なんとか2部降格は避けられると思っていたのですが、、、まさか最終戦を3対1で負けてしまうとは。最終戦であのような負け方をしているようでは、J2降格でも仕方がありません。
スタンドに詰めかけたファンは、久米社長が挨拶したときには大ブーイングで、ボスコ監督と主将の田口選手が挨拶したときには、ブーイングはあまりなかったようです。降格云々というより、フロントに対する不信感が全てなのでしょう。
リネカーで始まりストイコビッチで終わった
Jリーグが始まったときからの動向を知っている人たちの正直な気持ちは、名古屋のサッカーはリネカーで始まってストイコビッチで終わったのです。リネカーというスーパースターを連れてきたけど、まったく試合にも出ず肩透かしを喰らい、Jリーグ開幕早々に暗黒時代へ突入した名古屋グランパス。まったく希望が見えない状況が続いたため、名古屋の誰もがサッカーから興味を失ったとき、彗星のように現れたベンゲル監督とストイコビッチ。
どうせまた役に立たない外国人選手だろうと誰もが思っていましたが、レベルの低い日本の主審に苛立ち暴言を吐いて退場をするまでに見せる華麗なプレイ。日本人が見たことのないサッカーを教えてくれたストイコビッチ。始まらなかった名古屋のサッカーが、ようやく動き出したのです。
まったく盛り上がらなかったサッカーが、ついに名古屋で盛り上がりました。興奮する試合をストイコビッチが演出し、サポーターとともに頂点へ。そんな夢のような時代もベンゲル監督が海外へ行き、ストイコビッチの引退で終了しました。再び暗黒時代に突入しましたが、監督で戻ってきてくれたストイコビッチが束の間の夢を見させてくれました。
そのストイコビッチが監督を辞めた時点で、名古屋のサッカーは終わっていたのです。ここまでJ2に降格せず、よくもったほうじゃないでしょうか。他チームより高年棒の選手が多い中、毎年中位の名古屋グランパス。
名古屋、初の降格で解体危機 トヨタ支援縮小を示唆 - J1 : 日刊スポーツ
支援縮小してJ2に居座るのか。
これを機に一層力を入れてチームを立て直すのかと思いきや、お金の使い方を見直さないといけないと豊田章雄社長が発言。トヨタはもうスポーツに関わるのを止めたほうがいいでしょう。中途半端にお金を使うぐらいなら、スポンサーを降りたほうがチームのため、街のためです。
何も分からないお偉いさんたちが口を出してチームをぐちゃぐちゃにした挙句、J2になったからお金を出しません。そういうやり方だからスポーツで成功しないし、これぞトヨタという車もないのでしょう。
トヨタ「86」開発の陰にはマツダエンジニアの助言があった (2/2) - ITmedia ニュース
マツダがどうして『ロードスター』を続けられるかをエンジニアに聞きに行った。そこで『景気変動でつくったりやめたりするのは、ファンへの裏切りだ』といわれ、ロードスターが黒字だと知った。いろいろと開発のヒン ...
核心を突いた発言。
マツダがどうして『ロードスター』を続けられるかをエンジニアに聞きに行った。そこで『景気変動でつくったりやめたりするのは、ファンへの裏切りだ』といわれ、ロードスターが黒字だと知った。いろいろと開発のヒントももらい、心を入れ替えた。86は赤字ではない、これは大事なことだ」
トヨタが86というスポーツカーを開発しているときに、マツダロードスターのような車をどうやったら作れるのかと、マツダの開発主査に聞きにいったそうです。「景気変動でつくったりやめたりするのは、ファンへの裏切りだ」と、当時のマツダロードスター開発主査は発言したそうです。
J2ではお金をかける価値がないから支援を縮小します。まさしくファンへの裏切り行為でしょう。
J2降格でトヨタが変われるのか変われないのか。まずカイゼンしなきゃいけないのは、トヨタという会社でしょう。
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