ついに行ってきました!槇原敬之のコンサート「Makihara Noriyuki Concert Tour 2013"Dawn Over the Clover Field" 」。はるばる東京まで行って参りました。
思いっきりネタバレのライブレポートでも書こうかと思ったのですが、ネタバレは、まだ他の会場でも参加しますので、もう少しライブを聞き込んでから書きたいと思います。その代わりに、マッキーがMCで喋っていたことに、僕はとても感銘を受けました。そのMCについて書きたいと思います。
いつもマッキーのMCは最高です。めちゃくちゃよく喋るし、そして面白い。そして大事な事を話す時には、しっかりと自分の考えを伝える。これこそがアーティストと呼ばれるような人のあるべき姿だと思う。そして、今回のライブでもとても素敵な事を伝えてくれました。
僕らは、この国の良さを他の国の人に伝えることができるだろうか?
海外にもよく行かれるマッキー。今回のツアーアルバム、「Dawn Over the Clover Field」は、アイルランドに行ったときに感じた事が曲になっています。お話し好きのマッキ−。やっぱり海外に行っても、色んな方と話すのでしょう。そんなマッキーは、行く国々で、様々な人と話すと感じることがあるそうです。他の国の人と話していると、自分の国の良い点を、とても誇らしげに語るそうです。こういう場所があって、凄い綺麗だよ!僕らの国は、こんな人達がいて、最高の国だよ!とても誇らしげに、自分の国の事を語るそうです。そんな時、ふと自分に当てはめてみると、僕は自分の言葉で、日本の良さを話すことができるだろうかと考えたそうです。そして、できないなぁと思ったそうです。
日本人って、あまり自分の国の事を語らないし、自分の国の良い点も、あまり見付けようとしなかったりする。その国の人たちがそんな感じだと、日本に遊びに来なよ!って海外の方に言ったときに、本当に胸を張って、こんないい所だから来なよって!言えない。
日本には素晴らしい所いっぱいあるし、日本人の物の考え方や生き方とか、日本には日本のいいところがいっぱいある。そういった物をこのツアーで日本中を回り、その町の良いところをいっぱい見付けていきたい。そして、あまり日本のいいところを話せないような国だとしたら、いいところをいっぱい話せるような日本に変えていきたい、と話していました。
この話は、個人的にとても心に響きました。本当にそうだなぁと思ったし、そして今住んでいる名古屋という町にも、そういったところがあるので、身につまされる思いでした。ちょっと閉鎖的で、大都市の割には遊ぶところがなくて、いつも東京と大阪に憧れ、この町はつまんねーぜ!っていつも話して、大事なことを見付けようとしない。僕なんか、かれこれ15年ぐらいは遊ぶところねーよなぁーって言っています(笑)観光名所といった所も少ないですし、他県の人も、名古屋に来た事があるって人、あまりいないと思うんです。
それって、この町が悪いと思っていたけど、実は町じゃなくて、僕ら人間が悪かったんだって思いました。そんな風にいつも思っていたら、町はいつまでたってもよくならないし、住んでいる人達がつまんねーぜ!って言っているような町に、他の町の人が来てくれるはずがありません。
他の県に住んでいる方に、僕はいつも冗談でこんな事を言います。名古屋はイオンしか行く所がない。休日は1日イオンにいるのが名古屋スタイル!みたいな事を冗談で言っていました。実際のところ、冗談じゃなくて事実だとは思うんですけど、これが東京の人からしてみると、どうやら新鮮みたいで、イオン楽しい!イオン凄い!って言うのです。こんな大きな建物があって、その中にありとあらゆるお店が入っていて、1日遊べちゃう。そんな所は東京にはないとのこと。
東京のお店って、小さいお店がゴチャゴチャとたくさん並んでいて、一つの建物の中であれもこれも出来ちゃうイオンは最高に感じるように、地元の人たちがあたりまえに思っていることが、他の町の人達からしてみると、とても新鮮だったりする訳です。
今回マッキーが教えてくれたことを、僕も実践していこうと思います。名古屋はつまんねーぞ!遊ぶところないぞ!じゃなくて、こんな場所があって、こんな食べ物があって、こんなお店があって、こんな所で遊べて、最高に楽しいぜ!って声を上げていきます。つまんないつまんない言っている所に、どうしてわざわざ来てくれるでしょうか?そこにいる人達が楽しく過ごしていれば、きっと来てくれるはず。名古屋親善大使になるぐらいの覚悟で頑張っていきます!
もうライブの話しから逸れまくっていますが、そういう素敵なことを教えてくれるのが、槇原敬之のコンサートです。MCだけじゃなく、歌の方も勿論最高!是非、一度足を運んでみてください。そして、名古屋にもみんなが来てくれるように頑張ります!
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