2015年12月24日より、定額制音楽配信サービスでビートルズの曲が聞けるようになりました。早速僕も聞いていますが、やっぱりビートルズはいいですね。特別ビートルズが好きではありませんが、そんな僕でも1日どっぷりと聞くことができるのは、定額制音楽配信サービスのおかげです。
数年前に、知らないミュージシャンの曲をどっぷり聞こうとすると、街のレコード屋さんで新品のCDを購入する、街の中古レコード屋さんで中古のCDを購入する、iTunes Storeなどで曲を購入する、レンタルCDを借りる、友達にCDを借りる、ネットで曲を探す。このような方法をとらないといけませんでした。どの手段を使うにしても、それなりに手間暇がかかります。聞きたいなぁと思った時に聞くことはできません(iTunes Storeで購入する場合は、すぐに聞けます)。
聞きたい!と思った時に聞ける。これが一番大事です。想いが最大限に熱くなっているときを逃してしまうと、人は手間のかかることを避けようとします。聞きたいという熱があるときに、1曲や2曲ではなく、どっぷりとそのミュージシャンの世界に浸ることができれば、そのミュージシャンのことを好きになるかもしれません。
Apple独占じゃない意味
今回のビートルズの件は、Appleだけではなく、Google、Amazon、Spotifyなど、様々な定額制音楽配信サービスで利用することができます。どこかのサービス向けに独占配信という形ではなく、幅広くビートルズを聞けるようにして、よりファンを増やそうとする戦略です。以前なら、Appleに独占配信という形になったはず。これが意味するのは、独占するほどAppleが市場を支配していないということです。iTunesで一人勝ちだったらAppleも、定額制音楽配信サービスでは、苦戦しているということでしょう。
3年後ぐらいにはサザンやミスチルの曲も聞けるようになるはず
相変わらず日本市場は、こういったインターネットのサービスへの対応が遅い状況です。以前よりは変わってきていますが、未だに日本の超大物ミュージシャンは対応していません。iTunesで曲を販売するだけでも、随分と時間がかかりましたが、結局は販売するようになっています。1年後では実現していないかもしれませんが、あと3年ぐらいすれば、サザンやミスチルの曲も聞けるようになるはずです。そのときになっても、サザンやミスチルの曲が聞けないようでは、本当に日本の音楽市場は死んでしまうかもしれません。
定額制音楽配信サービス「AWA」に槇原敬之の曲が登場したが、レーベルの問題を感じさせる曲のラインナップ
毎月1,000円払うだけで夢のような音楽生活
どんどん曲も充実してきて、ますます価値が上がっている定額制音楽配信サービス。インターネットに繋ぐことさえできれば、無限に音楽を聞くことができます。ビートルズという世界一のブランドが解禁したことで、日本の音楽市場も変わっていかざるをえないでしょう。
毎月1,000円払えば、世界中の音楽を聞くことができます。そう遠くないうちに、あの曲は聞けないというようなこともなくなっていくでしょう。今のうちから定額制音楽配信サービスを利用して、音楽の海にどっぷりと浸かりましょう。
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