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ついに日本経済新聞のWebサービスがクラウド対応になりました。日本経済新聞は、紙の新聞だけではなく、Webサービスのほうもなかなか力が入っています。それもそのはず、無料のWebサービスが多い中、日本経済新聞の電子版購読料金は、なんと月額\4,000!正直僕も月額\4,000という価格に躊躇しましたが、新聞ぐらい読まないとまずいだろうと思い契約しました。
紙の新聞がiPadでそのまま読めることに価値を感じてしましたが、日経のWebページの使い勝手が中々良く、Webページでニュースを確認することが増えてきました。そのWebサービスを使っていて唯一不満に思っていた点がありました。それはクラウドに対応していない点でした。しかし、2014年3月1日よりリニューアルし、日本経済新聞のサーバーのほうで記事を管理してくれるようになりました。
今まではiPhoneで保存した記事は、iPhoneでしか読めませんでしたが、これからは端末を問わず読むことができるようになります。
Myニュースで自分が欲しいニュースを自動で取得
今回のリニューアルの一番の目玉は、Myニュースでしょう。日経Web版のMyニュース機能は、様々な記事を取得することができます。自分で設定したキーワードに引っかかる記事だけではなく、これぞ日経とも言える、中身の濃い連載やコラムを読むことができます。今までも連載やコラムは読むことが出来ましたが、これからは登録しておけば、自動で記事を取得します。複数のモバイルデバイスを所有していても、クラウドの方で管理するため、一度読んだ記事は既読になります。同じ記事を2回読んでしまうといったことがなくなるでしょう。
今後を見据えた変革
今回のリニューアルは、まさしく紙からWebの時代を見据えた改革。数ある新聞社の中でも、日経が一番Web版に力を入れています。日経のクラウド対応は、これからのことを考えると必然のことです。これからますますWebページの日経のほうに力を入れていくと思われます。
ただ、ひとつ残念なことがあります。2014年4月から月額4,200円に値上げになります。これは消費税増税に伴うものでしょうが、税別で比較しますと、2014年3月までは3,809円の月額料金に対して、2014年4月以降は、3,888円の月額料金になります。こっそりと79円の値上げになります。それに対して、紙の日本経済新聞を購読している方は、紙の新聞の購読料金プラス1,000円のため、実質値下げになります(952円から925円に)。
Web版に力を入れてきているというのを、日経のサイトを有料で利用している人は感じていると思います。新聞販売店とのしがらみもあり、Web版の料金を下げる訳にはいかないのでしょうが、リニューアルを機に、値上げをしてきたのは腑に落ちません。ただ、日経Web版の使い勝手や、Web版でしか読めない記事が充実してきていますので、そういった部分を加味して納得するしかありません。
これから日経も、紙からWebのほうにますますシフトしていくでしょう。電子版のみの料金を値下げしたときこそ、本当に日本経済新聞がWebにシフトするとき。それがいつになるのか、2年後、もしくは5年後。いや10年後かもしれません。日経の電子版のみの料金が変わったときが、日本の新聞業界が本当に変わったときでしょう。
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