一度会ってみたいなと思っていた人がいた。その人は、安藤美冬さん。最近はテレビ等でも活躍しておられるので、知っている方も多いのではないだろうか。僕が安藤美冬さんのことを最初に知ったのは、ノマドワーカーの女性ということで紹介され、情熱大陸に出演された時。たぶん、世間の人もこのテレビの出演で知ったという方が多いと思う。
ノマドという働き方が話題になることが多くなり、それに対する批判もたくさん飛んでいた時期。そんなタイミングでのテレビ出演は、安藤美冬という名前を一気に知らしめた。しかし、それに伴い数々の批判も、安藤美冬さんは浴びるようにもなった。話題の人、人気の人の宿命。批判の声を浴びるのはしかたないことだかもしれない。しかし、安藤美冬さんの事をしっかりと理解せず、うわべだけで批判するのをよく見かけた。
新しくて異質なもの、自分達の築いてきた領域を壊してしまうようなものを叩く。日本の悪い伝統だ。いつまでもこんなくだらない伝統をしっかりと受け継いでいるから、日本は悪くなっていくいっぽうだ。安藤美冬さんが表に出るようになったことで、学ばなければいけないことがあるのではないだろうか。
それに気付いていた人たちが、この大阪で行われた出版記念イベントに来ていたように感じた。
スタンダードブックストア@心斎橋:【EVENT】2/9 12:00 『冒険に出よう』(ディスカバー21)刊行記念 安藤美冬トークショー&サイン会 - livedoor Blog(ブログ)
200名を越す来場者!
こういったイベントや講演会は、男性が多かったり、女性が多かったりと、お客さんの性別が偏ることが多い。しかし、安藤美冬さんのイベントの来場者の男女比は、半々だった。もっと男性が多いのかと思ったが、想像以上に女性が多かったのにビックリした。その参加している女性達だが、30代、20代の女性が多かったように思う。ここに、安藤美冬という人が支持されている理由があるように感じた。安藤美冬さんと同じ性別、同じ年代の人達に支持されるということは、きっと彼女たちを写す、鏡のような存在なのかもしれない。そう思いながら、安藤美冬さんの登場を待った。
安藤美冬さんは、友達に会うかのように、サラッと登場した。これが私のスタイルと言わんばかりに、普通に現れた。トークが始まっても、彼女に気負いみたいなところは微塵も感じられない。完璧に決めて隙がまったく無い、私はできる女よ!みたいな女性でもない。女性の方で表舞台に立つ人というと、隙のないぐらい完璧な女性が多いように思う。メイクからスタイルから服装から話し方から、すべてが完璧で憧れの象徴みたいな女性。安藤美冬さんは、そういった女性とは対極な女性。今の日本の女の子(あえて女性ではなく、女の子という言葉を使いたい)たちの、気持ちや考え方、悩みや不安。現代日本の女の子達と同じ気持ちや目線を持った女の子。生き方を変えたくて、新しい自分になりたくて、新しい世界に行きたい。冒険に出たいけど、冒険に出られない女の子たち。そんな女の子たちを代表して、安藤美冬さんは一足先に冒険に出た。
あても何もなかったけど、冒険に出た安藤美冬。私が出来たから、みんなも大丈夫。新しい世界は自分で作るもの。冒険に出るのは、自分の心しだい。自分の心の声は何て言っていますか。
さぁ冒険に出よう。
安藤美冬さんが、あたなの街にもやってくる。ぜひ一度話を聞いてみて下さい。
U25 | Survival Manual Series » 安藤美冬 全国書店ツアー
最後は名古屋!
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