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ぷららの無制限SIMだとApple Musicは少しキツイかも(2015年7月時点で)

そろそろ無制限SIMも考えた直したほうがいいかもしれません。2014年2月よりスタートした「ぷららモバイルLTE定額無制限プラン」ですが、最近速度の低下が目立ってきました。とくに利用者が多いと思われる12時〜13時頃、仕事が終わった後の17時以降などは、使っていて厳しいレベルの通信速度になってきました。利用者が多いと思われる時間を外せば、そこそこ快適に使えますが、このまま利用者が増えていけば、さらに速度が低下するのは必然でしょう。

再生がよく止まる

昨日より始まりましたApple Music。思った以上に素晴らしいサービスで、Apple Musicで常に音楽を聞いているような状態です。常にデータを受信し続けるようなストリーミング系サービスこそ、どれだけ使ってもいいSIMカードの出番ですが、少々通信速度が足りないようで、曲の再生がプツプツと途中で途切れてしまいます。動画のデータとは違い、比較的少ない通信容量で十分なはずなのに、再生がよく途切れます。ここまで再生が途切れてしまうのは、通信速度がかなり遅いということでしょう。

再生がよく途切れるときの通信速度を計測すると、500kbpsを下回っています。200kbpsぐらいしか速度が出ないときは、ほぼ使いものになりません。今この記事を書いているときは、快適に音楽が再生できています。通信速度計測をしてみると、528kbpsという速度でした。

最低でも500kbpsは必要か

以上のことから、Apple Musicを快適に使うには、安定して500kbpsの通信速度が出るSIMカードが必要です。ぷららの無制限SIMカードは、3Mbpsの通信速度が出ることになっていますが、最近は1Mbpsも速度が出ないことが多くなっています。やはり利用者が増えてくると、この手のサービスは厳しいと言わざるを得ません。ぷらら以外の無制限SIMカードに乗り換えるときがきたのかもしれません。

どの無制限SIMがいいのか

無制限SIMもいくつかありますが、どれも速度が低下してきているようです。その中でも比較的評判がいいのが、UQ mobileです。通信速度500kbpsまでしか出ませんが、月額1,980円で無制限に使うことができます。ネット上のレビューを見ていると、500kbpsを上回る速度が安定して出ているようです。UQ mobileは、au系のMVNOになります。大半のMVNOがdocomo系ですが、急激にMVNOのユーザーが増えすぎて、そろそろキャパを越えてしまっているのかもしれません。その点、au系のMVNOのUQ mobileは2社しかないため、回線に余裕があるのでしょう。しばらくは、安定して500kbpsを超える通信速度が出ると思われます。

ただひとつ問題なのは、iOS8以降のiPhoneでは使えないということです。au系のMVNO、mineoとUQ mobileのSIMカードは、iOS8以降のiPhone、iPadでは使えなくなってしまいました。安定して速度が出ていますが、iPhoneでは使えないので注意しましょう。

OCNモバイルONEがいいかも

MVNOのSIMカードが増えだしたとき、僕が最初に契約したのがOCNモバイルONEでした。まだ珍しかった、低速だが無制限(一応15GBまでという制限あり)というSIMカードの先駆けでした。安定して500kbpsの通信速度が出ていました。今思えば、あのままOCNもバイルONEを契約しておいても良かったかもしれません。

あの当時とは状況は変わっているでしょうが、そろそろキツくなってきたdocomoのMVNOでも、安定して500kbpsの通信速度を出してくれように思います。

MVNOのいい面ばかりに陽が当たっていましたが、そろそろ影の面にも注目が集まってくるでしょう。

 

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