新しいMacBookを購入してから2ヶ月ほど経ちます。新しいMacBookの性能や拡張性に関して色々と言われていますが、実際に使っていて感じることは、至って普通に使うことができる軽いMacBookがあることが素晴らしいということです。これは凄いとか、そういった感動は新しいMacBookにはありません。すでに熟成されたノートパソコンという形態のものが、MacのOS(OS X)を積んでストレスなく使うことができることに意味があるのです。これがiOSだったら意味がありません。iOSも年々進化をしてきてはいますが、どうやって文字を打つのが効率が良いのかと考えるだけで、非常に頭を悩ませてしまいます。しかし、OS X(MacのOS)なら、比較的簡単に自分好みの環境を構築することができます。

そういったMacの恩恵をうまく使うことで、どうやったら新しいMacBookを最強のテキスト作成マシンにすることができるか考えてみました。

新しいキーの叩き方に変える

賛否両論ある新しいMacBookのキーボードですが、とても素晴らしいキーボードです。この薄い本体で、ここまでの打鍵感を実現することができたことに感心します。この打鍵感を実現できたのは、バタフライ構造という新しい機構を使ったからでしょう。キーのどこを押しても均一に沈みこむボタンになっているため、今までのMacBookのキーを押した時とは違う感触です。しっかりとした押した感があるので、非常に小気味良く文字を打っていくことができます。ただし、キーストロークが非常に浅いため、今までのキーボードと同じように叩いてしまうと、かなり指に負担がかかります。バシバシとキーを叩いていくのではなく、指の力を抜いて、キーを這わすようにタッチしていく打ち方に変える必要があります。コポコポコポコポコポとキーを叩く音が大きくならないよう、出来る限り力を抜いて打つことが、新しいMacBookの正しいキーの叩き方です。

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テキストエディタを使う

文字を打つには、文字を打つソフトが必要になります。新しいMacBookには、最初から「メモ」というテキストエディタが入っています。この「メモ」というソフトは、iPhoneやiPadとも連携することができます。iPhoneやiPadに入っている「メモ」に文字を打ち込んでから、Macの「メモ」を立ち上げて下さい。おそらくiPhoneやiPadで書いた内容が反映されているでしょう。もしiPhoneやiPadで書いた内容がMacに反映されていないという方は、Macがインターネットに接続されているか確認しましょう。ちゃんとMacがインターネットに接続されている場合は、iPhoneやiPadとMacのApple IDが同じIDになっているか確認してください。MacにApple IDを入力しないで使っている人をよく見かけます。これではAppleのクラウドを活かしたサービスを享受することができません。同じApple IDが入力されているか確認しましょう。

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標準で入っている「メモ」でも、文字を打つことに不便はありませんが、もう少し機能性の高いテキストエディタを紹介します。

CotEditor
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一見するとシンプルなテキストエディタに見えますが、実はかなり高機能な「CotEditor」。普通に文字を打つだけでも充分な機能を持っていますが、プログラムを書くのにも便利な機能が詰まっています。非常に動作が軽いテキストエディタです。無料のソフトですし、インストールしておくと良いでしょう。

CotEditor公式サイト

OmmWriter
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書くことに集中したい。そんな方にお勧めのテキストエディタが「OmmWriter」。非常にシンプルな画面だけではなく、文字を打ったときの効果音や、環境音楽をバックに流すという音の演出も併用することで、純粋に文字を打つという行為に没頭することができます。カフェなどで文字を打っているとき、ちょっと集中力が落ちてきたときに使うと効果抜群です。

日本語入力システム(IME)を変更する

最後に日本語入力システム(IME)も変更してみましょう。新しいMacBookに標準で搭載されている「ことえり」と呼ばれる日本語入力システムでも問題はありませんが、もっと変換効率の良い日本語入力システムがあります。

  • ATOK
  • かわせみ
  • Google日本語入力

Macで使うことのできる他社製の日本語入力システムはこの3つになります。それぞれに特徴がありますが、僕が今使っているのは「Google日本語入力」です。とても無料とは思えない、様々な変換に対応しています。Googleのクラウドを活用することで、随時辞書データが最新のものにパワーアップしていくのも特徴のひとつです。ATOK、かわせみも有料バージョンを使っていましたが、結局はGoogle日本語入力に落ち着きました。

日本語入力システムは、人によってかなり好みが分かれます。自分の好みの日本語入力システムを見つけてください。

とにかく文字を打ちたくなる

2015年6月現在、最強のテキスト作成マシンが新しいMacBookだと思います。鞄に入れても苦にならない本体重量と小気味良い打鍵感のおかげで、いつでもどこでも文字を打ちたくなるノートパソコンです。920gという本体重量が、場所を選ばずに文字を打つ環境を実現してくれました。さぁ新しいMacBookを購入して、最強のテキスト作成環境を構築しましょう。

 

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