昨日BIOSの更新に失敗し、僕のASUS Eeebook X205TA」は、何もできないノートパソコンになってしまいました。自力でなんとかしたいところですが、BIOSの更新に失敗してしまうと、素人の手ではどうしようもありません。真っ黒の画面のまま動かないのですから、もうメーカーに頼るしかありません。ウンともスンとも言わないASUS Eeebook X205TAを修理に出すため、ASUSジャパンのコールセンターに電話をしました。
ASUSは日本のメーカーではありません
ASUSは日本のメーカーではありません。台湾の台北市に本社があるメーカーです。PCパーツ、周辺機器を製造するメーカーでしたが、いつの間にかノートパソコンやタブレット、スマートフォンを自社で販売するようになりました。表には出てこない裏方的なメーカーという印象でしたが、今ではパソコン市場で大きな存在感を示しているメーカーのひとつになっています。
そのASUSの日本法人が、ASUS JAPANとなります。日本に本社がない会社はサポートが悪いという印象がなんとなくあります。日本に会社があった訳ではないので、サポート面が弱いのは仕方がないでしょう。とはいっても、日本法人の会社ですから、それなりの対応はしてくれることを期待して、コールセンターに電話をしました。
ところが電話をして話しているうちに、僕の気持ちは大きく変わりました。それなりの対応どころか、素晴らしいサポート対応をしてもらい「MajiでKoiする5秒前」状態になってしまいました。サポートの対応があまりに素晴らしいため、ASUSファンになろうと誓った次第でございます。
担当者に変わることなく、素晴らしい対応
こういったサポートセンターに電話をするとありがちなのが、担当者に変わりますからお待ちくださいとなるパターンです。とくに技術的な問題を解決するために電話をすると、窓口の女性では対応が難しいからか、技術的な知識を持った男性に変わるというパターンが多い印象です。
今回電話したASUSジャパンでも、当然そうなるのだろうと思いきや、一度も人が変わることはなく、電話応対した女性が最後までやりきりました。しかも、ただ対応したのではなく、こちらの予想を大幅に上回る対応だったのです。
的確で分かりやすい電話応対
そもそも技術的な問題が発生したときに、電話で対応するということ自体に無理があります。対面で説明してもなかなか理解するのが難しいこともあります。それなのに、トラブルの対応を声だけでする訳です。
しかし、デジタル機器にトラブルはつきもの。何か問題が発生したときには、サポートセンターに電話するしかありません。対応する電話口の方は、こちらの状態をイメージした上で、無駄のない応対をしていかないといけません。お互い顔が見えない状態で話をするために、相手の気分を害してしまう可能性も多いにあります。ところが、今回のASUSジャパンの対応は完璧でした。あまりに素晴らしすぎて、ASUSファンになってしまいました。一件のトラブルが転じて、大ファンになってしまう。これこそが究極のサポートセンターでしょう。
相手を不安にさせない心遣い
今回の僕の故障状況は、BIOS更新に失敗したため、何も画面に映らなくなったという症状です。こちらの故障状況を告げると、サポートの方は、冷静に優しく手動でBIOSを立ち上げることができないか試みようとしました。
「電源ボタンを1分間押し続けていただけますでしょうか?」
「私が60秒数えていますので、私の指示が出るまで電源ボタンを押し続けてください」
「今度は、電源ボタンを押して電源ランプが付きましたら、F2ボタンをポンポンポンと画面が点灯するまで押していただけますでしょうか。連打をするような感じでF2ボタンを何度も押してください」
「電源は入りましたでしょうか。ポンポンポンと画面が点灯するまで連打してください。ポンポンポンと」
あらゆる手を尽くしましたが、僕のASUS Eeebook X205TAの画面は黒いままです。結局ASUS JAPANの修理窓口にパソコン本体を送ることになりました。
ASUS JAPANへの修理品の送り方は、着払いでASUS JAPANへ送る方法と、自宅まで運送会社の方に取りに来て頂くというやり方の2つの方法があります。少しでも早くASUS Eeebook X205TAを使いたいということもあり、自分でASUS JAPANへ送ることにしました。
購入してから1年以内のため無償になる可能性も
購入してから1年以内は、使用者の過失がなければ、無償で修理対応という説明を受けました。ただし、僕のケースは、BIOSの更新に失敗したという状況。このケースをASUSがどのように判断するかは難しいところです。僕の今の気持ちとしては、有償でもまったく構わないという気持ちです。サポートの対応があまりにも素晴らしかったので、こちらからお金を払いたいぐらいの気持ちです。
素晴らしいサポート対応を受け、一気にASUSファンになりました。「MajiでKoiする5秒前」どころか、「大スキ!」状態です。サポートの対応が素晴らしいだけではなく、リリースする製品も、素晴らしい製品が増えています。そう遠くないうちに、ASUS Eeebook X205TAのような軽いノートパソコンで、もっと高性能なノートパソコンも出してくれるでしょう。
個人的にASUSの製品ですぐに欲しいものは、「ASUSTek ZenWatch」です。Apple Watchにはイマイチ惹かれませんが、ASUSのZen Watchなら買ってもいいかなぁと思うのです。
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