Core m5/m3搭載のIntel純正スティックPCが登場、実売42,800円から
ついに大本命が登場しました。春頃に登場すると言われていた、Core Mを搭載したスティックPCです。なぜ今回登場したスティックPCが大本命なのでしょうか。
搭載されているチップセットが、従来より高性能だからです。
今まで発売されているスティックPCは、どれもATOMというチップセットでした。省電力なCPUですが、処理性能もそれなりといったレベルです。しかし、今回登場したスティックPCは、Core MというCPUになっています。12インチのMacBookや、PanasonicのレッツノートRZ5に搭載されているCPUです。
高性能とはいっても、Core i5やCore i7には劣りますが、ATOMとは比べ物にならない性能です。ATOMmも基本的にはサクサクと動いてくれますが、アレコレと複数の作業をしていくと、急に処理が重くなります。
実際に使ってみないと分かりませんが、12インチMacBookを使っていた感じから推測すると、かなり快適に使えるでしょう。
Windows10は比較的軽めな作りになっているので、今回登場したスティックPCなら、一般的なデスクトップPC並にサクサクと動いてくれるはずです。
いくらぐらいで使える環境になるのか計算してみた
ノートパソコンと違い、ディスプレイを搭載していません。さらにキーボードやマウスなどのインターフェイスもありません。色々と周辺機器をそろえる必要があるので、それなりの値段になってしまいます。
いくらぐらいあれば、まともなパソコンとして使えるのか計算してみました。
スティックPC本体
約6万です。従来のスティックPCより高くなっていますが、それだけの性能はあります。今後、Intel以外からも、この基板を使った、オリジナルモデルが登場すると思われます。ドスパラや、マウスあたりが出せば、もう少し安い値段が期待できるでしょう。
ディスプレイ
そこそこ大きくて、フルHDのモニターにしましょう。だいたい15,000〜20,000円ぐらいです。
キーボードとマウス
3,000円ほどです。USB端子に差し込むだけで、最初から使うことができるワイヤレスのキーボードとマウスです。打鍵感も良いので文字も打ちやすく、オススメの商品です。
Micro SDカード
5,000円。
価格がこなれてきたので、容量の多い、128GBのMicro SDカードを購入しておきましょう。
ハードディスク
8,000円
Micro SDカードを購入しているので、よほどのことがないと必要はないと思いますが、せっかくパソコンを購入する のですから、容量の多い保管場所を用意しておきましょう。
総額9万以下
なんやかんやで9万近くなってしまいましたが、この性能を9万以下で購入できます。Micro SDカードかハードディスクのどちらかにすれば、 8万5千円以下にすることも可能です。
9万以下になれば、非常に魅力的なパソコンです。自宅に液晶ディスプレイがあれば、さらに値段を下げることもできます。
安くてそこそこ高性能なパソコンを探していた方は、検討してみる価値はあるでしょう。
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