Windows10が売れているのかどうかという記事がありました。
PC Watch記事:市場構成比は8.6%、Windows 10の出足は好調なのか
諸説あるでしょうが、はっきり言って売れていないと思います。Windows10の新機能がどうこうという話ではなく、新しいOSに変える必要性がないからです。さらに困ったことに、スマートフォンでほとんど事足りてしまうため、無理してパソコンを購入する必要がありません。Windows10の出来が良い悪いの問題ではなく、消費者が必要性を感じようがない状況になっています。
PC Watchに掲載されている、2015年10月のWindows 10搭載PC売れ筋ベスト10のパソコンをチェックしてみました。
1位「東芝 dynabook T75/TG」
Blu-rayドライブを搭載したノートパソコン。本体重量が2.3kgもあるので、基本的には外には持ち運ばないノートパソコンになります。本体サイズが大きいのを活かして、テンキーが付いているのは良い点でしょう。
本体性能も不満はありません。Corei7-5500U 2.40GHz、RAM8GB、1TBのハードディスクを搭載(HDDとNAND型フラッシュメモリのハイブリッドドライブ)。これだけの性能なら、何をするにしてもストレスなく使えるでしょう。
2位「NEC PC-DA770CAR LAVIE Desk All-in-one」
23.8インチの液晶ディスプレイ搭載のオールインワンデスクトップパソコンです。テレビチューナーを2つ搭載しており、録画しながら違うチャンネルを視聴することができます。肝心のパソコンとしての性能も文句ありません。Corei7-5500U 2.40GHz、RAM8GB、3TBのハードディスクを搭載しています。3TBもハードディスクがありますので、たくさんのテレビ番組を録画することができます。
iMacのようなパソコンですが、日本メーカーらしいテレビ機能を搭載しています。パソコンでテレビを見たい方にオススメのパソコンです。
3位「LAVIE Note Standard - NS150/CAW エクストラホワイト PC-NS150CAW」
低価格のノートパソコンです。約10万で購入出来るお値打ちなノートパソコンですが、本体性能を見てしまうと、あまりお勧めできません。Celeron Dual-Core 3215U 1.7GHz、RAM4GB、1TBのハードディスクという性能。DVDドライブを搭載しているため、2.4kgという重さになっており、持ち運ぶのも厳しい重さです。持ち運ばないのなら、もう少しお金を出して高性能なノートパソコンを購入したほうがいいでしょう。
4位「LAVIE Note Standard NS750/CAシリーズクリスタルホワイト PC-NS750CAW-J」
Corei7-6500U 2.50GHz、RAM8GB、1TBのハードディスクを搭載(HDDとNAND型フラッシュメモリのハイブリッドドライブ)と、かなり高性能な仕様になっています。Blu-rayドライブも搭載しており、オールインワンノートパソコンとして申し分のない性能です。東芝のdynabook T75/TGと同じように、本体サイズの大きさを活かしてテンキーを搭載しています。数字をたくさん打つ必要がある人にもオススメです。
4位
Corei7-5500U 2.40GHz、RAM8GB、1TBのハードディスクを搭載(HDDとNAND型フラッシュメモリのハイブリッドドライブ)。同じく4位の「LAVIE Note Standard NS750/CAシリーズクリスタルホワイト PC-NS750CAW-J」とほぼ同じ仕様ですが、価格が3万ほど安くなっていますので、こちらのモデルを購入した方がお得度は高いでしょう。
6位「LAVIE Desk All-in-one - DA570/CAB ファインブラック PC-DA570CAB」
21.5インチの液晶ディスプレイ搭載のオールインワンデスクトップパソコンです。テレビチューナーを1つ搭載しており、パソコンでテレビを録画をすることができます。Corei5-5200U 2.20GHz、RAM4GB、1TBのハードディスクという仕様に成っています。この仕様ならあと3万ほど出して、2位の「NEC PC-DA770CAR LAVIE Desk All-in-oneを購入したほうが良いでしょう。
7位「LAVIE Desk All-in-one PC-DA770CAB」
23.8インチの液晶ディスプレイ搭載のオールインワンデスクトップパソコンです。このパソコンもテレビチューナーを2つ搭載しており、録画しながら違うチャンネルを視聴することができます。Corei7-5500U 2.40GHz、RAM8GB、3TBのハードディスクを搭載しており、性能も申し分ありません。
8位「東芝 dynabook T75/TW」
Corei7-5500U 2.40GHz、RAM8GB、1TBのハードディスクを搭載(HDDとNAND型フラッシュメモリのハイブリッドドライブ)。ブルーレイドレイブも搭載しており、これ1台で大容量のデータもBlu-rayに書き込んでバックアップを取ることができます。これだけのフル機能で15万ですから、お買い得度は高い1台です。
9位「東芝 dynabook T75/TW」
Corei3-5015U 2.10GHz 、RAM4GB、ハードディスク1TBという仕様です。Core i3にRAM4GBという仕様にすることで、値段をやや落としたモデルにしています。少しでも安いモデルを購入したくなりますが、仕様と価格差を考えると、もう2万出して「東芝 dynabook T75/TW」を購入した方が良いでしょう。
10位「LAVIE Note Standard - NS350/CAW クリスタルホワイト PC-NS350CAW」
Corei3-6100U 2.30GHz 、RAM4GB、ハードディスク1TBという仕様です。9位の「東芝 dynabook T75/TW」と同じように、Core i3にRAM4GBという仕様にすることで値段を落としています。同じように、もう2万出して「東芝 dynabook T75/TW」を購入した方が良いでしょう。
ランキングを見て感じたこと
Windows10搭載パソコンの月間ランキングを見て感じたのは、世間はオールインワンパソコンを求めているということです。未だに幾つかデスクトップパソコンがランクインしていますし、ノートパソコンも持ち運ぶのが辛いぐらい大きいサイズのものばかりです。パソコン自体が大きい方が性能も良くなりますし、画面も大きいので文字も見やすくなります。ほとんどのことがスマートフォンで事足りるようになってしまった今、パソコンというものは自宅で使うものなのかもしれません。思ったより値段が高いパソコンが売れているところから推測すると、購入している年齢層がかなり高いと思われます。20代30代40代はほとんどスマートフォンで済ませて、50代以上の人たちがパソコンを購入しているのでしょう。この世代の人たちはパソコンに詳しくない人が多いと思いますが、パソコンの性能が上がりきったおかげで、何を購入しても大きな問題はなくなりつつあります。中途半端に10万以下のパソコンを購入してしまうより、15万以上お金を出し、オールインワン的なノートパソコンを購入した方が、長い目で見ると満足度が高いはずです。今回記事になっているランキングに登場しているパソコンをチェックしてみましたが、購入した人は概ね満足しているはずです。これからパソコンの購入を考えている方は、今回のランキングを参考にして検討してみてください。
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