今年初のガジェットを買ってしまいました。年明け早々に寄った大型電気店で見て衝撃を受けたLenovo YOGA BOOK。実物を見た衝撃が忘れられず、もう我慢できませんでした。

とりあえず一通りのセットアップを終わらせ、5時間ほどYOGA BOOK使っている感想は、思ったより実用性があるということです。もっと色物的な端末を想像していましたが、結構まともに使えてしまうのです。

特殊なキーボードとトラックパッドを採用しているので、もっと使い物にならない際物を想像していましたが、これが意外にも普通に使えて興奮しています。

これならモバイル端末として毎日持ち出せます。これからじっくりと触って見えてくることもあるとは思いますが、まずは軽くYOGA BOOKを触った印象を書きます。

自称モバイラーのような人は間違いなく気になる端末LenovoのYOGA BOOKはどんな端末なのでしょうか。

PS:今回購入したYOGA BOOKは、Windows版のcellularモデルです。

薄くて軽い

とにかく軽くて薄い、YOGA BOOKを初めて見たときの印象ですが、購入してじっくりとYOGA BOOKを見てみると、改めてその薄さと軽さに驚かされます。液晶面の板とキーボード面の板が、チェーンのような金具でくっついているだけのデザイン。キーボードの板のほうに物理的なキーがないため、今までに見たことのないビジュアルでインパクト抜群です。

この衝撃的なデザインのだけのために、YOGA BOOKを購入してもいいと思わせるほど。しかもこの軽さです。少々実用性がなくても、ただ斬新というだけで購入するのもありでしょう。

キーボード

YOGA BOOKが気になる多くの人の不安は、この特殊なキーボードでまともに文字が打てるかどうかでしょう。YOGA BOOKは凹凸がない特殊なキーボードを搭載しています。何がHaloなのかさっぱり分かりませんが、このキーボードはHaloキーボードと呼びます。

キーボード面を触るとバックライトが点灯しますが、凹凸がないため、指の感触でキーを探せません。感触ではなく、感覚だけを頼りにキーを打つしかありません。今まで培ってきたタイピング技術をフル活用して、フラットな板に点灯されているキーを押していきますが、どうしてもミスタイプをします。完全なブラインドタッチで文字を打っていくのは不可能です。多少はキーボード面に目をやって確認しながら打つことになるでしょう。チラチラとキーを見ながら打っても、ミスタイプをします。

完全なブラインドタッチは不可能ですが、快適に文字を打てないという訳ではありません。iPadのソフトウェアキーボードより、若干打ちやすいというレベルでしょうか。もう少し打ち慣れれば、ノートPCに近い感覚で文字が打てるかもしれないと、微かな希望は感じさせてくれます。

この記事はYOGA BOOKで執筆していますが、いつもより遥かに遅いペースですが、ありえないほど遅いという訳ではありません。YOGA BOOKで十分ブログは書けるレベルなのを保証します。

トラックパッド

キーボード以上にまともなのは、トラックパッドです。Windowsのトラックパッドは、MacBookに比べると遥かに劣る使用感のものばかりです。見た目はMacBookと変わらないように見えますが、操作のスムーズさや快適性が雲泥の差です。

物理的なパッドではないので、まったく話にならないだろうと思って使ってみると、意外にスムーズに操作できます。勿論MacBookよりは劣りますが、下手なWindows PCよりは快適です。Windowsでここまで操作できれば十分です。

予想に反して使えるのが、YOGA BOOKのトラックパッドです。

液晶ディスプレイ

綺麗です。素直に綺麗といえるレベルの液晶ディスプレイです。視野角も広く、色味もかなり綺麗な液晶ディスプレイを搭載しています。安いノートPCレベルの液晶ではなく、現代のタブレットレベルの液晶ディスプレイです。

10.1インチのサイズに、解像度が1920×1200もあり高精細ですが、高精細すぎて見難いということはありません。拡大率は150%になっていますが、小さすぎず大きすぎない、見やすい文字やアイコンのサイズになっています。

この液晶ディスプレイなら文句はないでしょう。

動作速度

これは、ATOMという時点でお察しください。速い訳がありません。よくWebのレビュー記事などで書かれている、軽い作業なら快適というレベルです。たまに一瞬固まったようになって操作を受け付けないときもありますが、イライラするというレベルではありません。

6万で買えるノートPCと考えれば、十分に合格点です。

買い!

色々とYOGA BOOKのレビュー記事を読んでも、買いなのか買いじゃないのか、サッパリ分からない記事ばかり。思ったより使えるとか、そこそこ実用性はあるというようなことしか書いてありません。

そんなことはどうだっていいんです、普通のノートPCよりは使いにくいのは、YOGA BOOKを見れば分かります。このYOGA BOOKが気になっている人は、これは買っても大丈夫なレベルの端末なのかどうかということでしょう。

僕が結論を出します。

YOGA BOOKは買いです!

そもそもこの端末を気になっているような人は、普通の人間ではありません。新しいガジェットばかり気になってしまう変態です。そんな変態は、決して打ちやすいとは言えないキーボードや、ややモッサリな使用感なんて、幾度となく乗り越えてきたはずです。

あなたが経験してきたものがあれば、YOGA BOOKの弱点は十分にカバーできます。この薄さで690gという重さに、ほぼフルサイズのキーボードを搭載したWindows端末。これだけで買う理由としては十分すぎます。

他にあなたを納得させる理由が要りますか?要らないでしょう。さぁ迷わず買いましょう。きっとこの記事を読んでYOGA BOOKが気になっているあなたは、僕と同じ変態ガジェッターなのですから。

 

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