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El Capitanを10.11.2にバージョンアップした感想

おそらく年内最後のバージョンアップでしょう。MacのOS「El Capitan」が10.11.2にバージョンアップされました。大きな機能追加はないマイナーバージョンアップですが、細かい不具合が直っているようなので早速バージョンアップしました。


ライブ変換の不具合は

現在El Capitanで一番問題になっているのは日本語入力です。El Capitanに標準搭載されているAppleの日本語入力を使うと、非常に処理が重たくなるという現象が発生しています。El Capitanから追加された「ライブ変換」機能が原因のようですが、この新機能をオフにしても、処理が重たいままです。この問題を解決するには、他の日本語入力システム(Google日本語入力)を使うしかありません。Mac標準の日本語入力システムは、iPhoneやiPadの辞書とも単語を同期することができます。純正の日本語入力システムを使いたい方には切実な問題です。

10.11.2にバージョンアップしてから、ダーっと文字を打っていますが、ライブ変換の問題が解決されているかは、今のところ何とも言えません。ただ、以前のようにありえないほどモタつくような感じはありません。もう少し様子を見なければいけないと思いますが、この感じだと日本語入力システムのバグが修正されているかもしれません。

  1. Googleのページから検索をすると、候補の単語が続々と出てくるサジェスト機能があります。この機能がオンになっていると、スムーズに日本語が変換されないような感じです。
  2. WebページのWordPressから投稿を編集していると、やや処理が重い感じがします。MacBookからWordPressに投稿する時は、以前からこういう感じでした。MacBook Pro Retinaディスプレイモデルなら、サクサクと動いてくれます。おそらく本体の処理速度の問題でしょう。

きになるのはこの2点です。テキストエディタに文字を打っている時は、もたつくことなくサクサクと動いてくれます。Webページの方でリアルタイムに処理をする場合、MacBookの処理能力では非力なのでしょう。

WiFiは

Yosemiteになった時ぐらいから、WiFiが突然切れたりすることが多くなりました。それまでのMacはそんなことはなかったので、かなりのストレスでした。さらに困ったのは、スターバックスなどで提供されている公衆無線LANを使う時です。MacBookの液晶画面を広げてWiFiに繋ごうとしても、なかなか認証ページを開いてくれません。WiFiに繋ぐことができるようになるまで、10分ぐらいかかることもザラです。スマートフォンやタブレットはサクサクと繋がるのに、MacBookだけはなかなか繋がりません。OSの内部的におかしいとしか考えられません。

10.11.2にバージョンアップしてから、まだ2回しかスターバックスでWiFiに接続していませんが、10.11.1よりはスムーズにWiFiに繋がってくれています。引き続き検証が必要だとは思いますが、今のところは概ね良好です。

大きな不具合はなさそう

最近のAppleは、バージョンアップ時に様々な不具合を発生させています。以前より気をつけてバージョンアップしないといけませんが、10.11.2は大丈夫そうな感じです。もう少し使ってみる必要はありますが、El Capitanがより良いほうに改善されていると感じました。MacでEl Capitanを使っている方は、すぐにバージョンアップしてもいいのではないでしょうか。

 

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