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うだるような暑さになってきました。まだ5月だというのに、こんなに暑くていいのでしょうか。鞄が重いと体に鞄がくっついて不快になります。少しでも荷物を減らして、鞄を軽くしたいところです。

とはいえ、多数のデジタルガジェットが鞄に入っているため、簡単には鞄を軽くすることができません。とくに1番重量をとっている、ノートパソコンなどのデバイスが重すぎます。軽量なのもありますが、軽いものは性能的に不満があるため、これといったものがない状況です。

ベストモバイルデバイスを見つけるために、結構な数のガジェットを購入してきましたが、ようやく胸を張って人に勧めることができるデバイスを見つけました。

それは9.7インチiPad Proです。

9.7インチiPad Proの良さを知ってもらうため、1ヶ月ほど記事を書いてきました。他の人が書く9.7インチiPad Proの記事は、Apple Pencil、大幅に音が改善された4つのスピーカーに関する記事がほとんどです。iPadがProであるためのもうひとつのデバイスを蔑ろにしています。

実はSmart Keyboardがいい

Smart Keyboardに対するほとんどの記事は、イマイチという記事ばかり。キー配列が日本語仕様ではない、打鍵感があまりよくないといったことを指摘しています。そういった記事の多くは、少しだけSmart Keyboardを触って書いているのでしょう。

かなり9.7インチiPad ProのSmart Keyboardはいいです。

たしかに、最初は日本語配列じゃないことに違和感を感じましたが、1週間ぐらいで慣れました。returnキーを押すときのタイプミスも少ないです。日本語配列じゃないBluetoothキーボードを使っていたこともありますが、結構タイプミスをしてストレスにが溜まりました。それらのキーボードは、どれだけ使ってもタイプミスは減りませんでした。しかし、9.7インチiPad ProのSmart Keyboardは違います。縦長のreturnですが、ほとんどタイプミスをしません。returnキーが適切な位置に配置されているからでしょうか。漢字を変換したときに、確定ミスをしません。ミスタイプせずに漢字を確定していけるので、気持ちよく文章を作ることができます。

9.7インチというサイズのため、キーピッチが短くなっていますが、思ったより窮屈感はありません。最初は窮屈な感じがしましたが、いつの間にか慣れてしまいました。窮屈で指が疲れないので、長時間のタイピングをしても問題ありません。キーピッチの短いBluetoothキーボードを使っていたこともありますが、かなり指が疲れました。そういったキーボードとは違い、9.7インチiPad ProのSmart Keyboardは、長時間タイピングをすることができます。長時間のタイピングをすることができるので、仕事にも使えるキーボードです。

最後に、独特の打鍵感についてです。打鍵感に関しては、人によって好みが違うので、評価するのが難しいところではあります。今までにないパサパサとした打鍵感のキーボードになっていますが、意外に悪くありません。カツーンとキーを叩いても、しっかりと受け止めてくれます。カツーンとキーを強めに叩く人は、ストロークの短いキーボードとは合わない傾向ですが、Smart Keyboardは悪くないと思うはず。短いとキーストロークですが、強くキーを叩いても、しっかりとSmart Keyboardが受け止めてくれます。

Smart Keyboardは、多くの人が打ちやすいと感じるキーボードでしょう。

唯一の不満点は日本語と英語の切り替えシステム

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ほとんど不満のない9.7インチiPad ProのSmart Keyboardですが、ひとつだけ不満点があります。左下にある日本語と英語の切り替えボタンの挙動です。左下に切り替えボタンがあるのは良いと思います。位置的にもわかりやすいので、この位置で正解です。問題なのは、英語に切り替えて大文字を打つときです。英語に切り替えてshiftキーを押して大文字打とうとすると、文字切り替えの操作受付が終わっておらず、shiftキーを押すと日本語に切り替わってしまうのです。画面中央に表示されている、入力切替ウインドウが消えるのを待たないといけません。消える前にshiftキーを押すと、日本語に切り替わってしまいます。

これが結構なストレスになります。caps lockを押して強制的に大文字にするやり方もありますが、1文字だけのためにcaps lockを押すのも煩わしい操作です。

OSのバージョンアップで変更してほしいと思いますが、このまま仕様が変わらない可能性のほうが高いでしょう。この仕様だけが、9.7インチiPad ProでSmart Keyboardを使ったときの不満点です。

下手なノートパソコンより打ちやすい

10万以下で購入できるノートパソコンは、打鍵感の良いキーボードがありません。端末が小さくなると、キーが小さくなって打ちにくくなります。端末が大きくなると、重くて持ち運ぶのが辛くなります。安いノートパソコンは本体性能が低いため、気持ちよく文章を打つことができません。ある程度の本体性能がないと、快適に作業をすることができません。結果的に中途半端になってしまうのです。

9.7インチiPad Proは、ノートパソコン以上の性能、美麗なRetinaディスプレイ、快適に文字を打てるSmart Keyboardを備えています。ストレージ容量によって値段が違いますが、1番安いモデルなら、66,800円(税別)で購入できます。本体代金に16,800円(税別)のSmart Keyboardを追加で購入すると、83,600円(税別)です。税込み10万以下で、下手なノートパソコンより快適な環境を手に入れることができます。

OSの問題ではない

iPadを勧めると、OSの問題でパソコンのように使えないという意見が出てきます。たしかに、パソコンのようにファイルを管理することはできませんが、クラウドにデータを保存すれば問題ありません。

結局は慣れの問題です。OSがどうこうというより、今まで慣れたものに縛られているだけです。少しの間は不自由かもしれませんが、我慢して9.7インチiPad ProとSmart Keyboardで仕事をしていれば、OSの問題ではないということが分かってくるでしょう。

安いノートパソコンを購入するより、9.7インチiPad ProとSmart Keyboardのほうが質の高い仕事ができます。それが嘘じゃないと証明するためにも、僕は9.7インチiPad ProとSmart Keyboardで戦っていきたいと思います。

 

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