最初に記事を読んだとき、思わず目を疑ってしまいました。まさかNECからこういったコンセプトのノートPCが登場するとは思いませんでした。
NEC PC、重量904gのB5モバイルノート「LAVIE Note Mobile」 - PC Watch
これは売れる
軽い、そこそこの性能、安い。3拍子揃ったノートPCです。こういったPCを日本メーカーが出すと、CPUがAtomなのに10万オーバーという意味不明な製品ばかりでした。
ところが今回NECが発表したノートPCは、Atomより性能が高いCore Mを搭載しながら、15万円以下というノートPCです。MicrosoftのOfficeを搭載して139,800円前後なら、春商戦でかなり売れるでしょう。
RAMが4GBというのが少々不安点ですが、この製品のコンセプトを考えると許せる仕様です。どうせ4GBのRAMならば思い切って一番下のモデルにするのもいいかもしれません。
Pentium 4410YというCPUになりますが、Atomよりはマシです。このモデルなら税別104,800円前後です。文字を打つことを中心に使うなら、最下位モデルを選ぶのもいいでしょう。
LAVIE Note Mobileの良いところ
よく仕様表を見てみると、ユーザーのことを考えられて作られていることが分かります。
- Micro SDではなく、フルサイズのSDカードスロット
- USB Type Cではなく、フルサイズのUSB 3.0
最近のモバイルPCは、たいしてコンパクトでもないのに、使い勝手の悪い端子ばかり搭載しています。Micro SDカードではなく、フルサイズのSDカードを差すことができるので、一眼レフカメラやコンデジで撮った写真も、すぐにLAVIE Note Mobileで確認することができます。
採用数がまだまだ少ないUSB Type Cではなく、普通のUSB端子を搭載しているのもいいところ。新しいMacBook Proのように、変換ケーブルだらけになることもありません。
想定しているユーザーが、どうやって使うかを分かって作られたのが伺えます。
CPUのベンチマーク(参考)
実機のレビュー記事が上がっていませんが、参考までに搭載されているCPUのベンチマークを載せておきます。
- Core i5-7Y54 3301
- Core m3-7Y30 3606
- Pentium 4405Y 2074
- Atom x7-Z8700 1971
こちらのページを参考にしました。
(Pentium 4410Yのベンチマークが見当たらないので、前の型番4405Yのベンチマークを載せました。)
なぜか、上位モデルと中位モデルの数字が逆転していますが、、、一番下のモデルと、それ以外のモデルを比較すると、結構性能差があります。真ん中のモデル、Core m3-7Y30を搭載したモデル(124,800円)がベストバイかもしれません。
この春台風の目になりそうな、NECの「LAVIE Note Mobile」。どこでも文章を打つのに最高のノートPCです。購入を検討してみてください。
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