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新しいMacBookでLightroomを使ってみた

性能的に不満はないのに、驚くほど軽い「新しいMacBook」。真のモバイルマシンが、ついにMacにも登場したという印象です。Webブラウジング、メール、仕事の資料作成など。こういった作業をするにあたって、性能的に大きな不満はありません。様々なレビューでも触れられていますが、こういった軽い作業なら、新しいMacBookは何の不満もありません。

今どきのノートパソコンは、モバイル向けの端末だからといって、性能的に不足はありません。この程度の作業ではなく、もう少し重い作業をしたときの性能はどうなのでしょうか。

今回の記事は、Lightroomを使った時の印象を書きたいと思います。

使用した機材

今回の実験に使ったデジカメは、「SONY RX100M2 」です。コンパクトなデジタルカメラとは思えない写真を撮ることができます。旅の思い出を記録するのに、最適なデジカメです。

RX100M2はRAWデータでの撮影にも対応しています。旅先で撮影した写真の中から、すぐにSNSなどにアップしたくなるときもあるでしょう。新しいMacBookがRAWデータをサクサクと現像してくれれば、旅行時にも大活躍してくれます。

Lightroomのバージョンは、「Lightroom 5.0」です。ちょうど新しバージョンがリリースされましたが、今回のテストで使用したのは、2014年に発売されたLightroomになります。

使用する新しいMacBookは、一番下のモデルになります。
1.1GHz Core M(最大2.4GHz/L3キャッシュ4MB)、8GBRAM、256SSDという性能です。今回のテストはバッテリーの減り具合も確かめたいため、ACアダプターは使わず、バッテリー駆動でテストしています。

写真の読み込み速度

SDカードから新しいMacBookにコピーしてある220枚のRAWデータを、Lightroomに読み込ませて1:1のプレビューを作成しました。

プレビューの作成にかかった時間は、30分でした。プレビュー作成が完了したきの残りバッテリー容量は90%でした。プレビュー作成時に、Webページを見ていましたが、やや操作が重くなっていました。重すぎてストレスが溜まるほどではありませんが、明らかにLightroomの処理によって、新しいMacBookに負荷がかかっているのが分かりました。

写真を確認して除外マークを付ける

Lightroom内に取り込まれた220枚のRAWデータを確認しながら、失敗した写真を除外する作業をしました。一度Lightroom内に取り込んでしまえば、サクサクと写真を表示してくれました。不要な写真は、キーボードの「Xボタン」を押すことで「除外マーク」を付けることができます。

40分ぐらいの時間をかけて、すべての写真をチェックすることができました。バッテリー容量83%になっていました。写真をチェックしながらWEBページを見ていたため、時間がかかってしまいました。

現像作業

すべての写真をチェックしたら、後は現像作業をするだけです。1枚の写真を20分ぐらいかけて現像作業をしました。色々スライダーを弄って色味の調整をしましたが、とくに操作がもたつくようなことはありませんでした。この感じですと、もっと凝った作業をしても、ストレスが溜まるようんなことはないでしょう。

バッテリー残量は80%ほどになっていました。

十分に使える性能


RAWデータの作業も十分使えるという印象です。もっと本格的な一眼レフカメラのRAWデータを現像するとなると、話は変わってくるとは思いますが、RX100レベルのRAWデータなら、快適に現像作業をすることができます。

RX100M2のRAWデータは、5472×3648という解像度で、ファイルサイズは20MBほどです。これぐらいのRAWデータなら、新しいMacBookでも十分扱うことができるでしょう。

 

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