値段が下げられないなら、過剰サービスを提供。これこそが携帯電話業界の鉄則です。ユーザーは料金が下がることを望んでいるのに、その斜め上を行くように、値段は上がっています。

企業としては、今の利益を下げるわけにはいきません。あの手この手で維持しようと必死です。

  • 勝手に指定された無料クーポンを送る
  • これでもかと通信量を盛る

この2つが常套手段です。値段を下げずにお得感を出すために、様々な飲食のクーポンを送ったり、使い切れないほどのパケットを付けてきます。

SUPER FRIDAY | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

ウルトラギガモンスター+(プラス) | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

5G時代を目前に控えた今、コンテンツとの付き合い方が変わりつつあります。大手キャリが構築してくれた最強の4Gネットワークのおかげで、いつでもどこでも動画、音楽、写真、SNS、コミュニケーションを楽しめます。当たり前すぎて有り難みがなくなりつつありますが、有り難みを感じなくなってしまうほど、素晴らしいネットワークが敷かれています。

スマホの性能は上がり、サクサクと動くのが当たり前。通信環境は良くなって、サクサクと読み込むのが当たり前。ストレスなく使えすぎてしまうので、それが当たり前に。その結果、値段が高すぎると文句を言ってしまう始末。こんなにストレスなく使えることが異常であって、もう少し感謝するべきなのでしょう。

ドコモも実質無制限プランを提供

年の瀬が押し迫る中、突拍子もなくサプライズをぶっ込んできました。

ギガホ増量キャンペーン | キャンペーン・特典 | NTTドコモ

30GBだった通信量を、倍の60GBに増量するというのです。期限も定められておらず、おそらくこのまま60GBが標準になるでしょう。

ギガホが提供されてから契約している者の感想は、
60GBならなんとかなりそう!

60GBも不要ではなく、60GBなら足りそうという意味です。

使える容量が増えると、スマホの使い方が変わってきます。何も恐れること無く、You Tubeをバンバン観たり、暇がなくてもSpotifyで音楽を再生しています。

こういった完全ワイヤレスイヤホンがあると、四六時中音楽を再生して聞けるので、パケットをどんどん消費します。常にSpotifyを流しながら、暇さえあればYou Tubeも見る。現代の怠け者といった生活になってしまうと、30GBでは足りません。

倍の60GBになると、今の使い方なら、通信量が足りないと悩むことはなくなります。いや、さらに贅沢な使い方をするようになり、60GBでも足りないというようになるというオチかもしれません。

 

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