Windows10がリリースされましたが、まったく盛り上がっていません。それもそのはず、Windows10ならではといったアプリがないからです。従来のアプリが普通に動くことがWindowsにとっては大事なのかもしれませんが、Windows10ならではの部分がないと、わざわざ新しいOSにする意味がありません。OS自体はサクサク動いてくれるし、今やほとんどのサービスはブラウザーさえあれば使えるので、そのプラットフォームならではのアプリがなくても、とくに問題はありません。

Windows10ならではのアプリがなくても、何一つ困ることがないのです。感動はないけど何一つ困らない。これこそがWindows10最大の問題かもしれません。

結局はゲーム頼みか

一通り触っても、これぞというアプリはありませんでしたが、その中でも良かったのは「Candy Crush Saga」でしょうか。Candy Crush Sagaは、iPhoneやAndroidで人気のパズルゲーム。世界で一日9,700万人がプレイする人気のパズルゲームとのこと。世界的に人気のパズルゲームをWindows10向けに移植し、ユーザーを引き込もうという作戦でしょう。

ゲーム内容は、Candyを3つ揃えて消していくというルールのパズルゲーム。パズルゲームの定番ともいえる、使い古されたシステムですが、グラフィックやサウンドがしっかりと作られているため、楽しくプレーすることができました。

ゲームがWindows10の目玉になってしまうのもどうかと思いますが、「Candy Crush Saga」ぐらいしか、Windows10らしいアプリが見当たりません。

iPhone、Androidの有名アプリのWindows10版を

革新的なアプリをリリースするのが難しいぐらい、アプリも熟成されています。Windowsならではというアプリは無理だとしても、iPhone、Androidの有名アプリのWindows10版は必要でしょう。そのためには、Windows10が圧倒的に普及することが絶対条件。

失敗は許されないWindows10。これからどうなっていくのでしょうか。

 

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