これなしでは生きていけないサービスといえば「Googleフォト」でしょう。無料で無制限に写真を保存することができるという、嘘としか思えない素晴らしいサービスです。ただし、無制限に保存するには写真のサイズに制限があります。無制限に写真を保存するには、1600万画素以下の写真にしなければいけません。1600万画素を越えるサイズの写真は、自動的に1600万画素まで縮小させることで、無制限に写真を保存することができます。最近のスマートフォンに搭載されているカメラは、ほとんどが1600万画素程度のカメラ。無制限に保存にするにチェックマークを入れておけば問題ありません。
1600万画素以下の写真だとしても、少し写真のデータを圧縮しているだけなので、普通に見る分には分からないでしょう。無制限に写真が保存できるようになったのが、2015年5月のこと。それ以前に大きなサイズで写真を保存していた方は、Googleアカウントの保存領域をほぼ使ってしまっている方もいるでしょう。この場合データ保存領域を増やすには、手動で大きいサイズの写真を探して消去していくしかありませんでしたが、自動でサイズの大きい写真を小さくしてくれる機能が搭載されています。
パソコンのWebページから
今回紹介する機能を実行するには、パソコンが必要になります。スマートフォンやタブレット用アプリの「Googleフォト」からはできません。パソコンがない方は、まんが喫茶などに行き、そこにおいてあるパソコンから、自分のGoogleアカウントでGoogleフォトにログインして実行しましょう。
- Googleフォトの設定をクリックして設定画面に切り替える
- 容量を解放をクリック
- しばらく時間がかかると聞いてくるがオッケーする
3ステップでデータ保存領域を解放してくれます。従来の仕様ですと、撮影したデータそのままでアップロードしてしまった写真を探す必要がありました。しかし、今回追加された機能を使えば、写真サイズをやや小さくする代わりに、データ保存領域を無駄に使っていた分を元に戻してくれます。
「写真と動画を高画質に圧縮しています...」と表記されたら、Googleのサーバーのほうで処理が行われています。この状態になれば、パソコンの電源を切っても大丈夫です。自分のパソコンで処理をしているのではなく、Googleのサーバー、いわゆるクラウドで処理が行われているからです。データを圧縮する容量が多ければ大きいほど時間がかかりますので、寝る前に実行するのが良いでしょう。
データを圧縮した結果
約10GBもの保存領域が解放されました。これで思う存分Googleのサービスを使うことができます。
スマートフォンだけではなく、一眼レフカメラで撮った写真もアップロードしている人は、知らない間に元のサイズ(そのままのデータ)でアップロードしているかもしれません。一枚一枚写真を確認して、サイズを小さくしていない写真を探すのは、かなり骨の折れる作業です。今回紹介した方法を使って、Googleサービスを使う上で大事なデータ保存領域を確保しておきましょう。
カメラ性能の良いスマートフォンを購入しておけば、綺麗な写真を撮ることができます。スマートフォンで写真を撮れば、ほぼ自動でGoogleフォトに写真をアップロードしてくれます。楽できるところは楽をして、幸せなIT生活をしましょう。
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