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名古屋がつまらないのはトヨタのせい。車社会からの脱却が街を変える。

今さら何をという感じです。

愛知)「行きたくない街」、脱するには 県有権者が議論:朝日新聞デジタル
愛知)「行きたくない街」、脱するには 県有権者が議論 ...
根本的にわかっていません

国内主要8都市で「行きたくない街ナンバーワン」になってしまった名古屋。名古屋は行くところないよねという会話を20年ぐらいしています。昔から遊ぶところがない、東京、大阪が羨ましい、そんなことばかり話していました。愛知県に住んでいる人の共通認識みたいなもので、みんな分かっていたことです。たまたま今回のことがニュースになり、便乗したかのように大騒ぎになっています。

「愛知には世界のトヨタがある」とトヨタと連携した観光振興を進言した。

記事を読むと、トヨタと連携した観光振興を提言したと書いてあります。何かあればトヨタ。これがダメなんですよ。名古屋の最大の欠点は、トヨタの影響力が強すぎることです。

トヨタ自動車は、世界最大手の自動車メーカーです。日本人だけではなく、海外の人も知らない人はいないでしょう。そのトヨタのお膝元の名古屋は、自動車の所有率が圧倒的に高いです。20歳を越えたら車を持っていて当たり前です。社会人にもなって、車がない人は、名古屋では人として認められません。

「僕、車ないですよ」と言うと、「その歳で車ないなんて、男として終わってます」痛烈な言葉を幾度となく浴びせられてきました。それぐらい、車があることが当たり前の街なのです。

全ての人が車を持っていることになっていますので、車があることが前提の街になっています。何処に行くにしても車で行くのが当たり前です。車なしで出かけることは考えられません。少しぐらい距離が離れていても、車で移動するのなら問題ありません。歩いたら1時間はかかるような距離でも、車なら15分ぐらいで到着します。少しぐらい距離があっても問題になりません。だって車があるのですから。

歩く人のことを考えていないので、あらゆるものが点でバラバラに出来てしまい、何処に行くにしても、車がないと不便なのです。これほどまでに車社会になっているのは、どう考えてもトヨタのせいです。名古屋が魅力ある街になるには、トヨタ自動車と決別することでしょう。

街に人が歩いているような、人で溢れる街にすること。こうなったとき、名古屋が行きたくない街ナンバーワンから脱却できるはずです。

 

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