名古屋ライフハック研究会主催、元スターバックスジャパンCEO岩田松雄氏の講演会に参加してきました。講演会も大変素晴らしい物でした。さらに、その後の懇親会では、スターバックスのパートナー方ともお話しができ、あまりに興奮し、我を忘れてしまいました(笑)

4月13日 【ミッション】元スタバCEO岩田氏x名古屋ライフハック研究会(愛知県)
参加者の意識の高さにビックリ!

岩田氏の言うMISSION経営とは?

岩田氏は3つの会社の社長を務めてきました。ゲーム会社のアトラス、化粧品会社のボディーショップ、スターバックスジャパンです。特にボディーショップとスターバックスジャパンでの経験から確信したのが、会社や働く人には「MISSION」が必要だということ。本当に大事なのは、目先の利益ではなく、もっと本質的に働く使命が必要なのです。

例えば、スターバックスのMISSIONは何でしょうか。「人々の心を豊かで活力あるものにするために」です。お客様の心を豊かで活力あるものにするために、店舗があって、美味しいコーヒーを提供し、素晴らしいパートナー(店員さん)がお客様と接する。この当たり前のように思えることも、会社のMISSIONをしっかりと掲げることにより、そこで働く人たちすべてが、同じ意識で働くことができています。

経営というものは、目先の数字に目がいきがちですが、本当に大事なのは数字ではなく、数字では表現できない、もっと心の深い部分、目に見えない気持ちのようなものが大事だということです。

スターバックスにはマニュアルがありません。

OUR STARBUCKS MISSION | スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックスのMISSIONとは?

ここに書かれている事だけだそうです。あとは、スターバックスの精神に基づいて働くだけ。スターバックスで働く人すべてが、同じ気持ちを共有しているから、スターバックスという素晴らしいブランドがあります。

普通の社会人の感覚からいくと、そんなのは無理だろうと思ってしまいます。僕もサラリーマンを10年以上していますが、未だに会社の顔色を気にしながら仕事をしています。こんなことしたら怒られるんじゃないか、これを言ったら、総スカンを喰らうぞ等。

きっと僕だけじゃなくて、こういう方が大半だと思います。そしてそんな仕事をしているうちに、「本当にこれでいいのだろうか」と疑問を胸に抱きます。疑問を抱いても、生きていくためには仕方ないと思い、そういった疑問を忘れて、いつのまにか日々が過ぎていきます。

本当に素晴らしい会社になるためには、スターバックスのような精神で働く必要があるのは間違いありません。しかし、現場で働く平社員がこのような意識で働いたとしても、報われないことが多いように思います。ともすれば、素晴らしい精神で働いていたとしても、心ない言葉を浴びせてくる人もいます。だからこそ、岩田氏の言う「MISSION」を経営者の人たちが掲げて、会社の正しい方向性を掲示していくことが、素晴らしい未来を作っていくはずです。

しかし大半の人が経営者ではない

世の中の大半の人は経営者ではなく、雇われる側の人間です。しかし社長ではなくとも、自分の「MISSION」を常に問い続け生きていくことが、仕事の質を変え、自分の本当に使命に気づき、新しい仕事にありつけるかもしれません。

自分という会社の社長は自分だけです。未来がどうなるかは、自分の気持ち次第。自分の中に正しい「MISSION」があれば、どんな環境であれ、未来を切り拓くことができるでしょう。

懇親会でスターバックスのパートナーの方と話して確信

僕もとある素晴らしい出来事をきっかけに、週に4回はスターバックスに行く、スタバファンになりました。僕が感じているスターバックスの素晴らしさが、今回の岩田氏の講演だけでなく、スターバックスの現役パートナーの方と話すことで、すべて本当だったというのが分かりました。

パートナーの方が、スターバックスの事を話す時の目がキラキラ輝いていました。あんなに自分の仕事に誇りを持って、嬉しそうに話す人を見たことがありません。僕のスターバックスでのエピソードを話しているうちに、いつのまにか僕は泣いていました(笑)本当に感動しました。

MISSIONを探して

是非、岩田氏の素晴らしい著書を読み、自分のMISSIONについて考えてみてください。

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