ついに欧州で「DMC CM-1」が発売開始になりました。「DMC CM-1」は、日本の大手家電メーカーPanasonicが久しぶりに発売するスマートフォンです。日本市場からスマートフォンの撤退を発表したのが1年前。久しぶりに発表したスマートフォンは、ただのスマートフォンではなく、得意のカメラ技術を活かしたスマートフォンでした。

「DMC CM-1」が凄いのは、スマートフォンとデジタルカメラを合体させたことではなく、1インチセンサーという高級で大型のレンズを使いながらも、驚くほどスタイリッシュなスマートフォンに仕上げてきたことです。

デジカメWatchに、わざわざ欧州まで飛んで、入手したレビュー記事が掲載されています。

どうですか、普通のスマートフォンよりカッコいいデザインになっています。背面を見ると、大きなレンズが普通のデジカメではないことを大きく主張しています。表面を見れば、ごく一般的なAndroidスマートフォンの形をしています。相反する2つの機能をシンプルにスタイリッシュにまとめたDMC-CM1。今一番欲しいスマートフォンです。

スマートフォンと合体する必要があるのか

高級コンパクトデジタルカメラとスマートフォンを合体させないでも、高級コンパクトデジタルカメラで撮った写真を、スマートフォンにWi-Fiで転送して使えばいいんじゃないかという声が聞こえてきそうです。

SONY サイバーショット DSC-RX100M2

すでにSONYがRX100M2でWi-Fiで転送する機能を搭載しています。たしかにこの機能があれば、スマートフォンでは撮れないレベルの写真を、スマートフォンで扱うことができます。こうやって文章で書くと問題ないように聞こえますが、実際は画像を転送するのに、30秒以上はかかります。これが結構なストレスになのです。

しかし「DMC CM-1」なら、スマートフォンに高レベルな写真が撮れる機能が付いている訳ですから、撮ってすぐに高速LTE回線を使ってSNSにシェアしたり、自分のクラウドサーバーにアップすることができます。また旅行時などに、スマートフォンとデジタルカメラの2つを持っていかず、DMC-CM1ひとつで済ますことも出来ます。また常に手に持っているスマートフォンだからこそ、シャッターチャンスを逃さないというのも大事なポイントです。

日本での発売も決定

先日「DMC CM-1」が日本でも発売されると、日本経済新聞に記事が出ました。年明けから日本やアメリカなど、世界各国へ向けて徐々に発売しいくようです。

すでに日本の技適も取得していますし、いつでも日本で発売できる状況です。あとは、価格がどうなるか。欧州での販売価格が899ユーロ。日本円に換算すると、125,000円ほどになります。たしかに普通にデジカメと発売しても6万〜8万ぐらいのデジカメになりそうですから、そこにスマートフォンの機能もくっついていると考えると、10万オーバーもやむ無しでしょうか。今までのようにドコモなど大手携帯電話キャリアから発売はせず、SIMフリー端末としての発売が濃厚です。そのため、普通のデジタルカメラと同じように販売してくるも言われています。欲しい人だけに届けたいというような商品ですから、かなり高額にはなるでしょうが、Panasonicがいくらで発売してくるのか注目です。

 

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