昨年発表がありました、日本経済新聞とEvernoteの連携サービスが開始されました。

INTEERNET Watch記事:日経電子版とEvernoteが連携サービスの提供開始、関連する記事とノートを相互に表示

日本経済新聞Web版の会員(月額4,200円)と、Evernoteプレミアム会員(月額450円)に加入していれば、今回発表された機能をフルに使うことができます。

NIKKEIプレスリリース:エバーノートとの連携開始、日経電子版にニュース関連情報表示

日経がEvernoteに2,000万ドル出資するというところから始まったこのサービス。近年日経新聞はインターネットに力を入れているようで、日経のWeb版の使い勝手は日に日に良くなっています。月額4,200円という価格に賛否両論あるとは思いますが、値段なりの価値は提供できていると思います。紙の新聞と変わらない値段というところに、紙の新聞を捨てきれない部分を感じますが(多数の販売店を抱えているので仕方がない)、インターネット時代の新聞の在り方を1番考えて作られています。

Evernoteとの連携ができるようになったことで、ニュースをただ読むだけではなく、より能動的に読むメディアへ変貌しようとしています。

フル機能を使うにはパソコン用アプリのインストールが必要

スクリーンショット 2015 03 16 20 17 50

Evernoteは、Web版とアプリ版の2つがあります。Web版Evernoteは、ブラウザー上でEvernoteのサーバーを参照する仕組みになっています。見たいデータだけを都度参照するため、パソコンのストレージにデータを保管しません。「ASUS EeeBook X205TA」のようなストレージ容量の小さい端末ではWeb版を使わざるを得ません。パソコン用Evernoteは、作成したノートデータをすべて保管しているため、かなりストレージ容量を使ってしまいます。大容量のSSDやHDDを搭載しているパソコンは迷わずアプリ版を使えばいいでしょう。しかし、スマートフォン用アプリのEvernoteは、基本的にストレージにデータを保管しません(設定で保管することも可能)。仕組みとしてはWeb版に近いかもしれません。

Web版、パソコン用アプリ版、スマートフォン用アプリ版と、様々なタイプのEvernoteがあります。使うEvernoteの仕様によって、日経新聞との連携機能で出来ることが微妙に変わってしまいます。色々と便利なことができるようになりましたが、すべての機能を使うには、パソコン用のEvernoteアプリをインストールする必要があります(今の段階ではMac)。これからバージョンアップを繰り返し、Web版のEvernoteでも、すべての機能が使えるようになっていくかもしれませんが、しばらくは使う環境によって機能が変わってきます。

デバイスを問わず、ユーザーに不便を被らないサービスになっていくには、よりクラウドに特化したサービスになっていかなければいけないでしょう。この辺りのことは、日経新聞電子版のスタッフは分かっていると思うので、これからのバージョンアップに期待したいと思います。

すでに日経新聞有料会員の方にも特典が

今日経電子版に申し込むと、Evernoteの有料会員が1年間無料になる特典が付いてきます。嬉しいことに、すでに日経新聞の有料会員の方にも、Evernoteの有料会員が1年間無料になる特典を貰うことができます。

日経電子版が最大で 2 ヶ月無料キャンペーンページ

無料のインターネットサービスにはない、高額な有料サービスならではの、上質なサービスを体験してみてください。

詳しい使い方はこちらから:EVERNOTE連携ガイド

 

Twitter でおーの ゆーやをフォローしよう!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です