VAIO S11を買うつもりだったのですが、、、結局「レッツノートRZ4」を購入しました。Surface3を手放して以来、まともに使えるWindowsノートパソコンを購入したいと考えていました。そんな中、突然「VAIO S11」が登場したので、すぐにチェックしに行きました。
画面は綺麗、動作もサクサクで、本体重量も軽い、文句の付け所がないノートパソコンになっているVAIO S11ですが、ひとつだけ残念な点がありました。キーボードが致命的に打ちにくいのです。キーボードのキーを押した感触は悪くありません。打鍵感は上々ですが、キーサイズが小さいせいで、全てを台無しにしています。あと1mmでも大きいキーにしてくれたら、最強のモバイルパソコンになったでしょう。
それでもVAIO S11を購入するか真剣に悩んでいたところ、レッツノートRZ4が安くなっていることに気づきました。最新のレッツノートRZ5が登場しましたが、大きくは変わっていません。型落ちのRZ4でも十分に戦力になるはずです。
「レッツノートRZ4」か「VAIO S11」か。どちらを購入するか悩んだ結果、レッツノートRZ4を購入することにしました。まだ使い始めて1日目ですが、レッツノートRZ4を購入して大正解だったと思います。
1日触ってみて感じた、レッツノートRZ4の素晴らしさを紹介します。
とにかく軽い
まずRZ4本体を手に持ってみて驚きます。とにかく軽いのです。ノートパソコンでここまで軽いものを持ったことはありません。軽いと言われるMacBookの重さが920g、それに対してレッツノートRZ4は750gです。こんなに軽いのに、本当にパソコンなのだろうかと心配になるほどです。いつもの鞄にMacBookではなく、レッツノートRZ4を入れただけで重さの違いを感じました。明らかに鞄が軽いのです。わずか170gの違いですが、鞄の重さが体感できるほど変わりました。
以前より、軽さは正義と提唱していますが、改めてその意味を噛み締めています。
質感が高い
ここまで本体が軽いと、質感が心配になります。かなり安っぽいプラスチック感の本体かと思いきや、綺麗な塗装と、精度の高い作りのおかげで、高い質感になっています。
さすが日本で生産しているパソコンです。Appleにはない、日本国内生産ならではの質感を感じます。
素晴らしいキーボード
レッツノートシリーズの特徴は、キーボードがしっかりしていることです。日本のビジネスマンが使うことを想定しているため、キーボードのキーがカッチリとしています。英語と違って、日本語をキーボードで打つのはストレスの溜まる作業です。少しでも良いキーボードであることが、そのストレスを軽減してくれます。日本のメーカーが作っているだけあって、海外製のパソコンには感じない、キーボードへの強い拘りを感じます。
※写真
10.1インチという小ぶりなサイズのRZ4。このサイズにキーボードを収めると、どうしてもキーが小さくなります。キーボードを見た瞬間に小さいと思いますが、実際に文字を打ってみてビックリします。想像以上にキーが打ちやすいのです。もっとミスタイプをするのかと思いきや、普通のキーボードに近い感じで文字を打っていくことができます。
MicrosoftのBluetoothキーボードのほうが、キー自体は大きいはずです。それなのに、明らかにレッツノートRZ4のほうが打ちやすいのです。なかなか良いキーボードに出会えず悩んでいましたが、僕が所有しているキーボードの中で、最強のキーボードになるかもしれません。
端子類が充実
USB端子が3つに、SDカードスロットを搭載しているのも、レッツノートRZ4の素晴らしいところです。USB Type C端子がひとつしかないMacBookとは大違いです。ある程度の拡張性がパソコンには必要です。デジタル一眼レフカメラで撮影した写真を撮り込んだり、その撮り込んだ写真をマウスで編集することも可能です。何かをやろうとすると、コネクターを拡張しないといけないMacBookとは違い、何をやるにしても快適な道具になってくれます。
道具として便利なこと。こんなに小さくて軽いパソコンでも、レッツノートはパソコンにとって大事なことを妥協していません。
メモリー4GBでも問題なさそう
ずーっと悩んでいたのがメモリーです。メモリーの増設をすることができないレッツノートRZ4は、最初に4GBか8GBのどちらを購入するかで悩むことになります。予算に余裕があれば、迷うことなく8GBモデルにしたほうがいいでしょうが、4GBモデルなら15万前後で購入が可能です。基本的に割高なレッツノートシリーズですが、こんなに軽いレッツノートが15万で購入できるチャンスです。
思い切って4GBモデルに妥協しましたが、これで正解だったと思います。今のところ遅くてイライラすることはありません。何をやるにしてもサクサクと動いてくれます。やっていることはMacBookと同じですが、サクサク感はレッツノートRZ4のほうが上に感じます。
OS自体が軽いおかげもあるかもしれませんが、ここまでサクサクと動いてくれるとは思いませんでした。
これで15万なら買い
この本体性能で20万を出せとなると少々悩みますが、15万で買えるとなると話は別です。1kgを切るノートパソコンは、比較的高価格帯のものばかり。それらの中でも、レッツノートRZ4はトップクラスの使いやすさです。15万を出す価値はあるでしょう。
モバイルPCといったら、MacBook AirかMacBookという風潮ですが、レッツノートRZ4こそが真のモバイルPCでしょう。レッツノートシリーズは、スーツを着たサラリーマンしか使っているのを見かけませんが、もっともっと評価されてもいいノートパソコンです。
これから毎日レッツノートRZ4を持ち出して、どんな世界が見えてくるのか。しっかりとレビューしていきます。
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