この夏1番楽しみにしていた、高城剛さんの新刊が届きました。多数の本を出版している高城剛さんですが、その中でもとくに人気が高いのが、「LIFE Packing」という本です。
高城剛さんが持っているモノを紹介するだけの本ですが、普通の人間じゃない高城さんだからこそのモノが満載。また、高城さんという変わった人間が使っていることが、この本の価値を生み、ただの商品紹介本とはひと味違う本になっています。
高城剛さんが普通じゃない理由のひとつに、家がないということがあります。家がない?!普通の人では全く理解できないでしょう。高城さんは、3年半ほど前に全ての不動産を売却し、家に住むという当たり前のアイデアをやめました。家に住むことをやめた結果、高城さんは世界中を飛び回ることになります。
生活の拠点はありません。あるのは高城剛という人間と、厳選されたモノだけ。その厳選されたモノを紹介しているのが、「LIFE Packing」という本なのです。
衝撃の「LIFE Packing」から3年半が経ち、高城さんが持つモノも変わってきました。そろそろ内容をアップデートしないといけないということで、最新の内容にアップデートしたのが「LIFE Packing2.1」という訳です。
首を長くして待っていた方もいるでしょうし、頭の狂ったことを言っている人だなぁと思う方もいるでしょう。人によって受け止め方は様々。この生き方が正解かは分かりませんが、読んだ人すべてに、何かの気づきを与えるはず。
くだらないガラクタばかり紹介しやがって思うのもよし、読みながらネットショップで注文するのもよし。人それぞれ違った楽しみ方ができる1冊になっています。
ハイパーライフクリエイター高城剛の「LIFE Packing2」を紹介します。
旅行期間の長さで4つに分けてある
ただ高城さんが使っているモノを紹介している本ではありません。日程別に必要な荷物を分けて紹介しています。「1日」「2泊3日」「2週間から半年」「1年」と旅の長さによって荷物を分けてあります。2泊3日の旅行に行く場合は、「1日」と「2泊3日」の荷物を足すということになります。1年の旅行だと、「1日」「2泊3日」「2週間から半年」「1年」と全ての荷物を持っていくことになります。期間の長さによって荷物を分けることで、旅行時にどういった荷物を持っていけばいいのか教えてくれます。
この本を読むことで、いかに無駄な荷物をたくさん持って旅に出かけているか思い知らされるでしょう。
1DAYは手ブラで
1DAYは違う国に行くときの荷物ではなく、普段の生活で必要な荷物になります。僕らに置き換えると、「行ってきまーす!」と家を出ていくときの荷物になります。
超ガジェットオタクの高城さんなら、たくさん荷物を持っているようなイメージですが、普段は手ぶらで過ごしているようです。仕事はiPhone6sとBluetoothキーボードでこなし、電池がなくなったら、YOLK SOLAR PAPERという太陽光パネルと、OUKITEL K1000というAndroidスマートフォンで充電しているようです。
ここで紹介されているBluetoothキーボード「iLepo Flyshark2」と「OUKITEL K1000」というAndroidスマートフォンを購入して使っていますが、さすが高城さんと思いました。
Bluetoothキーボードは、普通のキーボードより1列少ない4列のキーボードになっています。1列すくないことで、数字を入力するキーがありません。ファンクションキー(Fn)と他のキーを組み合わせることで、数字キーを代用しています。数字の入力には手間取りますが、その分コンパクトなBluetoothキーボードになっています。少しでも荷物をコンパクトにしたい高城さんならではの選択。また、キーの打鍵感は上々で、カッチリとした押し心地があります。下手なBluetoothキーボードより打鍵感は良いです。コンパクトでも打鍵感には妥協をしないところが、さすが高城さんだと思いました。
モバイルバッテリーとして使える「OUKITEL K1000」も購入して大正解。重くて大きいのに、予備バッテリーにしか使えないことに納得がいかない高城さん。そんな高城さんが選んだのは、1000mAhという大容量のバッテリーを搭載したAndroidスマートフォンでした。実際に手に持ってみると、ズシリと重いのですが、ほとんど電池が減りません。この重さは伊達じゃありません。スマートフォンとしての性能も上々です。サクサクと何でもこなすことができます。普通にスマートフォンとして万能なのに、OUKITEL K1000からiPhoneやAndroidスマートフォンに充電ができます。もちろん、12インチMacBookに充電できますよ。
他にも面白いモノが紹介されていますので、本を読んで確認してください。
2泊3日も手ブラで
日常生活が手ぶらは分かりますが、高城さんは海外旅行も手ぶらで行っています。2泊3日程度の旅行は、手ぶらです。以前は荷物の受け取りの無駄な時間を無くしたいということで、機内持込みできるバックパックを使っていました。あれから3年半経ち、高城さんは手ぶらで海外に行くようになりました。
手ぶらで海外に行く秘密は、このウエストポーチのようなものです。ウエストポーチと呼ぶには心許ないサイズです。実際に手元に届いて、これはサイズを間違えたかと思ってしまったほど。こんなポーチじゃ荷物なんて入らないだろうと思いましが、ビヨーンと伸びる素材になっており、500mlのペットボトルを収納可能です。とはいっても、500mlのペットボトルでいっぱいいっぱいのサイズです。ここに何を入れるのだろうと思うでしょう。2泊3日分の下着とシャツと、シャンプー、歯磨きセット、マッサージクリーム、ヘアムースなどのエチケットセットやパスポートです。こんな小さいところに入る訳ないだろうと思ってしまうあなた。どうして入るのかは、本を読んで確認しましょう。
2週間から半年はバックパックで
これだけ長期の旅行となると、それなりの荷物が必要なになってきます。以前は機内持込みできるキャリーバックで移動していた高城さんですが、今では10Lのバックパックと紙袋のみ(紙袋にはドローンを入れています)。もうまったくもってい理解不可能ですが、半年程度の旅行なら、10Lのバックパックで大丈夫のようです。
ここで紹介されている中で衝撃だったのが、ギョサンサンダルというサンダルとです。正直こんなダサいサンダルなんて履けるかと思いましたが、実際に履いてみて驚きました。今までのサンダルにはない安心感。それもそのはず、漁業関係者の方が使っているサンダルで、車に轢かれて足が壊れても、このサンダルは壊れないと言われるほどのようです。1000円程度のサンダルですが、サンダルはこれしかないと思えるほどです。騙されたと思って買ってみてください。
1年以上はスーツケース2つ
1年以上はの旅は、どこかを拠点にして、その都市の定宿に置いていくようです。預けるためと荷物を移動させるためにスーツケースを使っているようです。2つのスーツケースだけで1年間を過ごす荷物が入ってしまうことに、ただただ驚くばかりです。
相変わらず玄米を炊く炊飯器を2つも持っていっていますし、普通の人がスーツケースに入れるようなものは全く入っていません。どんなものが入っているかは、本を読んで自分の目で確認してください。
未来
実はもう1項目あります。それは未来のパッキングです。こんなモノ本当に可能なのか目を疑いますが、そう遠くないうちに、見かけるようになるのかもしれません。家がモノになるともいえる、衝撃のモノ。これもご自分の目でお確かめください。
僕が購入したモノ
この本を読みながら購入したのがこちらです。ネット上の評価など気にせず、高城さんが紹介している、ただそれだけで発注しました。
※他にもまだあります。後日紹介します。
こんなモノ買って良かったのだろうかと思うモノもありましたが、実際に使ってみて唸らされました。さすが高城さんという感じです。使ったときの納得感が半端ありません。この本を読んで商品を注文した多くの方が、きっと僕と同じような気持ちになったことでしょう。
考える前に発注する。これこそが、この本をより楽しむための行動です。新しいヒントは、理解できないような人が気付かせてくれます。きっと高城さんが紹介するモノが、あなたの新しい未来を切り開いてくれるでしょう。
なんと、Kindle Unlimitedに対応しています。月額980円で雑誌や本が読み放題のサービスに加入すれば、今すぐにLIFE PACKING2.1を読むことができます。
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