20%ほどの値下げ
Apple Musicが値下げするという噂が出てきました。20%ほど価格を下げるという噂ですが、イマイチ伸び悩んでいる要因は、値段ではありません。
Apple Musicがサービス開始したと同時に有料会員になり、今日までApple Musicを使っていますが、先月登場したSpotifyを使い出してから、ほとんどApple Musicを使わなくなりました。
Spotifyが無料だからではありません。あまりにSpotifyが良すぎるのです。あまりによいので、使い始めて3日目で有料会員になりました。Spotifyの有料会員になると、途中で広告も入らなくなりますし、自由に曲を飛ばして聞くこともできます。
使い始まる前は、Apple MusicがあるからSpotifyは使わないと思っていたのですが、たった1ヶ月で逆転してしまいました。
圧倒的にSpotifyがいいのです。月の料金はどちらも980円ですが、圧倒的にSpotifyがよいため、Apple Musicを使う時間がないのが現状です。
Spotifyがいい理由
- プレイリストが豊富
- プレイリストに入っている曲が多い
この2つがSpotifyの特徴です。毎日Spotifyで音楽を聞いていますが、まだまだ新しいプレイリストを発見します。そのプレイリストがどれも素晴らしい。ほとんど曲をスキップすることなく、ずっと聞いていられます。
たくさんのプレイリストがあるSpotifyですが、プレイリストに入っている数も圧倒的に多いのが特徴です。一度再生を始めたら、スマートフォンを触る必要がありません。Apple Musicは、ひとつのプレイリストに入っている曲は20曲程度です。曲数が少ないので、1時間ちょっとぐらいでスマートフォンを操作しないといけません。聴き放題なら、ずーっと音楽を鳴らしておきたいと考えるのが自然です。動画とは違って、他の作業をしながら楽しめるのが音楽の特徴だからです。プレイリストにはたくさんの曲が入っていたほうがいいのは当然でしょう。
ユーザーがどういう風に音楽を聴いているのかということを、Spotifyはよくわかっています。Apple Musicは音楽のことが大好きすぎます。あまりに好きすぎて、音楽マニアのような感じです。プレイリストに収録されいている曲は、音楽に詳しい人が選曲しています。人力で作られたプレイリストが、Apple Music最大の売りでもあります。音楽マニアらしい拘りを感じることもありますが、そこまでの拘りが必要かと聞かれる、素直にイエスとはいえないような気がします。
Spotifyは機械と人とのコンビネーションでプレイリストを作っています。膨大なユーザーが聴いているデータがクラウドに上げられます。そのデータを利用して、機械が曲を選定します。マシンラーニングで作られたプレイリストを、人の手で修正してプレイリストが完成します。全てを人の手で選んでいたら、ここまで膨大な曲を用意できないでしょう。機械と人をうまく使っているのです。
サービスのテコ入れを
iOS10になったApple Musicは、若干Spotifyを真似しているところもあります。聴いている曲の傾向から、好きそうな曲を集めて毎週提案してくれます。これを人力でやっているのかは分かりませんが(おそらく機械でしょう)、今までよりは使いやすいサービスになってきています。
少しサービスの改善はされましたが、Spotifyほど生活に欠かせないサービスという感じではありません。一日中再生していられるほどたくさんの曲をプレイリストに揃えるには、機械の力が必要な時にきているように思います。
値下げをする前に必要は、サービスの根本的な考えを見直すことでしょう。
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