昨日SONYがXperia Z4を発表しました。今まで日本でXperiaだけの発表会というものは行ったことがなかったので、さぞかし凄い発表があるのかと思いきや、今年の夏にXperia Z4を発売するという発表のみ。しかも、携帯電話キャリアの発表会ではなく、SONY単独で行った発表会。SIMフリーで発売すると発表でもあればよかったのですが、今まで通りキャリアから発売するという始末。何より、わざわざ発表したわりには従来のXperiaとの違いが見えないデザイン。スマートフォンを好きな人が見ても、どこが変わったのか説明しづらい端末を発表してしまったことが、より印象を悪くしているように思います。

本当は春モデルで出したかったのだろうか

どう考えてもキーコンセプトのスマートフォンです。本来なら春商戦に出して当然のようなスマートフォンです。まだ発売が先になるものを急に発表したのは、開発の遅れを隠すためだったのかもしれません。何より気になったのは、今まで海外で発表していたXperiaを日本で発表したことです。競争が激しくリスクの高い海外から撤退し、人気の高い日本市場だけに縮小していくのかもしれません。質疑応答では、然るべきタイミングで海外向けの展開も発表すると言っていましたが、Xperia Z3との違いが見えないXperia Z4を発表しても、海外ではあまり注目されないでしょう。

SONYの暗いニュースばかり入ってきても、心の何処かで期待している自分がいました。しかし、この本を読んでから、残念だけど諦めたほうがいいように思いました。もうSONYに優秀な人材はいません。会社にとって一番大事な人材を切り捨てきたSONY。もう昔のようなSONYらしい製品を作ることはできないでしょう。

VAIOを捨て、WALKMANも捨たSONY。次はXperiaも捨てるのでしょうか。

昨日のXperia Z4を見ると、SONYがXperiaを捨てる日も近いと思っておいたほうがいいように思います。満を持して発表したスマートフォンが、今週発売するGalaxy S6 edgeのほうが圧倒的に魅力的だからです。もう僕らが好きだったSONYはありません。発表する製品を見ていれば分かります。

これ以上大切なブランドを傷つけないことを願います。

 

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