PC Watch記事:デル、XPS 13など4コア第8世代Coreプロセッサ搭載PC 7製品を国内発売
いよいよ第8世代Core iシリーズを搭載したノートPCが登場です。登場ですと言われても、そもそも第8世代Core iシリーズって何ぞやというところから説明しましょう。
Core iシリーズというのは、Intelが作っているプロセッサーです。昔はCPUなんて呼ばれていましたが、今はチップとかプロセッサーと呼ばれています。呼び名が変わったのは、CPUだけではなく、他の機能も統合してワンチップになっているからです。
新しいプロセッサーが登場すると、基本的には性能が上がります。性能が上がるということは、処理能力が上がりますので、今と同じことをより早く実行できるようになります。
より早く実行できるようになると言われても、イメージしにくいので、具体例をあげます。毎年新しいiPhoneが発売されますが、新しいiPhoneを手にするたびに、アプリが早く動くようになります。見た目はほとんど同じように見えますが、中に搭載されているチップの性能が上がっているので、サクサクと動くようになっているのです。
iPhoneの性能が年々上がりすぎるために、iPhone 6sぐらいから変化を感じにくいかもしれませんが、古いiPhoneと並べて使うと、違いが分かるはずです。性能が上がると、より高速に処理できるようになるので、僕らはより快適にコンピュータを使うことができます。
あまり変化のなかったノートPCのプロセッサー
iPhoneが登場して10年になりますが、この10年の進化は凄まじいものです。最初は粗い画面でモッサリしていたiPhoneも、ノートパソコンに負けない性能を持つようになりました。
倍々ゲームの勢いで性能が上がってくるスマートフォンに対して、ノートPCの変化は鈍化しました。より省電力化が図られたりグラフィック性能が向上することで、より高機能になっていますが、違いを感じにくくなりました。
そんな状況が続いていたノートPCですが、今年の年末に登場する新型のノートPCは、ここ数年発売されていたものとは違うようです。
4コア8スレッドに
今までノートPCのCPUは、基本的には2コア4スレッドというものでした。2つの頭脳を搭載し、4つのことを実行できる仕組みでした。そんな単純な話ではありませんが、大まかにはそんな感じです。
今回新しく登場した第8世代Core iシリーズは、4コア8スレッドになります。単純に数字が倍になっています。2つの頭脳だったものが、4つの頭脳になり、8つのことを実行できるようになります。
頭脳が増えれば、処理をたくさんできるようになるので、従来のノートPCより性能はあがります。デスクトップPCと違って、サイズ的な制約やバッテリーの問題があるため、一つの頭脳の最高性能は落ちていますが、トータルでの性能は大きく向上しています。
40%アップ
デルが第8世代Core iシリーズを搭載したノートPCを発売します。ここ数年、性能の向上を実感しにくかったノートPCですが、第8世代プロセッサーを搭載したモデルは、性能向上を実感できそうです。
40%ほど性能が向上しているという話なので、これからノートPCを購入される方は、第8世代CPUと書かれているノートPCを購入しましょう。本当に40%性能が向上するのなら、購入する価値はあります。
軽くて薄いノートPCは、どうしても値が張ります。外にパソコンを持っていかないという方は、14インチぐらいのものを購入したほうが、値段も安くて、画面も大きくておススメです。
10万を切る値段で購入できる、「New Inspiron 14 7000 プレミアム」がベストバイでしょうか。第8世代Core iシリーズを搭載したノートPCの性能がどれほどのものか。これから出てくるレビュー記事に注目です。
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