部門以外にも、様々な部門を分社化していくようです。どういった狙いがあるのかは分かりませんが、昨日発表された新製品を見て失望しました。

PC Watch記事:ソニー、“音質にこだわった”microSDカード 技術面と品質管理からアプローチ

今更、誰がこんな高い(18,500円)SDカードを購入するのでしょうか。記事内のレビューを読んでも、音質の違いがほとんど分からないように感じました。音質が良いといっても、微妙な違いなのでしょう。18,500円もするmicro SDカードを購入するぐらいなら、同価格のヘッドフォンを購入したほうがいいのは明らかです。

このようなmicro SDカードを購入する方は、すでにもっと高い価格のヘッドフォンを持っており、さらに良い音を求めてこのmicro SDカードを購入するのでしょう。そういった方のために、こういったニッチな製品を出す意味をあるとは思いますが、SONYの業績が良くない中で発売する製品だとは思えません。

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先月には、約13万もする高級ウォークマンが発表されました。音質に拘りたいというのは分かりますが、今のSONYの置かれた状況で、ここまでニッチなウォークマンを出す意味が分かりません。昔も音質に拘ったウォークマンを出していたような気がしますが、当然大ヒットはしませんでした。

リストラや分社化よりもオオッとなる製品を

リストラ策や分社化を発表したり。その場しのぎで策を打っているだけで、根本的には何も変わっていないように思います。手放したVAIOもSONYが販売していますし、業績に対する風当たりが強くなったのを避けるため、様々な施策を発表しているだけのように思います。

SONYらしいワクワクする製品がほしいのに、そういった製品が一向に出てきません。3年前ぐらいから、新しいSONYの体制になったように思いますが、未だに思わず欲しくなる製品がなかなか出てこないところを見ると、もうSONYに期待するのを諦めたほうがよいのかもしれません。

分社化やリストラをする前に、手を引く事業を思い切って決めて、特定の事業に集中したほうがいいように思います。素人なりに思いつくのは、カメラ事業を中心にし、評価の高いレンズやセンサーをうまく活用することに、全力で取り組むしかないと思います。

AV Watch記事:SIMフリースマホと1インチデジカメ融合、「LUMIX DMC-CM1」が2,000台限定で発売

Panasonicにこのようなスマートフォンを出される前に、RX100シリーズのレンズとセンサーをうまく使ったスマートフォンを、真っ先に出すべきだったのではないでしょうか。RX100は本当に素晴らしい写真を撮ることができます。レンズだけ独立したカメラを出すぐらいなら、「DMC-CM1」のようなスマートフォン、「Xperia-RX100」のようなものを出してほしかったところです。

 

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